◆唐沢寿明の24 JAPAN 第5話/第6話 | ザ・外食記録 ~今日も閲覧ありがとう~

ザ・外食記録 ~今日も閲覧ありがとう~

いつしか食べ歩きがライフワークになってしまった今日この頃。
美味しかった店はもちろん、雰囲気の良かった店を紹介していきます。
2023年12月に外食記事 4000号を達成しました。
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#5

午前4時
獅童は陳元の乗せられたパトカーを追った。

聖マークス病院では急患の寿々の緊急オペが始まった。
函崎と六花は、待合室で待っているだけだった。
獅童から連絡が入った。
六花「お願いだから、すぐこっちへ来て」
獅童「俺は別の線から調べる」

函崎と六花は、警官から事情を聞かれた。

朝倉はホテルで打ち合わせした時に、日奈が起きてきた。
秘書の秋山に休息を取らせた。
朝倉は、娘の日奈に話すべきかどうか、迷っている。

獅童が大塚南署の署長にかけ合って、陳元と話が出来るようになった。
その時に、鬼束が現れた。
獅童「俺が本部長を殺したっていうのか?」
鬼束「分かっているじゃないか」
獅童「奴を追えば黒幕がわかる。俺を恨んで付きまとうより、暗殺計画が大事だろ」
鬼束「奴は私が尋問する。おまえはこの部屋にいろ」

神林はボスと相談して、アジトに戻ることにし、鮫島たちと別の道で帰ることにした。
神林の車はアジトに着いた。
後部座席の美有を抱えて、トランクに入れた。

鬼束「どうしてあの場所にいた?」
陳元「相性ってものがあるんだよ。人と人とに」
鬼束と陳元とは平行線だった。
鬼束は、獅童の待つ部屋に戻った。
獅童「奴はなんと?」
鬼束「お前となら、話すそうだ」

獅童が部屋に入った。
鬼束や大塚南署の上役がマジックミラーの向こうで獅童を見ていた。
獅童と陳元は格闘となって、連れ出された。
これは獅童の演技だった。「奴は何かを隠している」
獅童は陳元の口の中にメモを放り込んだ。
携帯電話をトイレに仕込んでいた。
2人はショートメッセージを始めた。
陳元は「20分後に電話が入る。俺を捕まえたあの場所に連れ出せ」
獅童は水石に、公衆電話の逆探知の準備をさせた。

横田警官の遺体に獅童は手を合わせた。
横田の後輩・南「どうしてこんなことに」
獅童「協力してくれ」
獅童は陳元にIDカードを渡し、陳元はIDカードを使って外に出た。

函崎の父親が六花にコーヒーを持って来た。
医者から、寿々が助かる見込みがあると聞いた。
六花は、獅童と別居していた時に、獅童が付き合っていた女性がいたことを函崎に話した。

朝倉は山城まどかに電話し、呼び出した。
朝倉は、山城まどかと話をした。
情報源の一つはカウンセラー・葵塔子。
もう一つの情報源は遺体解剖の結果、激しく争った跡があり、同じ傷で病院に運ばれた男の筆跡が夕太の筆跡と一致していたという。
朝倉「うそよ、私は戦うわ」

朝倉は寝ている夕太を起こし
「2年前、あなたは犯人に会ったの?」
夕太「ママに聞く権利は無いよ。答える気はないよ」
「答えなさい」と、朝倉はビンタした。

陳元が拘置所から姿を消したと、署長と鬼束に報告があった。
南のアクセスカードが無くなっていた。
鬼束「獅童の仕業だ」

獅童は陳元を連れて、公衆電話の所に着いた。
逆探知虚しく、隠してあった携帯電話が鳴った。
陳元が電話に出た。
神林「電話の下に車のキーがある。横浜ナンバーの車のトランクの中の死体を始末しろ」
トランクの中は死体だった。
鬼束たちが到着し、陳元は連行された。
鬼束「知っていることを全部話せ。でないと、警察に送るぞ」
獅童「暗殺計画だ。あんたも一味だと思っていた。誤解なら謝る」
獅童は運転席に乗り、水石へすぐに解剖医を呼ぶように指示した。

神林と鮫島たちは会った。
神林「もう一度聞くが、もう一人は?」
鮫島「始末して来ました」
神林「似た背格好の女の子が近くの病院に担ぎ込まれて手術を受けている。どういうことだ?」
神林は鮫島を射殺した。
神林「ケン、出世したな、おめでとう」

#6
午前5時

寿々の容体が手術中に急変した。
獅童は「外部の者は絶対彼女に近づけるな」と六花に連絡した。
獅童はCTUに着いてから、水石に「病院に行かなければならない。代わりに指揮を取ってくれ」

神林は研矢に「嘘は命取りだ。死体を埋めろ」
と指示した。

上州は、朝倉のホテルに呼び出された。
「あなたは、夕太が日向に乱暴した少年の死に関与したことを知っていたのね。証拠を隠すため病院の記録まで改ざんした」
「本当に知りたいのか?知らないことがいいと言うこともある」
上州は全てを話した。
「今日限りあなたとは手を切る。出て行って、上州」
上州「この俺を切る前に、追求すべき人間がいるんじゃねえか?」

朝倉麗は主人に「夕太に助言した人、あなたなの?」
夫「あんな男の作り話を信じるのか」
朝倉麗「こんな大事な話隠すなんて」
夫「僕なりに、家族を守ろうとした結果だ。すべては君のためだ」
朝倉麗「もう信じられない」

獅童は聖マークス病院についた。
警備員を配置していた、
獅童は握手した後「娘さんの容体は?」
函崎「一時は危なかったが、持ち直しました」
獅童「娘さんに聞きたいことがあるんだ」
函崎「今は麻酔で眠っています」
獅童が親子関係に口出しして険悪なムードになり、さらに命令口調になり、函崎を怒らせた。
六花は獅童に「焦っているのはわかるけど、落ち着いて」

死体を埋める穴掘りを美有も手伝った。
美有「逃げる後のことは考えなかったの?」
研矢「甘かったよ。剛はこわいもん知らずなんだよ。自分勝手な奴だけど、俺は嫌いじゃなかった。時間を戻したいよ」
神林「親父と話をさせてやる。一緒に来い」と美有を誘った。

獅童は、死体を調べている水石に電話したが、身元はまだわからない。

アジトに美有を連れて来た神林「楽しいショーの幕あけだ。そこで見ていろ」

獅童は六花に「美有は巻き添えを食らったんだ
俺に言うことを聞かせるために。六花、すまない。すべて俺のためだ」
六花「警察には?」
獅童「知らせたら、美有の命が危ない。この誘拐には目的がある。その目的を果たすまでは、美有には手出ししないはずだ。約束する。必ず美有を助け出す」
六花「美有を、お願い」
獅童「もちろんだ」
六花「でも、あなたこそ気をつけて」

水石は明智に、カードキーはマイロに任せるから、別のを手伝ってと、手術室に誘った。
足に外科医の特殊なものが刺さっている。
そこから外科医が割り出せるかもしれない。
明智が解析を始めた。

長田孫六という選挙参謀が、朝倉麗を訪ねて来た。
「朝早くごめんなさい、急な相談があって」
「その顔は、家族のことか?」
朝倉は全てを打ち明けた。
長田「もし報道されれば、得票率は激減、敗北の典型的パターンだ」
朝倉「やはり、撤退すべきかしら」
長田「撤退などと2度と口にするな。うまく対応すれば、挽回できる。重要なのは、君が隠蔽工作に関与していなかったということだ。
朝倉「でも、非難されるわ。家族のことを何もわかっていないって」
長田「もちろん、楽な戦いではないさ。だが有権者は真実と誠意に味方するものだ。君は逆に悲劇のヒロインになる。総理大臣になりたいか?」
「もちろんよ
長田「それならば、自分から告白するんだ。今日の朝食会で、真っ先にそのことを話せ。家族の協力は不可欠だ。家族の絆をアピールしろ」

屋上で、朝倉夫と上州。
上州「珍しいな、あんたからの呼び出しなんて」
夫「頼みがある」

寿々は個室に移された。
意識が戻ったようだ。
獅童は函崎に頭を下げた。
「さっきはすまなかった」

外科医「油断はできません。危機的状況は脱したと言うことです」
獅童「彼女と話は出来ますか?」
外科医「今ですか?」
六花「一緒にいたうちの娘の居場所を聞きたいんです」
外科医「尋問は困りますよ」
獅童「すぐ済みます」
外科医「どうします?」
函崎「私が先に話します。娘がいいと言ったら、構いませんよね。しばらくお待ちください」

獅童の携帯電話が鳴った。
「娘に会いたかったら、俺の指示に従え」
獅童は監視カメラに気づいた。
神林「当たりだ。俺はお前を見張っている。さあ歩け、さもないと娘の頭に1発打ち込むぞ」
獅童は電話をしたまま六花に「すぐ戻る」
神林「早くしろ。そのまま廊下を進め。グズグズするな。北側駐車場へ向かえ。逃げようと思うな。こっちは全てのカメラに侵入している」

外科医「数日すれば、一般病棟に行けると思いますよ」
函崎「ありがとう。安心しました」
外科医「心配だったでしょう。娘さんが事故なんて」
函崎「ええ、こんな思いは二度としたくない」
函崎と寿々と2人になった。
外科医は部屋から離れた。
寿々「パパはどこ?」
函崎が寿々の口を塞いで、心電図が止まった。
函崎が去ってから、スタッフによる緊急マッサージが始まった。

神林「白いセダンが止めてあるだろう。乗れ、ドアは開いている。グローブボックスを見ろ」
獅童「娘の安全が先だ。美有と一言話をさせてくれた。
神林「耳へ差し込め、何か言ってみろ」
獅童「娘を傷つけたら、お前を殺す」
神林「よし、マイクの性能は十分だな。気をつけた方がいい。そいつは特殊なやつでな。小声でも何でもバッチリ聞こえる。スマホは窓の外へ捨てろ。聞こえなかったか?窓から外へ捨てろ」
獅童「さあ、どこへ行くんだ?」
神林「オフィスへご出勤だ」

研矢はごめんなと言いながら、鮫島剛の遺体を埋めた。
美有も手伝わされた。

マイロが手術室に来て、明智に話しかけた。

六花は獅童に電話しているが、留守番電話になってしまった。
函崎は六花に会い、「寿々から監禁されていた場所を聞き出した」と言った。
六花は1人で行くと言ったが、函崎が一緒に行ってくれると言う。

函崎の車で富士山の近く。
水石から六花に電話。
「遺体の身元がわかったが、班長に電話しても留守番電話になり、応答がない。函崎要悟という会計士」と言う。
それを聞いて、六花はビックリした。

辺りも明るくなっていた。


前回の「24 JAPAN」の記事はこちら(2020年11月6日)
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では、明日。