「自分を知ること」
最近、経営者として最も大事なことなんじゃないかと思うようになりました。
「自分を知る」ということには、
自分の能力を知るということもありますが、
会計士の私の立場からすると、自社の財政状態を知るということが本当に大事だと思います。
最近の経済状態の低迷で、業績が落ち込み気味の会社が多いのですが、
会社の数字をしっかり把握し、減収をしている中でも、経費を節減して増益に持っていける会社もある一方で、
会社の数字が頭に入っておらず、余計に無駄な経費を出してしまったりして、減収・減益となる会社もあります。
財務内容を私どもが、いくら説明しようとしても、
「数字のことはわからん」
「数字のことはおまかせ」
等という理由で、財務内容に興味を持たない経営者の方の会社が、
今、苦しんでいます。
数字に興味を持ってもらえるよう、私としてもできるだけの努力をしているのですが・・・・、
やはり、数字にアレルギーがあって、どうしても受け付けていただけない場合もあります。
特に借入金については、今いくら残高があって、
月々いくらの返済でとうことを把握するのはもちろん、
ちゃんと、契約書等の必要書類は保存し、
担保設定や保証の状況をきっちりと頭に入れておいて欲しいのです。
どんぶり勘定をやってはいけない時代になりました。
会計が本当に大切。
それを数字アレルギーのある経営者の方にも、訴えていきたいです。
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