ヨモギの新芽等で仕込んだ天恵緑汁が完成しました。
本来、天恵緑汁とはヨモギの新芽を使った酵素液ですが、
今回はニンニクの芽とスギナも仕込んでみました。
仕込んでから2週間。
随分とエキスが出て来たようです。
ただ、スギナからはほとんど出ていない様な気もします。
どちらかと言うと水分を吸っている気がします。
▼漬け込んだ薬草をぎゅっと絞ります。
およそ3ℓの天恵緑汁が出来ました。
この天恵緑汁とは酵素の働きで野菜を元気にする作用があるのですが、
残った搾りかすにも酵素がたくさん含まれていると思いますので、
無塩ラブレ菌発酵のヌカ床に漬け込んで肥料にしたいと思います。
▼ぬか床に混ぜ込み、その上からも搾りかすをのせて重しをしました。
これは菜種粕等の未発酵の有機肥料と混ぜて使いたいと思います。
絞った天恵緑汁は肥料と混ぜたり、葉面散布剤として使いたいと思います。
▼じっくり時間をかけてこします。
水で洗わずに仕込んだので砂ボコリなどでがキッチンペーパーが目詰まりをおこし、
なかなかろ過出来ません。
農業本には水で洗わずに仕込む・・・とありましたが、
水で洗っても問題がなければ洗った方がろ過に時間がかからないと思います。
仮に水で洗って酵素が消えるなら、大雨の後は植物の酵素が消えている事になりますからね。
ところで、有機物が土中で分解される時にガスを発生しますが、
そのガスにより植物の根に悪影響を及ぼします。
ところが、ラクトヒロックス等の様な微生物残渣処理資材を使えば有毒ガスは発生しないそうです。
それはなぜなのか?ずっと不思議に思っていました。
それは、善玉菌ではなく悪玉菌による分解がガスを発生させるのではないか?
善玉菌で発酵させればガスは発生しないのではないか?と言う憶測に至りました。
人間のオナカの中にも酵素があり、酵素が不足するとガスが溜まるそうです。
と言う事は、天恵緑汁の搾りかすを有機肥料と一緒に施肥すればガスは発生しないと思うのです。
近々、畑で実地検証してみたいと思います。
ところで、この天恵緑汁(野草の酵素)ですが、人間が飲んでもスゴく体に良いそうです。
あるサイトには人が酵素を飲用した場合の効能が下記の様に書かれていました。
● 腸の中にある3~5キロの宿便を排泄します。
● 血管中の毒素をなくし、血液をサラサラにします。
● 血液がサラサラになることにより、体内の脂肪分等を排泄します。
● 肝臓・腎臓の負担をなくします。
● 腸の中の悪玉菌を減らし、悪玉菌の発する有毒ガスを取り除く
ことにより、体臭・口臭を消し去ります。
さらに、調べていくうちにわかったのですが、
酵素には春の酵素と秋の酵素があるそうです。
春野草の酵素には成長エネルギーが、
秋野草の酵素は持続エネルギーに満ちているそうです。
詳しくはコチラのページに書かれています。→(クリック)
野菜だけでなく人間も健康にする酵素の力ってスゴいと思います。
無農薬栽培にこだわっていくうちに色んな事実を知る事が出来て、
本当に楽しいです。