私はたまに、ジョギングをします。秋の涼しい晴れた日なんかは、走るだけで爽快です。その上に上手く走れた時は、重たかった場所に気血(血液?)が流れだし溜まっていた疲労(邪?物質?)が押し流されいくのがわかり爽快を通りこして本当に気持ち良くなってしまいます。




さて、10年ほど前、そんな風に走っていると、車が突っ込んできました。角を曲がった時にスピードを出しすぎていたため横に膨らんで、こっちの路肩の方へ突っ込んできてしまったのです。

私は慌てて、路肩横にある低い壁に飛び上がり難を逃れました。肝を冷やしました。(;^_^A。
壁と車の間は、10センチも無かったと思います。もし、飛び上がるのが遅かったら、間で足がミンチでなくてもかなり大ケガになっていたと思います。運が良かったです。

で、車は何事もなかったように走りさっていきました。少し腹が立ちましたが、痛みで怒りはすぐにどこかに行ってしまいました。

飛び上がった壁の上でよろめいて壁の向こうにあった木に右膝をぶつけたようです。擦りむいたみたいになって血が流れていました。痛いですが、擦りキズだけです。そのうち、収まるだろうと思い、ゆっくり歩くことにしました。

けれども、歩いているうちに膝の痛みはどんどん強くなってきました。おかしいなあと思い座り込んで膝をよく見たのですが、スリ傷の血は固まり止まってます。見た目もそんなに腫れてません。手を当てて確認してみても熱感や異常な感じはほとんど感じられません。骨折や捻挫ではなさそうです。

もう痛みは収まってきても良いぐらいのケガなのに…

そこで、目を瞑って「からだ」に痛みの由来をたどってみることにしました。

目を閉じて、痛みに焦点をあてます。すると、膝の痛みから足首の方へ痛みの細いすじが感じられました。目を瞑ったまますじをたどって足首に焦点を移しました。


すると、
驚くべきことに、痛みの中心がスルスルと移動してきて足首に移ってしまいました。


目を開けると、痛みの中心は、膝ではなくて足首になっていました。足首をよく観察すると少しグネったようになって歪んでいました。飛びあがって着地したはずみになったのでしょう。膝の痛みは足首の歪みが引っ張って発生してるようです。
そこで、足首の歪みをゆるめてあげると痛みは急速に柔いでいきました。

後でこのことを私は以下のように考えるようになりました。


血が出ている
という見かけの印象
プラス
突然の事態で、
慌てる+腹立ち

膝に強い印象

痛むのは膝に違いない
という思い込み

膝の痛みを上乗せ
+足首の痛みを
カムフラージュ

です。


これが、私が視覚イメージの強さを実感した一番最初 の出来事でした。
(→視覚の支配から抜け出る)(→耳を澄ますと)
その後、視覚が強さを他の感覚に影響を与えていることにどんどんと気付いていくキッカケとなったのです。まさに怪我の功名でした。

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