なんか風邪引きやすくて、という人
家族や職場の人が風邪やインフルエンザにかかってしまって、うつらないようにしたい人
ガンやいろいろな病気の予防を心がけたい人
アジアや中東などの海外旅行先で食あたりに会いたくない、という人
免疫力を高めて病気にならないための生活習慣等まとめます。
基本はみなさんご存知の通り、良いものを食べて寝て運動です。
また、その2ではサプリについてまとめます。
現代医学ではウィルス性の風邪など、ウィルスに効く薬はありませんが、ハーブにはウィルスに効果のあるものがあります。
体がもともと持っている免疫パワーを引きだし、免疫力を高めるハーブ、細菌やウィルスを抑える効果のあるハーブを紹介します。
それぞれが、古くからいろいろな国や地域で感染症の薬として重宝されてきたものです。
ウィルスやガンをやっつける!ナチュラルキラー細胞(NK細胞)
ナチュラルキラー細胞(NK細胞)とは、リンパ球の一種、リンパ球とは白血球の一種で
血液中を巡回し、体内に侵入した異物に攻撃して退治する免疫力の要となります。
ナチュラルキラー細胞(NK細胞)の働きを活性化することで、免疫力を強化できます。
特に腫瘍細胞やウイルス感染細胞の拒絶に重要です。
健康的に良い食事 「まごはやさしい」
まごわやさしい食事は体に必要な栄養をバランスよく、体に負担をかけずに摂取できる理想の食事です。
超有名スポーツ選手や芸能人の食生活指導をするカリスマ栄養アドバイザー杏林予防医学研究所所長の山田豊文先生の提案した食事法です。
ま 大豆、あずきなど豆類のこと。タンパク質、マグネシウムの摂取に
ご ゴマ ナッツ クルミ アーモンドのこと。不飽和脂肪酸・ビタミンEの摂取に
わ わかめ コンブ のりなどのこと。ヨード、カルシウムの摂取に
や 野菜、根菜のこと。ベータカロチン、ビタミンCの摂取に
さ 魚のこと。タンパク質、オメガ3脂肪、亜鉛の摂取に
し しいたけ、しめじなどきのこ類のこと。多糖類、食物繊維の摂取に
い じゃがいも、さつまいもなどイモ類のこと。食物繊維、炭水化物の摂取に
<ナチュラルキラー細胞(NK細胞)を活性化する>
・ポリフェノール :春菊、ブドウ、トマト等
・アリシン :にんにく、長ネギ、タマネギ、ニラ等
・イソチオシンアナート :ブロッコリー、キャベツ、かぶ、大根等
<皮膚や粘膜強化しウィルスや細菌をブロックする>
・βカロチン: シソ、にんじん、モロヘイヤの緑黄色野菜
<リンパ球を増やす>
魚介類は、リンパ球を増やすといわれており、できれば生で食べるのが一番よい。
<免疫力を高める>
・β-グルカン: しいたけやえのき、えりんぎなどのきのこ類
ビタミンミネラル
免疫力を高めるため、まず第一はミネラルとビタミン補給です。
ミネラルとビタミンが白血球の働きを活性化し、病原体が増殖するのを防ぎます。
特に、ビタミンCは、「ビタミン博士」として有名なライナス・ボーリング博士が
「風邪をひいたと思ったら、ビタミンCの錠剤(500mg)をすぐ飲む。さらに2時間おきに飲めば風邪は治る。
また、毎日グラム単位で摂取すれば、風邪にはかからない」と発表し、世界中の話題となりました。
みかんなどのフルーツや野菜からビタミンCを摂れば、
それに含まれている免疫力をつける成分であるポリフェノール類も一緒にとれます。
また、アメリカでは亜鉛も風邪に有効といわれ、
ビタミンCの大量摂取と並んで亜鉛トローチの服用がごく一般的に行われているそうです。
(亜鉛は有効ではないという説もあります。)
マルチビタミンミネラル まとめは → こちら
睡眠は免疫力を高める
睡眠不足でナチュラルキラー細胞が減少
睡眠不足は、免疫力が低下し体を壊しやすくなり、体内に腫瘍ができることを防ぐ役割も持つナチュラルキラー細胞が減少することで、発ガン率も高くなってしまいます。
また、深い眠りのときに脳下垂体から成長ホルモンが分泌するのですが、睡眠不足になることでこの働きが妨げられ、細胞の新陳代謝がうまくいかず、皮膚にダメージをおったり筋肉が弱まったりします。また最悪の場合、脳に悪影響を与えることもありえます。
さらに睡眠不足は体の抵抗力をなくすと同時に、心の抵抗力も弱めてしまうため、やる気がでなかったり、前向きに物事を考えられなかったり、イライラして怒りっぽくなってしまったりします。
たとえ心労があって眠れなくても、体を横にして休めているだけで、免疫力は高まると言われています。
20分ぐらいの昼寝でも、免疫力を高めます。これは体内のメラトニンというホルモン物質の増加によるもので、このメラトニンが活性酸素という有害物質を減少させるからです。
睡眠不足 風邪ひきやすく免疫力に影響? (2009年1月23日 毎日新聞より)
睡眠不足だったり、眠りの質が悪いほど風邪をひきやすいことが米カーネギーメロン大などの研究チームが実施した調査で分かり、今月の米医師会誌(JAMA)に掲載した。
予防には日ごろから、十分な睡眠が必要と言われるが、それを裏付けたことになる。
調査は00~04年、公募に応じた健康な男女153人(21~55歳)を対象に実施した。
睡眠時間のほかに、熟睡度を測るためにベッドで寝た時間を、2週間にわたって調べた。
その後、風邪の原因ウイルスを含んだ点鼻薬を投与し、約1カ月後の症状や血液検査による感染状況を調べた。
その結果、睡眠が7時間未満の人では8時間以上の人に比べて風邪をひいた人の割合は2・9倍も高いことが分かった。
また、ベッドで寝ている時間の割合が92%未満の人では大半をベッドで就寝している人に比べて5・5倍も多かった。
体重や社会的地位などの因果関係は認められなかった。
風邪をひきやすい状況になっても、十分で質の高い睡眠を取っていれば発症しにくいことをうかがわせた。
研究チームは「風邪予防には睡眠と言われてきたが、それを示すデータは乏しかった。
睡眠が免疫力に影響を及ぼしているのではないか」と指摘している。
安眠サプリまとめは → こちら
継続した運動習慣でナチュラルキラー細胞活性化
ナチュラルキラー細胞は運動に対して明らかに反応します。
運動強度に応じてナチュラルキラー細胞活性は高まり、運動をやめると活性は低下します。
問題なのは、無酸素作業閾値(AT)を越えるような高い強度の運動後や,2時間以上の運動後には顕著な低下がみられるということです。
この時期には免疫力が抑制され、感染の危険性が高くなります。普通,活性低下は運動後6時間から24時間元に戻りますが、時には1週間以上も戻らない例もあります。
一方、継続した運動習慣を持つ人の安静時のナチュラルキラー細胞活性は、標準より高いことが示されています。
つまり1回の運動ではデメリットをもたらす運動条件でも、習慣化することによってより大きな免疫能力獲得することができるのです。
免疫力UPあれこれ
口呼吸は免疫力を低下させる万病のもと
鼻呼吸は、鼻毛で大きなほこりを除去し、表面に繊毛を持つ繊毛細胞が異物を除去。鼻腔に張り巡らされた毛細血管によって湿気を帯びた空気が入る。舌もまた、上前歯の裏側の少し裏側の少し後ろに位置するから、口腔内の空間は狭まり、唾液で潤い粘膜が正常に保たれます。
口呼吸は外気が直接口腔内に入り、舌や口の粘液が乾燥。唾液不足によってカビの一種のガンジダの繁殖や、口内炎、肺炎、インフルエンザなどにかかりやすくなり、ドライマウスの原因となります。ドライマウスは、虫歯や歯周病、口臭を招くとともに、免疫力を低下させる万病のもとになります。
口呼吸が治る「あいうべ」体操
①「あー」と口を大きく開く
②「いー」と口を大きく横に広げる
③「うー」と口を強く前に突き出す
④「べー」と舌を突き出して下に伸ばす
①~④を1セットとし、1日30セットを目安に毎日続ける。2~3回に分けてもよい。
(声は出さなくてもよいそうです。)
1日30分 笑う!
作り笑いでもOK! 本気笑いで35%免疫力UP、作り笑いでも25%免疫力UPします。
森林浴
森林浴により、リンパ球のNK細胞が50%くらい活性化します。
身体を冷やさない
体温が1度下がると・・・
免疫力は 37%低下 かぜや色々な病気にかかりやすく、治りにくい。
基礎代謝が 12%低下 1日200~500kcal代謝が低下し、1ヶ月で体重が1~2kg増える。
体内酵素の働きが 50%低下 栄養の消化だけでなく、エネルギー生産力も低下する。
ガン細胞は低体温を好む 特に35℃を最も好み、39.3℃で死滅する。
健康な人 36、6℃
身体細胞の新陳代謝が活発で、健康で活動的、免疫力も高く、ほとんど病気をしない状態を保つ。
低体温 35、5℃ 自律神経失調症、排泄機能低下、アレルギー体質など新陳代謝が不活発。
遺伝子の誤作動が多くガン体質といえる。ガンは35度を好む。 基礎代謝が50~60%になる。
肌がくすむ。
腸内環境バランスは健康の鍵 → こちら
体内酵素について 詳しくは → こちら
アジアや中東などへの旅行での下痢対策
ウィルス性下痢には
旅行中、乳酸菌を毎日取ると効果があったという口コミが多数ありました。
![パンダ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/006.gif)
それから、お腹を壊したら
コーラ(常温のものがいい)に塩を一つまみ入れて飲む、
コーラと塩味のクラッカーを一緒に食べる、というものがあって、
本当に下痢が止まりました。
旅行中ずっと飲んでいたら太りましたけどね(^_^;
(※コカ・コーラはもともと薬として誕生したものだそうです)
免疫UP サプリまとめ 続きは→ こちら
風邪・咳・のどの痛み・頭痛のサプリまとめは → こちら