我が水槽では一般的にSPS飼育においては比較的ミドリイシよりも容易とも言われる超浅場カテゴリーのショウガサンゴ以外が上手く飼えていないところがあります。
憶測を羅列するとしたら、水質に一因があり何かしらの過不足や灯具の設定など運用方もそのカテゴリーを不得手なものにしてるのかもしれませんし、じつは水流かもしれませんしそれらの複合的な理由かも。
しかし、ショウガだけは3個体が4年以上飼えているからこそ一律で超浅場カテゴリー全てが不得手ということでなく、苦手なものの共通点はトゲサンゴでは先端が鋭利な類で色だとピンク系。
ハナヤサイだと逆にピンク系は4年以上飼育できているのと旧水槽から飼っている初代ピンクハナヤサイは7年目です。
まぁ要するに言いわけの前置き!?(笑)
グリーンのハナヤサイをダメにしてしまいました・・・グリーンの失敗は通算2回目。
【入海・2016年2月】
今年2月に入海したもので順調に育成していましたが、やんわりと衰退してしまい現在はご覧の様です。1年超えられないなんて・・・
【2016年10月末】
下の画像は入海から半年経過した8月15日に撮影したものですが、この時は問題なかったです。そこそこ成長した変化を感じつつ明るいグリーンにはなってくれたのですが。
生き残り部分をフラグ化しましたがもはや幸先はちょっと厳しそう。
そんなわけでハナヤサイは好きな種類ですがしばらく挑戦せずにという思いでした。
しかしそんなときに限って出会ってしまうのが運命というヤツなのかも!? 今回はグリーン系ではありません。
手のひらに収まるサイズと我が水槽にもってこいサイズです。裏側がややアレな感じで(汗
まるで茶色を彷彿するほど濃いパープルベースでポリプにはグリーンらしき反応があります。背後のグリーンは先日入荷したハマサンゴで一見紛らわしいですね。
参考までに店内撮影(シエロ・コバルトブルー散光?)ではこのような感じ。ポリプにグリーンさはありますね。ピンクではなくパープル系と信じたいですがどうでしょう。
ピンクの前触れがあるのかも?とよぎったので電球色の3000Kを当てピンク色が見えてくるかと思いきや栗みたいな茶色にしか見えませんでした。コレは意外な反応でした。
450㎚でパープルが鮮やかに見える気がします。コレを見つけたときに攻略法が思いつかず、とにかく好奇心が勝り入手することにしました。
現状の姿だけで評価するとあまり多くは流通していない色だと思います。
何かしら思い描いている方向へ変化をしてもらいたいですが、グリーン系の二の舞だけは回避せなばと思います。下は入海から1週間が経過したものです。じつはあまり浅くないところで棲息していたのかも!?
多く流通するハナヤサイとは画した風体が気に入っています。
オレンジフィルム(♯204)で毎度撮影していますがフィルムが劣化で曇ってきているのでやや暗く写ってしまいます(汗)リアルで見るとワントーン明るいのですが・・・
そんなわけでこのハナヤサイはまずは育成を優先させたいと思います。が、LEDでは難易度が高いのかもと思ったりするこの頃。
グリーン系のハナヤサイを長期飼育している人にとても憧れます(笑)