「あなたに夢をみた」
あなたは魔法
あなたの言葉に夢を見た
とびっきりの素敵な夢
白馬の王子さま
理想の男性
あなたはそれを演じてくれた
私はいつのまにか観客席についていて
舞台のあなたに 近づけなくなった
そうして必死に
同じ舞台に上がれやしないかと
悪夢にうなされる様にもがいてた
バックパスは手に入らない
私はあなたの「関係者」じゃないから
あなたが舞台に乗ってる限り
私は夢を見続けて
そうして帰路で
現実に眼を醒ます
そうして
あなたが夢の中にしか居ない事に気づく
あなたが見せてくれた夢は
極上の夢だった
だけど私は舞台には上がれない
あなたが舞台に乗ったときから
私はあなたと遠い狭間に引き裂かれ
遠くの電波を受信する
あなたのショーを観覧する
そんな事しか出来なくなった
あなたの傍にはもう行けないの?
そんなことを呟いて
今宵も月に グラスを注ぐ
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