周防大島の玄米 販売のお知らせ | 島くらしの手帖 瀬戸内海・周防大島編

周防大島の玄米 販売のお知らせ



おかげさまで今年も我が家のお米が出来ました。

収量が少なくみなさんにお分けできるのも少量となりますので、
ご迷惑おかけするかもしれませんが、販売についてご案内いたします。

今年も昨年と同じく耕さない田んぼに苗を一本ずつ手で植えました。
化学肥料も化学農薬も使わず、周防大島の自然が育ててくれたお米です。
稲刈り後は「はざ掛け」とか「なる掛け」と呼ばれる方法で天日干し。
葉や茎に残る栄養がお米に移り、おいしいお米になると言われています。



今年のお米は3種類あります。

①赤盤:ヒノヒカリ玄米
昨年と同じ品種のお米です。
周防大島の尊敬する農家うみとそらのたまご舎さんが
約10年間無農薬で育ててきたヒノヒカリをお譲りいただき、
昨年自家採種した種籾から育ったお米です。

②青盤:イセヒカリ玄米
平成元年、伊勢神宮の御神田でうまれた新種のお米イセヒカリ。
門外不出の稲とされ神社関係者により大切に育てられていたお米を
山口県神社庁から周防大島美蒲神社を経由して頒布いただきました。
硬質米なので少し長めの浸水をおすすめします。



赤盤、青盤、いずれも2.5キロ2,000円、1キロ1,000円でお願いします。
関東への送料は別途850円程度となります。

③黒ラベル:黒米(紫黒苑)
うみとそらのたまご舎さんより譲っていただいた古代米の一種です。
3合の白米に大さじ1杯の黒米を混ぜて炊いて独特の食感と色味を楽しめます。
こちらは200グラム500円でお願いします。

※検査機関を通っていないお米なので、
 本来は「未検査米」とすべきところですが、
 それぞれ特質がありますので、念のためのご案内です。



わが家のお米を玄米のままお譲りしたいわけ。

「玄米がおいしかったから」
 白米より玄米のまま食べた方がおいしかったです。
 精米するときに出るヌカも甘くていい香りがします。
 これを捨ててしまうのはもったいない。

「玄米には栄養があるから」
 人間が必要とする栄養のほとんどを1日1合の玄米でまかなえるそうです。
 ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富に含まれています。
 やはり、精米することで捨ててしまうのはもったいない。

「玄米のまま食べられるお米を育ててます」
 残留農薬の多くは玄米皮、精米で捨てるヌカの部分に溜まると言われています。
 化学農薬、化学肥料を使わない米づくりを続けていきます。
 
ご購入をご希望の方は、大島アコースティック
oshima.acoustic☆gmail.comまでご連絡ください。
予定数量に達し次第受付を終了いたしますので、ご了承ください。

また、うちのお米ではなくても、周防大島の玄米を食べてみたいという方には、
僕が尊敬する農家うみとそらのたまご舎さんのヒノヒカリもご案内できます。
うちのお米も元々はうみとそらのたまご舎さんより苗を譲っていただいたものですし、
化学肥料・化学農薬を使わないお米づくり、稲刈り後の天日干しをしたお米です。
ご興味ありましたら、こちらもお問い合わせください。

こっちの方がいいなぁと言われちゃうと困るんですけど、
勇気を出してのご案内です!
ぜひ、周防大島の味を楽しんでください。

※うみとそらのたまご舎さんも本来的には未検査米です。



お米と一緒におかず味噌もいかがですか?

最近の我が家の人気者「榮屋のいりこみそ」
周防大島のお料理好きなお母さん栄本環さんがつくるおかず味噌。
周防大島浮島のいりこと周防大島産の味噌が原材料です。
ゆずの香りがほんのり上品に漂います。
食が細い小学2年生の息子もこれがあるとご飯をいっぱい食べてくれます。
お米が無くなっちゃって困る。

周防大島みかん10キロ3000円ご注文承ります425

さらに、今年は周防大島のおいしいみかんもご案内しています。

農園主ツジハナさんの厳選セレクト樹上完熟みかん
一個一個おいしそうな実を選んで収穫しています。

5キロ1500円、10キロ3000円です。(関東への送料は760円)

お米とみかんをあわせてご購入いただいた場合
みかんと一緒にお送りしますので、送料がちょっとお得です。
http://ameblo.jp/miurau/entry-11948327292.html 
みかんについて詳しくはこちらのブログ記事をご覧ください。


念の為、あらかじめ、お詫びになりますが、

1週間ほど出張が続く為、いただいたメールに対応できるのが、
次の連休明けくらいになりそうです。申し訳ございません。
11月23日の夜には返信できるといいなと思います。

出張から戻るのが23日というスケジュール都合ですが、
いわゆる新嘗祭の日っていうのがなんかいいなと。すみません。





屋号「大島アコースティック」のロゴマークに記している

「You are what you eat.」

東日本大震災の直後に知り合った方のツイッターのプロフィールにありました。
震災の混乱の中にいましたが、そうだよなぁと深く感心して心に残っています。

そのときはまだこんなイメージは無かったけれど、食べ物をつくるようになった今、
自分が口にするものが自分をつくっていることを強く感じています。

食べること、その食べ物が体に浸み込んでいくことがとても愛おしい。
自分で作ったものを食べてくれる人がいることもまた幸せです。

だいたいはご注文をいただいてから袋詰めをするので、
その人のことを思いながら計量しています。
だいたいはよく知るお友達だからというのもあるんですけど。
この仕事はとてもたのしい。