ラーメンハウス一龍軒(下関市唐戸町) | 下関北九州ランチグルメブログ part2

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週末は聖地として賑わう唐戸市場。
しかし、他の地方都市同様に寂れていく市場近くの唐戸町商店街。
リオパラリンピック銀メダリストの道下さんは、この商店街の中にあった県内で一番大きな本屋の娘さんだったようです。
小中学校の後輩だったとは。




昭和41年創業の下関では最古のラーメン屋さんです。
今は確か二代目の店主だと聞きました。
私が下関の会社から北九州の会社に転職して17,8年がたつと思いますが、
先輩たちに昼飯ネタでよく、
山口(県)の豚骨ラーメンは不味い豚骨の代表、とかなり言われました。
正直に言うと、東洋軒やぎょらん亭に連れて行ってもらった時には、
下関の豚骨ラーメンは九州の豚骨ラーメンには追い付けない、と思いました。
だいたい山小屋が下関に進出した時にそうは感じてはいましたが。


今でこそ、山の田ラーメンや私がイチオシの大津家とか若い店主の活躍で、九州の地でも充分通用できるであろうラーメン屋さんは増えてると思います。

今日のお昼ご飯は、その大津家に一緒に行った私のお客様から、
昔ながらの下関ラーメンが味わえるお店よ、と紹介されたお店。
シーモールにもお店がありますが、こちらがいいとのこと。10年以上ぶりの訪問。
ちなみにそのお客様の親族の方がラーメン屋さんをしていて、その方もそこで働いてました。




チャーシュー麺とおにぎりのセットで14時まで800円。


オイリーでラー油の香りがします。やや濃厚。


薄い豚バラチャーシュー。これは美味しいんですよね。


麺はかなりやわ麺。そしてゴムのような食感です。自家製麺とのこと。


私がたまに書いてる同じ山口県内の宇部ラーメンとはまったく違うラーメンです。
スープ、元ダレとも、ほとんど主張することなく、優しいまろやかな味。
でも珍竜軒のようなミルク系のラーメンとも違う味です。


コショウを少々。
替え玉はありませんし、麺に比べるとスープは少なめ。

下関市民で覚えてる方もいると思いますが、
下関大丸の地下で凄い豚骨臭を出してた貴龍軒や、
田中川のほとりでやってた、通称婆ちゃんラーメンとか、
超濃厚ラーメンの味は鮮明に覚えてますが、このような優しい味もあったなあ、と思い出しました。
また昔ながらのラーメン屋さんがあれば行ってみたいです。