2020年8月 コロナ禍で海外便入荷が減便の中、ナチュラルさんに2年ぶりのインドネシア便とオージー便(?)も来たという情報を得て入荷翌日に見に行きました。
形状が気に入らずパスするも、その2日後に気が変わり購入(笑)
【2020年8月】
(コブ)ハマサンゴとPOPに書いてありましたが、なんとなく微妙に違う気がしないでもない・・・と思うほど色と形状にレアさを感じました。
第一候補の場所に置くためバンドソーでカットしようと計画していたのが、あまりに厚みがありカットに失敗し後悔する自分が想像できたため(笑)、そのまま置く方向で決着。
結局レイアウトとしては近隣のハマサンゴの仲間で固める単調なものとなりましたが、色彩は少しブルー掛かったパープルで蛍光系ではないです。
【2020年8月】
入海時の問題点は店頭の初見では無かったはずの4か所ハゲた所!
写真では上手く写りません・・・
これは購入時(2回目)にお店へ訪れた時に店頭の水槽でエダ系ミドリイシが突き刺さるように倒れ掛かった状態になって溶けていたためです。
画像では遜色がないように写っていますが肉眼では損傷部分がハッキリしています。
普通は健全なら時間と共に被覆していきますが、心情的にハゲて白化や病気が進まないという保証はないため少々心配でしたが約3か月でどうにかなりました。
【2020年11月撮影】
すでに心配していた禿げた痕跡は明るい色をして盛り上がっていますね。
茶コケが付きましたがそのまま塞がり、取り越し苦労だったようです。
【2020年11月】
そして入海1年が経過。
【2021年8月】
以前にも記事にしていますが左側のグリーンハマサンゴからイバラカンザシが3つが自ら䚡管を伸ばして引越しています。
1年前と比較すると全体的に凹凸がより隆起しているようです。
マクロでポリプを撮影してみました。
1年前にここまでポリプを確認できていませんでした。コレが本当にハマサンゴなのかは微妙かも。
2021年夏に破片をナオさんとGoofyさんにも破片をお渡ししました。
Goofyさんにライトや水質に合わないと茶色になりやすいので要注意!と入海時にアドバイス頂き、辛うじてパープル系を維持出来ていると思います。
【2022年8月】2年経過。
場所は一度も動かさず。
所々、2022年の春過ぎから衰退しているところが!
理由に心当たりはありません。水流も良く当たっているのですが・・・
しかたなく外縁が成長してきたので割って禿げたところに貼り付けました。
うまくいけば被覆していく事と思うのですが。
真上から見ると入海時より外周は被覆してきました。
今後飼育コンセプトを変えることがあったとしても、ハマサンゴ系は必ず入れ続けたいサンゴです。
【2023年8月】3年経過。
衰退がより加速してしまいました。
ダイビングでお世話になっている某ガイドさん曰く、ウニが食べるでしょ?と。
確かにたまにウニが来ていますが、食べていないような!?いるような!? 齧った痕跡はないと思うんですが。
ウニがミドリイシに乗ることはほぼ無いですよね。
仮に食べるならば隅やRがある突端からだと思うんですが・・・
というわけで現状はピンチですが、なるようにしかならないと放置中。
【2024年8月】
入海から丸4年画経過しました。
今まで一度も移動したことがありません。
手前側からグリーンのコモン系による被覆が更に進み陣地を拡大中!
今回の記事のために真上から撮影して初めて気が付きました。
まさか、完全に駆除したつもりのマメスナに後方から襲われていました!
マメスナしぶとい!!
でもよく見たら昔から居るマメスナなのに色が揚がっている(笑)
グリーンのコモン系から分離したいのですが、イバラカンザシも同時に緩やかに移動しているため分割させるとイバラカンザシの䚡管も割れてしまいそう。
4年経過ですくすく育ったレポートをしたかったですが、これが脚色ナシのリアルということで。
パープルのハマサンゴはすでに救いようがない予感がしていますので来年のレポートがどうなるか・・・いろいろ考え中です。