夏の魚料理は梅の酸味で涼しげにいただきませんか?
ブログテーマが「仕事で出逢った料理達」と言うだけに、
これは私が作った料理ではありません。
この料理の依頼主は紀州梅干専門店の福梅本舗さん。
毎月配信されるぐるめちっくマガジンというめるまが用オリジナルレシピなんです。
ご存知の様にカルパッチョと言うのはイタリアで言うところの「刺身の事」と思われていますが、
本来のカルパッチョは牛肉の刺身だったそうです。
カルパッチョはヴィットーレ・カルパッチョという画家が好んで食べていた所から、
そう呼ばれる様になったと言われています。
のちに牛肉からマグロの赤身に、
そして魚全般にこのカルパッチョは応用される様になりました。
今回秋葉山荘のオーナーシェフに作って頂いたのは、
紀州のしそ漬梅を使ってカルパッチョとサラダをアレンジしたものです。
【材料:4人分】
◆しそ漬梅:1個(細かく刻む)
◆鯛のそぎ造り:片身(約12枚分)
◆きゅうり:1本(千切)
◆にんじん:1/3(千切)
◆長ねぎ:1/2(千切)
◆みょうが:1個(薄切り)
◆かつお出汁50㏄
◆みりん大さじ1/2
◆砂糖小さじ1
◆煮切り酒大さじ1
◆片栗粉小さじ1/2
◆梅酢:大さじ1/2
◆米酢:大さじ1
◆かつお節:適量
※しそ漬梅は種をとり細かく叩いておいて下さい。
① まず、しそ漬梅ドレッシングを作ります。鍋にかつお出汁50㏄・みりん大さじ1/2・砂糖小さじ1・煮切り酒大さじ1・片栗粉小さじ1/2をひと煮立ちし、冷まします。
② ボールに刻んだしそ漬梅・梅酢大さじ1/2・米酢大さじ1・かつお節(うす削り)を入れます。
③ ①が冷めたら②を加え混ぜます。これで、しそ漬梅ドレッシングの完成です。
④ 皿に千切したきゅうり、にんじん、長ねぎ、みょうがを重ねるように盛り上に鯛の刺身をのせて
しそ漬梅ドレッシングをトッピングします。飾りに三つ葉を散らすと美しいです。
⑤ 完成しました。梅の爽やかな風味と酸味がカルパッチョにとても良く合います。このしそ漬梅ドレッシングは万能梅ソースです。サラダやフライ、和え物などにもご利用ください。
刺身と言うよりもサラダの感覚でパクパクと食べる事が出来ます。
野菜の新鮮な食感が鯛の刺身にピッタリ。
それをしそ漬梅で作ったドレッシングでうまくまとまっている印象です。
オーナーシェフのアドバイス
◆鯛以外にも白身魚や赤味のお魚でもお試しください。
◆このしそ漬梅ドレッシングはサラダやフライ、和え物などにも!
さて、お次はこのしそ漬梅ドレッシングと鯛をつかってもう一品。
しそ漬梅の鯛茶漬け
カルパッチョの鯛をあらかじめお茶漬け用にとっておきます。
① カルパッチョのしそ漬梅ドレッシングに鯛の刺身を1~2時間漬けこみます。
② ①をご飯のせ、さらにしそ漬梅ドレッシングを加え、好みで薄切りのミョウガ、三つ葉、煎りごま、練りわさびを加え、熱いほうじ茶を加えます。
③ 刺身が苦手な方は少し炙って戴いても美味しいです。※白身の刺身は勿論、新鮮な赤身の刺身でも美味しいです。
フルーツたっぷり♪夏はうめスキットが大活躍。
うめスキットのフルーツポンチ
うめスキットとは福梅本舗さんで発売されている梅ジュース(梅シロップ)です。
① カットした季節のフルーツにうめスキット、レモン汁、レモンの輪切り、ラム酒少々を加えひと混ぜしておきます。
② 戴く前に冷やした炭酸を加え最後にミントを飾ります。梅の香りがしてとても爽やかなデザートになります。
③ 今回のフルーツは、甘夏1個、バナナ1本、リンゴ1/2個、梅シロップは約70㏄です。
このフルーツポンチは簡単に出来る上にとても美味しかったです。^^
しかし、毎日毎日暑いですね。^^;
夏バテ等なさらぬ様にお気をつけ下さい。