亀山公園・山口市中河原 | 安芸もみじ / Photos, Historys, Trains - Hiroshima JAPAN

亀山公園・山口市中河原

亀山公園,毛利敬親大内義長,フランシスコザビエル

DD51-200,D60-1

山口藩庁跡を出て、ザビエル記念聖堂へ向かいます。

"デゴイチやまぐち号"初列車は、津和野駅を発車する頃。

ちゃっちゃと回って、山口駅へ戻ります。



とりあえず、元の来た道をそのまま折り返して、博物館と美術館の間にある道を目指します。

が、地下道を通って出て来た位置は反対側で、このまま行って横断歩道を渡るか?とも思いましたが、どうせなら始めから博物館の前を通って行こうかと考え、再び地下道へ。

ところがどこをどう間違えたのか、不思議な景観の道へ出てしまって。

そして少し錯覚していて、また博物館の通りの反対側へ戻って来てしまったと思い込んで。



先にある横断歩道を渡ればいいや!と、スタスタ歩いていたのですが、どうも風景がおかしい・・・・って言うか、反対側に博物館が見えて来ない。

この時点では気づいていないのですが、博物館が面する通りは県道203号線で、私が歩いていたのは国道9号線。

90度、違う方向に向いて歩いていた訳で、絶対に博物館へ戻ることはできない訳で。

間違えたことに気づいたらかなり歩いていて、今さらあそこへ戻るのも怠いなぁ~と、その場(丁度良い高さの石積があった)に一旦座って休憩していたら、ふと目に止まった【ザビエル記念聖堂 ⇒ 】の看板。



オリエンテーリング風の看板だったので、一瞬悩みましたが『この道を行ってみよう』と決めて、駐車場みたいな所から、木々の生い茂る山の中へ入って行きました。

お陰で美しい紅葉がたくさん見れたのですが、そんなコトより『ここはどこ?』ってな感じで上って行くと、平な空間へ辿り着きました。

『ここからどう行けばいいの?』と迷っていたら何か黒くて四角い物が枝の陰から垣間見れ、そのまま下へ降りるとD60-1号機の所へ出ることが判明。

そしてその道とは別に、更に山へ上がる道と下へ降りる道とに別れていて、私は上る道を選択。



やがて山頂にステージがあって行きどまりでした・・・・そう、その道は間違いでした。

仕方ないので来た道を折り返して、今度は下りの道をを進みましたが、車道に出てしまって。

しかしよく見ると、再び山への道に【ザビエル記念聖堂 ⇒ 】の、オリエンテーリング風の看板が。

『そっかぁ、これをまた上るんかぁ~』とタメ息1つついて、山登りを開始。



山肌をグルッと這うように登り坂が続いていたかと思うと【工事中のため通行止め】の標識と、軽重機が。

『えぇ~っ!どーせー言うんか』と、ちょっとイラッとして、行き止りの所まで歩くと、冒頭の写真の"亀山公園"の表示が。

『そう言えば"クリスマス発祥の地の記念樹"があるみたいなのを、観光地図で見たような気がする』ということで、岩の横の階段を登って。

あぁ、毛利敬親(もうりたかちか)公の像があるって思いながら、山頂を散策しました。



散策・・・・意外と広いのよ、これが。

遠くに背の高い銀杏並木が色付いて黄色く目立っていたり、東屋の屋根と紅葉がいい感じだったり。

とにかく、長く歩いたし、山登りだったし、ザビエル記念聖堂は見つからないしで、しばらくここで一息いれましょうと。

当分、座ってました。



こちらが先述した毛利敬親公の像です。

付近には武者姿の像もあるらしいですが、今日はもういいです。

疲れが取れたら、さっさと山口駅へ戻って、のんびりと"やまぐち号"が帰って来るのを待ちます。

そうそう、記念樹のクリスマスツリーを探さなきゃ!と思い出したら、私の隣に立ってました。


ちょっと下がって、クリスマスツリーがカメラに収まるように、毛利敬親公の像と紅葉と入れて、撮ってみました。

室町時代に山口を治めていた大内氏は、京都をはじめ朝鮮半島や中国大陸から様々な文化や学門を取入れ、西洋文化も積極的に嗜んでいました。

1551(天文20)年に山口でフランシスコ・ザビエル師がキリスト教の布教活動を行い、翌1552(天文21)年の12月9日(新暦の12月24日)に当時山口で布教活動を行っていたコスメ・デ・トーレス師らが司祭館に日本人信徒を招き、クリスマスが祝われたのが、日本最初のクリスマスだったのだそうで。

これが公式記録として残っていたため、ザビエルの故郷スペイン・ナバラ州政府により"日本のクリスマス発祥の地"であると、2006(平成18)年10月に認定され、また山口商工会議所が創立100周年を迎えたことを記念して、同年12月に植樹されたのだそうです。



この石碑は1551(天文20)年に大内義長(おおうちよしなが)公が、キリスト教会建立を許可した"裁許状の複製"です。

これだけキリスト教とフランシスコ・ザビエル師との縁に満ちたこの公園は、毛利秀元(もうりひでもと)公が1596(慶長1)年から築城しようとしつつ断念した長山城跡を、1900(明治33)年に公園として整備したもの。

亀山という名称は、山の形が亀の甲羅に似ていることに由来するそうです。

と、この時になってもまだ、亀山公園とザビエル記念聖堂が結びつかず、もし私の目的地を他人が知っていたら、コテコテのギャグアニメだったことでしょう。


『さて、山口駅へ戻りましょうか』と思って、階段を降りて行こうかとした瞬間!

あるじゃんか、目の前に。

目的のかの地"ザビエル記念聖堂"です。

あぁ、どっと疲れが・・・・私はヨシュアかっ!ホントにもう(笑)

約束の地へ辿り着くまで、どれだけの苦難があったコトか、ねぇ。

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天気図は、読めるよ。

低気圧も高気圧も気圧の数字だけを見るんじゃなくて、等高線も一緒に見るのがコツよ。

低気圧同士・高気圧同士・低気圧と高気圧が並んでいても、どちらがどれくらい高い位置にいるか低い位置にいるかで、天気は変わってきますからね。

人力車かぁ。

宮島へ行けば乗れますよ。

散歩もしたいけどねぇ。

自転車も乗りたいけどねぇ。

花粉症がねぇ。

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