◆映画 スティーブン・キング原作の『ミザリー』 | ザ・外食記録 ~今日も閲覧ありがとう~

ザ・外食記録 ~今日も閲覧ありがとう~

いつしか食べ歩きがライフワークになってしまった今日この頃。
美味しかった店はもちろん、雰囲気の良かった店を紹介していきます。
2023年12月に外食記事 4000号を達成しました。
ちょこちょこ地域別索引も更新中。
現在、「いいね」返しが出来ません。

写真AC:向暑はるさん提供のフリー素材「白馬」



作家のポールシェルダンは、ロッジで缶詰になり、タイプライターで作品を書き終えた。
「無題」とされた。
自らのご褒美として、ドンペリを飲み、タバコを1本吸った。

原稿はバックに入れ、雪の中を車で帰るところだった。
吹雪で、車は崖から落っこちた。

車を開けてもらい人工呼吸をしてくれ、担がれた。
救助したのはアニー・ウィルクスという女性だった。
気づいたらベッドの中。
点滴もうってくれていた。
「私はあなたの一番のファンよ。病院へは吹雪で連れて行けなかった。電話線も切れている」

肩の脱臼に両足骨折。

その頃、代理人のシンデルは保安官に連絡
保安官は「ポール・シェルダン」とメモした。

アニーは「無題」を読み始めた。
まだ途中のページだが、登場人物の言葉が汚いことを指摘。
ポール「スラム街出身という設定だから」
アニーは汚い言葉の真似をして、興奮してスープをこぼした、

保安官は崖を見に来たが、空振り。
もう少しで(雪に埋もれた)ポールの車が見つかるはずだった。

アニーは「ミザリーの子ども」
新刊を買って来た。
代理人にも電話した、とウソをついた。

ある日、部屋に豚が入ってきた。
メス豚のミザリーだった。

アニーが自分のことを話した。
「突然夫は出て行った。正気を失いかけた」

夜中、アニーに起こされた。「ミザリーを殺したわね」
とても怒っていた。
家具に八つ当たりした。
「電話なんかしてない。誰も知らない」
車で出て行った。
ポールはベッドから降り、部屋の中を這いつくばった。
当然足は自由が効かない。
ドアには鍵がかかっていて、絶望。
床で寝ていたところを起こされた。

アニーはガソリンとバーベキュー用のコンロを用意した。
「無題」の原稿を燃やすと言う。
ポールは「コピーがあるから、問題ない」
アニーは「トーク番組で見たの。処女作からコピーを取らない。ロッジを使うこと、書き終わったらドンペリを飲んで一服すること」

保安官は、ポールの愛車・マスタングをヘリから探した。
ポールは薬をマットに隠すようになった。

アニーは車椅子と、テーブルタイプライターを用意した。
ポールは、買ってきた上質の原稿用紙はにじむことを指摘した。

ピンが床に落ちているのを拾った。
「小説では開けただろ」
本当にドアのロックが開いた。

別の部屋から電話機が見つかった。
しかし中身は無かった。
ポールの写真が飾ってあった。
並んでいた陶器のペンギンを落としそうになったが、間一髪キャッチした。

その頃アニーは街で原稿用紙を買った。
車が戻って来たので、急いで部屋に戻った。
汗びっしょり。
ベッドに戻された。

やがてヘリから、雪に埋もれていた車が見つかった。
コロラド警察はシェルダン氏が死亡したことを発表。
保安官の見立ては違った。

アニーは原稿を見てダメ出し。
書き直した文章を見て「ミザリーが生きていた」と大喜び
ポールは「一緒に夕食をどう? ミザリー復活のお祝いだ」

保安官は街で「ミザリー」の本を買って来た。
キャンドルを用意させている間に、睡眠薬をワインにいれた。
キャシーはワインを全てこぼした。

5章、12章、19章と進んだ。
タイプライターを両手で持ち上げ手のリハビリも行っていた。

アニーは「雨の日は憂鬱になる。本は完成まじか。足は回復しつつあり、帰りたくなるわ」
ポールは「ここは居心地がいい」と嘘を付いた。

報道では、ポールが行方不明で、生存は絶望的
アニーは赤ちゃん殺しで逮捕歴もある。
そんな記事をスクラップしていた。

ポールは自分で車椅子、ベットに戻れるようになっていた
包丁を腕に隠した。
マットに隠して寝た。
アニーは黙って注射を打った。

ペンギンの向きは違っていたので、ポールが部屋に入ったことはばれていた。
ピンを曲げた鍵、包丁まで見つかった。
「おしおき」として、大きなハンマーで足を叩いた。

雪解け
保安官は、アニーの載った記事を見た。
「人を超越した正義があり・・・」とコメントしていた。

街の日用品を扱う店に来て、彼女が紙を買っていることを聞いた。

保安官はアニーの家に迫っていたのは、ポールにもアニーにもわかった。
アニーは早足で歩いてきて、注射を打ち、地下に隠した。

保安官「ポールシェルダンの情報は無いか?」
アニーは部屋に案内した。
自分のタイプで作品を作っている。
保安官は「また来るよ」と言って一旦出た。
ポールが音を立て、保安官が地下のポールを見つけた。
保安官はライフルで撃たれた。
ポール「一緒に死のう。そうすればミザリーは永遠だ。最後を書かせてくれ」とタイプに戻った。

最終章に入った。
完成。
「今日はグラスを2つだ」
火をつけた。
ポールはタイプライターを持ち上げて殴った。
格闘の末
アニーは息を引き取った。
(いつ、助けは来たのだろうか)

18か月後
ニューヨークのレストラン。
片足が不自由なようで、杖をついて歩いていた。

代理人のシンデル「何があったかを書かない?」
ポール「人生最悪の恐怖を思い出せと言うのか? たまに彼女を思い出す」
この日もウェイトレスがアニーに見えた。
「私は一番のファンよ」
「ご診察にどうも」
引きつって笑った。

1990年、ロブ・ライナー監督作品
原作 スティーブン・キング
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公開時に映画館で見た作品。
ケータイ電話が無かった頃の事件。
スジはほとんど忘れていた。
キャシーがしびんを揺らすところは印象的なシーンだった。

「熱狂的なファン」の暴走は、今でこそしばしばニュースで見るが、ひと昔前はあまりニュースにならなかった。


横浜そごう「水木しげる・魂の漫画展」の記事はこちら(2019年7月7日)
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://ameblo.jp/miyacar/entry-12491309725.html

では、明日。