劇130 ほどよし合衆国第6回公演「詠人不知のマリア」 | 日々幸進(ひびこうしん)

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★ほどよし合衆国第6回公演

「詠人不知のマリア」

【作・演出】 細川博司(バンタムクラスステージ)







【あらすじ】



『空だと思っていたものはすべて富士であった。 わたしはしんからぞっとした。』



昭和23年。

あの戦後まもなく、身寄りをなくした「さき」と「ちずる」の姉妹は

親類が残した家を頼って静岡から大阪にやってくる。



同じように家族をなくした少女たちが住み着きはじめたその家は

やがて彼女らの糊口を凌ぐための娼館となる。

得体の知れない男たちが出入りする家で、やがて凄惨な悲劇が起こる。



故郷に帰って、もう一度、姉妹で富士の山を見上げたい。



はかない思いは成就するのか。





【公演日時】

6月29日(金) 19:00

6月30日(土) 15:00 /19:00

7月1日 (日) 13:00 /17:00



【料金】

前売り:2000円/当日:2500円(全席自由)



【場所】 大阪市立芸術創造館






【感想】


ほどよし合衆国 第6回公演「詠人不知のマリア」観劇。


キャスティング。ガッツリこの方が居るからこそOKな方が居た。


そして清純なイメージを覆す『ア◯セン』な役など、かなり気張っていた方。


蓮っ葉なパンパンを、器量よく演じる方などいい座組だ。


しかし衣装に一捻り欲しい所。


でも正解かも。



はっきり云う。


今年上半期No.3に入る傑作だった!


脚本演出は勿論だか、若手の役者力が半端なかった。


失礼ながら初見の劇団さんなれど、少し躊躇していたのが、僕の杞憂をぶっ飛ばすどころか、ハートを握りしめられてしまった!


再演キボンヌ