サンクチュアリ出版さんから発売された
本一、心の痛みをとるお医者さんの
井上裕之さんが書かれた書籍、
『がんばり屋さんのための、心の整理術』
を読んでみました。
著者の井上裕之さんは北海道で歯科医院を
経営しながら、講演活動や執筆活動などで
活躍されているお医者さんです。
歯の痛みを治すだけでなく、心の痛みも
ケアしてくれると評判なんだそうです
つい周りの期待に答えようと頑張ってしまう人、
責任感が強くて無理してしまう人達に、
心がパンクしてしまう前に読んでいただきたい
ということですが、私はちょっとパンクぎみで
興味を持って読ませていただきました
これは、目次の一部です。
その中の１ページです。
原因不明の身体の不調は、あなたの体と
心が「もう頑張らなくていいんですよ」
と言っているサイン。
「そのままでいいんですよ」と語りかけてください。
「ここまでよくがんばったね」と自分を褒めて
抱き締めてあげてください。
読んでいて、涙が止まりませんでした。
私の事を知らない先生が、どうしてこんなに私の
心に響く言葉をかけてくれるんだろうという
不思議な気持ちとともに、とってもあったかい
ものを感じました。
私は、掃除や片づけが苦手なこと、あまり体力が
ないこと、一生懸命やっているつもりが、夫からは、
空回りしているように見えること、外では
いつも誰にでも無理して笑顔で接することが
少しずつストレスとなって積もり積もってしまい、
子どもにやつあたりしてしまったり、他のママは
ちゃんと出来ているのに、どうして私にはちゃんと
できなんだろうという思いと、夫の言葉一言一言に
傷ついて、育児と家事と人間関係に
疲れてしまい、心の中の風船がふくらみすぎて、
パ～ンと割れてしまったかのように、約１年前
から体調不良になり、診療内科に通院しています。
私は、この本を読んで、
自分はかけがえのない存在なんだと、
自分の存在を肯定的に捉える気持ちをもつこと
ができるようになりたいなあと心から思いました。
そして、悩んでいる人にも、悩んでいない人にも、
この本をすべての人に読んでもらいたいと思いました。
そうすることで、お互いの気持ちや想いを共有する
ことが出来るようになれば、もっと楽に生きることが
できるような世の中になるだろうなあと思いました。