今回のフランス旅行の目的はブルゴーニュワインのぶどう畑を訪ねること。
早朝にパリを出発してディジョンまではTGVに乗り1時間40分。
『リヨン行き』という駅名のついた駅はパリからリヨンへ向かう鉄道の起点。ディジョンはパリからリヨンまでの途中にあります。
ディジョン駅。
ディジョンはマスタードで有名な街。
ブルゴーニュワインの旅はこの街からスタートする人が多いのです。
ディジョンから車で少し南下するとすぐにぶどう畑が見えてきます。
マルサネ村~フィクサン村~ジュブレシャンベルタン村~モレサンドニ村
ちょうど収穫を終えたばかりで、積み残されたぶどうが残っていました。
次に立ち寄ったのは、世界最高峰の赤ワイン、ロマネ・コンティを産出するヴォーヌロマネ村。
ラ・ターシュ、リッシュブールなどもこの村です。
この間飲んだ『ヴォーヌ・ロマネ、レ・スショ』が特級畑と特級畑の間の畑なのに、何故ここだけが格付け1級なのか、訪ねてみて一目瞭然分。ちょうどここだけ窪地になっているんです。水はけが悪いそうです。
平面地図上では分からないですよね。
↓↓はロマネ・コンティの畑です。
1.8haほどの小さな畑からは500ケースほどしか生産されないそうです。
2歳ぶどう、11歳ぶどう、60歳ぶどうの3つの樹齢のぶどうが植えられていました。
さて、お楽しみのテイスティング!
テイスティングテーブル。
次々にいろんなワインが出てくるので、酔っぱらってしまわないように飲み残しは中央の入れ物へ。
口に含ませるだけで吐き捨てる人もいます。
こちらでは特級ワインのテイスティングもさせてくれました
お買い上げワイン゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
エシェゾー・グランクリュ 3本
クロ・ヴージョ・グランクリュ 3本
どちらも1本60€とお買い得!
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お昼はヴォーヌの街でランチしました。
ロワゾー・デ・ヴィーニュ ★★★★★
今は亡き、3ツ星料理人ベルナール・ロワゾー氏の支店なので、
お料理とサービスは3ツ星級。しかも、お値段はカジュアル!
ワインは赤・白両方いただきました。
白:ムルソー・1級・ジュヌヴリエール・コント・ラフォン 2005
赤:ヴォーヌ・ロマネ・メオ・カミュゼ 1999
前菜:なすとズッキーニの間にモッツァレラチーズ
メイン:白身魚にいろいろ野菜とナッツ
見た目はこってりしていますが、とってもあっさり!魚のお出汁のソースなのです。
デザートなしのコースを選んだので、
ベルナール・ロワゾー氏のお料理は『水の料理』と称され、
従来のバターやクリームなどを使ったソースではなく、
お肉や魚、野菜のダシ汁を使ってソースを作るからだそうです。
これは、パリやリヨンの豪華な食事で疲れた胃を
どうぞ休めて下さいという意味で考案されたのだとか。
お料理に愛情を感じます。:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
なので、とてもあっさりしてるけど深みがあり、
日本人に好まれる味だと思います。
そして午後からは白ワイン巡りへと続くのでした・・・・。