【1月の旬野菜】ダイコンのお話 | 三つ星カレッジのまるごと旬野菜のブログ

【1月の旬野菜】ダイコンのお話


1月の旬野菜:「ダイコン」

冬を代表する旬野菜「ダイコン」のお話です。


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弥生時代には日本に伝わっていたとされるダイコンは、

古くから日本人の食生活に欠かせない野菜といえます。


葉の部分はスズシロ(清白)と呼ばれ、春の七草のひとつ。
ダイコンの根(通常食べる白い部分)は淡色野菜ですが、

ダイコンの葉は緑黄色野菜。
このことからも、大根の葉の栄養がいかに高いかを知ることができますね。


また芸のへたな役者のことを「大根役者」といいますが、

「どんな食べ方をしても、いくら食べても当たらない(お腹をこわさない)」ことを

「当たらない役者」に例えているという説が有力のようです。



~「ダイコン」の選び方・栄養・料理のコツ~

★美味しいダイコンの選び方

■肌(表面)が透き通るようにスベスベしていて、つやがあるものが良いです。
■葉が付いているものは、葉が新鮮なものを選びましょう。
■ひげ根が深いものは実が硬く辛いものが多いので避けてください。


★ダイコンの保存方法

■葉をつけたままにしておくと根に「す」が入る原因となるので、

 葉は付け根から切り落としましょう。
■葉と根は切り分けて、ポリ袋に入れて冷蔵庫で保存します。
■冬場は、濡らした新聞紙に包んで冷暗所で保存します。
■長期保存したいときは、せん切りにして天日で干して【切干大根】にします。


★ダイコンの栄養

■葉には、根と比べると比較にならないほどの「カロテン」、「ビタミンC」、

 「カルシウム」、「鉄分」が多く含まれています。
■根に含まれるでんぷん分解酵素(アミラーゼ)は食べ物の消化を促進し、
  胸やけや食べ過ぎに効果があり、整腸作用もあります。
ビタミンCを多く含むので、風邪の予防に効果があるほか、老化を防ぎ
  肌を美しくする
と言われています。


★ダイコン料理のコツ
■「ビタミンC」や「アミラーゼ」は熱に弱いので生食として大根おろし、サラダ、

  浅漬けなど生で食べるとたくさん摂取できます。
■煮物にする時は“すじ”の部分まで皮をむいて使います。
■葉に近いクビの部分は汁が多くて甘いので生食向き

 特に真ん中付近は甘みが強く、ふろふき大根におすすめです。

 根の先端ほど辛くなります。



ダイコンのお話はいかがでしたか?
白い根の部分を食べることが多いので、

葉の部分が緑黄色野菜だということはあまり知られていないかもしれませんが、
カロテン、ビタミンC、鉄分など女性にうれしい栄養がたっぷりなので

ぜひ積極的に食べたいですね。


またダイコンは生食はもちろん、焼いたり煮たりいろんな食べ方が

楽しめる野菜です。
ダイコンを使った皆さんのお得意料理もぜひ教えてくださいね。


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ナイフとフォーク 「ダイコンのお話」のその他の記事はこちらからもご覧いただけます。


愛知の野菜ソムリエ講師・料理研究家
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田中 稔さんのご紹介!


田中先生はフードコーディネイターとして飲食店のメニュー開発や多数のTV番組・雑誌等で活躍されています。また、オリーブオイルの講習や食育の推進、
野菜ソムリエ講師など多彩な分野でも活躍中。

最近は、自らも畑を作り「地域の野菜復興」に精力的に取り組まれています。
「野菜のことをもっとしりたくて」と始められた田中先生の菜園では
季節野菜や愛知の伝統野菜など栽培されていらっしゃいます。
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