いつもながら
広島西飛行場の市営存続が決まったそうです。
12月定例会が終わって1週間。
定例会及び建設委員会では、
『現在精査中であり、回答は出来ない12月中には結論を出す』という答弁一辺倒。
存続か廃止かの議論を待たずして、しかもマスコミのスクープ扱い。
議会の存在意義とは何なのでしょうか?
少なくとも僕の認識では、各区より選挙で選出された議員は、市民の代弁者であり、制度上議会の合意形成は、市民の合意形成であると思っています。
西飛行場の存廃をめぐっては、賛否があってしかるべきだと思います。
議論することすら許されないそんな雰囲気を感じる記事でした。
市政報告会
おはようございます
今日は、12月4日に開催しました市政報告会の様子を…
当日は、午後4時からにもかかわらず、約100人の方々を前に広島市が抱えている問題、安芸区が抱えている問題などをご報告させて頂き、また、数名の方からの質問にお答えするというスタイルであっという間の1時間30分でした。
当選させて頂いてから、数回は市政報告をしてまいりましたが、新会派『新保守クラブ』に所属してからは、初めてということもあり緊張しました。
当日は、わが会派の豊島岩白(西区)議員、八軒幹夫(南区)議員のお二人も駆けつけてくれ、3人での報告会となりました。
私が、報告会の中で、皆さんに知って頂きたかったことは、
・広島市が招致検討しているオリンピックであるが、この時点で既に1億5千万円以上(人件費を含む)を支出していること
・市民生活とまったくかけ離れた議論を広島市は延々と繰り返していること
・税金を使うことは、個人の利益確保ではなく、全体利益に使うべきこと
などです。
安芸区の少なくない問題についても
・人口減少と子育て支援について
・森林の境界について
・がけ崩れと復旧、災害予防について
・河川整備について
・東部立体交差事業について
などの質問が寄せられました。現時点での私の考えは述べさせていただきましたが、中には解決に長期掛かる問題もあります。
今後とも地域の皆さんのお声を聞ける場を作らせていただければと思います。
不適正経理について思う事
こんにちは
三宅正明です
昨日で、12月定例会も終了しました。
議題となった案件の中で、注目されたことを少しずつご報告させて頂きます。
今回は、不適正経理についてです。
報道でもされましたが、広島市では平成16年度を最大額として、消耗品費について、不適正な経理処理が、国の会計検査院から指摘され、額は年々減少しているとはいえ、平成21年度まで少なくない額(合計で8億5千万円あまり…推計を含みます)が判明しました。これについて、通年では10月に開催されます決算特別委員会が延期され、未だ決算認定はされていない状況です。(1月21日予定)
不適正経理に全貌は、預け金、差し替え、一括払い、翌年度繰越の方法で、業者と消耗品について納品、支払いをしていたとの報告でした。
細かく精査しますと、特に
環境局、子ども未来局、教育委員会が突出していることに気づきます。
さらに、どの現場かと精査しますと
環境局では、環境事業所
子ども未来局では、保育園
教育委員会では、小学校、中学校、高校、特別支援学校
です。
さらに、今回会計検査院が指摘した事実は、全国のすべての地方公共団体で常態化している点です。
これらの事実から見えてくることは
★職員が悪意を持って、行っていたとは考えにくく、事務処理を行う人材が不足していたのではないか?
★仕組みの整備が出来ていないのではないか?
★もし、これらの方法(預け金や一括払い)を行わず、正規の手続きを経た場合、どれ程のコストと時間をかける必要があるのか?
と思います。
質問をしましたが、今後はこのようなことが無きよう対策するとの答弁でしたが、問題なのは、現場は対応の仕様がないのです。
もし、仮に、環境事業所、保育園、学校に事務系の臨時職員を採用するだけで約1億円以上の人件費の増加、物品購入システムの改修で数億円の投資が必要となると考えられます。
もちろん、税金の無駄遣いはあってはなりません
不正もあってはなりません。
しかし、正しく処理するために必要な経費を市民が納得する必要があると思います。
それを言わずして、再発は防止できないと断言できると思います。
仕組みと運営は表裏一体です。是非、仕組み自体の改革が必要なのです。