虹の橋 | Mohala Ka Lehua

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HawaiiとHula Halauの日常を綴ります


私の家には3匹の猫が暮らしていました。
3匹とも、捨て猫、保護猫、野良猫  🙀🐈😿です。
ご縁があって、うちにやってきた子達だと思います。
長女のうめ子ちゃんは、うちのお庭にどなたかが
捨てていったみたいです。
玄関側に車が戻ってくると、お庭からダッシュで
走ってきて、ニャァニャァと泣き叫んで、
まとわりついてきました。
今、思えばお腹が空いて、寒くって
必死だったのでしょうね。
家に住んでいた経験があるからでしょう、
玄関から家に入りたがった子でした。
あれから14年7ヶ月
昨日、虹の橋に向かって旅立ちました。
15歳でした。

昨年3月末に乳癌と診断され、
4月に手術。
1ヶ月後の5月の検診時に再発が認められました。
猫の乳癌は悪質とのこと。再発したら、2ヶ月と
宣告されました。びっくりガーンえーん
10月にはHo'ike 、
その前に、泣かなきゃならないの…⁉️
覚悟を決めて、日々 を過ごしてきました。
ところが、5ヶ月後のHo'ike もスルー、
お正月も、無事に迎えました。
1月は、少しあぶないな、と感じ 焦りました。
それからも様子を見ながら
受診、治療を続けてきました。
お約束事していても、ご迷惑をおかけした方もいらっしゃいます。大変失礼を致しました。
6月中旬が最後の受診になりました。
かかりつけの獣医さんから"こんな仔、見たことないですね。凄い生命力ですね!!"と。
ただ、先生も私ども家族も感じていることはありました。
私が、いつも忙しく留守にしておりました。
土日、様々なスケジュールが入っており、 
そして、ずっと楽しみにしていた、女子旅にも行くことができました。
不安があったので、娘に帰宅してもらい、
一晩、見てもらいました。
その日の夜、娘の帰宅が、よっぽど嬉しかったらしく、ご飯は全て食べたそうです。
その前に、自力で、階段を上がり、息子のベッドでお昼寝していたとのこと。
やせ細ってきたものの、
ご飯は自力で食べていました。
私が娘と入れ替えに帰宅した時も、
食べる量は減ってはいるものの、食べることは諦めなかった。
金曜夜、帰宅する私を待っていてくれました。
彼女が気にいるような ご飯を用意して目の前におきましたが…食べたくなぁい…。
お気に入りのチュールも ダメ。
急に力なく、ぐったりとした感じ。
覚悟を決めました。彼女と一緒にいようと。
夜中に、自分のベッドから這いずり出し、
庭に面した窓の方へ、もう歩く力もありません。
ベッドを窓の方へ移し、窓を全開に。
風や虫、カエルの声に耳を傾け、時々、
遠くを見つめています。
午前4時頃、少しずつ空が白んでくると、
また、遠くを見つめ。
呼吸は、規則正しく お腹の動きで分かりました。
私が、仮眠した、ほんの30分ほどの間に
神様がお迎えに来てくださったようです。
6月29日 7:00頃でしょう。
虹の橋に向かって、旅立ちました。
とても穏やかなお顔でした。
お世話になった獣医さんにお伺いした
セレモニーホール
雨に濡れて、外観は寂しそうに見えましたが、
中へ白で統一され、心洗われる空間でした。
最後のお別れをし、
うめこちゃんの写真をみながら思い出話をして待ち、
お骨を家族でひろい
小さい小さい



獣医さんから贈られたステキな花束💐
に見送られ。

身体障害もあったうめ子ちゃん。
こんなに長生きできたのは、奇跡的ですが、
ずっと、寛大なお気持ちで診てきて下さった
ぬまた先生のおかげです。
温かいお気持ちで、いつも患者とその家族の
ことを想い、諦めずに治療をして下さいました。
感謝の気持ちでいっぱいです。

うめ子のいない生活にはまだ慣れません。
ご飯の入れ物も
いつものように3匹分用意したり、
家のなかのあらゆるところに、
うめ子の姿を想います。
細くなった 小さな足だけど、
しっかりと、天国に向かって歩いて行ってください。
私達家族はあなたと過ごした日々を、
あなたの愛らしいお顔と姿を
忘れません。


あなたの生命力に、私達は 学びました。
ありがとう うめ子

ありがとう


Lehua