つきよみ宮を出て、時計を見ると13時。
時計を見なくても分かる、腹時計がグーグー知らせる、お昼時。
目で見なくても分かる力とは、この事か!!
多分、違うと思われるので、食堂でも探すことに。
すると、ツキヨミ宮の駐車場出口の、ど真ん前に、
つきよみ食堂を発見。
看板を見ると、「伊勢うどん」って書いてある。
良くわからないけど、きっと、「伊勢」ってつくのだから、伊勢の
迷いなく、つきよみ宮からつきよみ食堂へ、直行。
これが、伊勢うどん。
麺が極太。
食べてみると、フワッフワ。
香川うどんとかは、コシがある歯ごたえだけど、
この伊勢うどんは、おもちに近い食感。
というか、こんなうどん、食べたこと無い。
初めての、食感。
なにこれ?
お店は外から見た感じでは、
食べてみて、隠れた名店っぷりを発揮された。
みつろうも、見た感じ、普通のおっさんだけど、
実は、多数の読者を抱えてるんだぞと、
ご主人に話しかけた。
みつろう
「あのー、こんなに美味しい麺、どうやって作ってるんですか?」
ご主人
「うちは、手打ちなんさぁ~ね。讃岐うどんともまた違う、
これが、伊勢うどんっちゅーやつなんやね~。」
みつろう
「僕、伊勢うどんを、他の店で食べたこと無いのですが、
この店の、うどんが、伊勢うどんの中で一番美味しい!!」
どうして、他で食べたこと無いのに、
バカなのか? なんで短パンにぞうりなんだ? 海に行くのか?
ひょっとして、入れてはいけない客だったか?
と思ったかどうかは別として、ご主人はこう言った。
ご主人
「伊勢うどんは、それぞれに違う味だから、
みんな、違う味だから面白いんです。
みんなが、同じ味だったら、楽しくないでしょ?
色んな店があって、ここも、あるんです。」
みつろう
「すげー、絶対感謝の境地に達してる!!
私が居るから、あなたが居る。あなたが居なければ、
違いを楽しむために、僕らは生まれて来たんだ!
ご主人、どうやってその、悟りの境地に達したのですか?」
ご主人
「いや、悟りだとか、なんだとか、よくわかんないけど、
そーゆーもんでしょ?
色んな味が楽しめた方が、楽しいやねぇ~。」
みつろう
「是非、僕のブログで紹介させて下さい!!沢山の人に広めます!
ご主人
「いや、あまり沢山の人には広めないでください。」
みつろう
「え?なんでですか?
沢山の人に食べてもらいたいでしょ?
僕なんて、広めろ広めろって読者に言いまくってるのに。
さとう・S・みつろうに改名しようかってくらい。
ジョージ・W・ブッシュみたいに。
え?
えぇ。SはシェアのSです。
さとう・シェア・みつろう。」
ご主人
「大勢の人が来ても、
うちは、完全に手打ち麺なんですよ。」
みつろう
「なるほど、色んな事がピーンと来ました!
完全なる手打ちだから、あんなにフワフワの麺が作れるんですね。
そして、無心で麺を打つその姿勢が、瞑想状態と成り、
さとう・Sシャーロック・みつろうですから、
世界で一番絡みたくないお客を目の前にしても、手打ちうどん仙人
麺を打っている風景さえも見せてもらいました。
僕がチョイチョイ笑わせたせいもあって、笑顔がこぼれるご主人。
麺を打ちながらの笑顔は、とても素敵でした。
無心で打ってるかと思えば、笑顔で打った、さとり麺。
「無心」と「笑顔」は同じ効果があるのかもしれませんね。
え?
いや、ただの推測ですけど。
さとう・シャーロック・みつろうの。
(←次の記事へ続く←)
↓5月に伊勢に行ったトキの、
その日のうちに何名かが行ったらしく、
つきよみ食堂に行った方、ご主人怒って無かったですか?
広めるなと言われたのに、広められたって。
イカリ麺になってなかった?
広めろと言っても広まらないブログがある世の中で、
広めないでと言ったら、広まっちゃううどん屋があるなんて、
何かの法則性があるかもしれませんね。
押してダメなら的な(⇒必読)法則が。
ただの、推理ですけど。
「色んな味があるから、他の店でも食べて欲しいんですよ」
ご主人は、真摯にこう言われてましたよ。
「みんなで発展したい」って。
自分だけ目立とうとしている、どこかのブログの作者に、
さとう・シェア・みつろう、みたいな人に。
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