浦和マリーンズ対ENEOS 3 継投が明暗をわける | 趣味こそすべて

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浦和マリーンズが優勢で進んでいったこの試合。継投も浦和マリーンズの方が優勢でした。

2番手ピッチャーは植松。阿部と同様、完璧にENEOS打線を抑え込みます。

一方、ENEOSの2番手ピッチャー。

ENEOSというチームは技巧派というか変則的なフォームのピッチャーを好むのでしょうか?

2番手のピッチャーも球速は140キロ出ていないと思われます。変化球メインの技巧派。

キモチが空回りしていたのでしょうか、まったくアウトが取れません。

浦和マリーンズがランナーをためて

高濱がタイムリースリーベースヒットを打ちました。

チャンスに連打が出る浦和マリーンズ。
チャンスになるとゲッツーのENEOS。

気がついたら

4回終わって9-0。凄い大差がついてしまいました。

ただ打力と投手力には差があるのですが、ENEOSの守備はしっかりしていました。1試合通してエラー0。浦和マリーンズもエラーがなかったです。大差がついた試合でしたが、守備は締まっていました。

ENEOSは捕殺も2回記録しました。

守備は練習したらうまくなるっていうのは本当ですね。

そしてENEOSの守備といえば、ショートで9番バッターの渡辺選手。

1試合ずっと吠えっぱなし。元気過ぎる。またボキャブラリーがあるんですよ。

『オーライ!』、『ナイスボール!』っていう基本フレーズがあるのですが、それ以外にも『ゲッツーをとるぞ!』、ピッチャーゴロのときに『ピッチャーがとれ!』などとチームメイトに指示も出します。勿論、大声で。

一番いいセリフは『3人で終わらせろ!3人で!』っていうものでした。

この試合、浦和マリーンズの攻撃が3者凡退で終わったのは1回だけです。その回の2アウトの時に『3人で終わらせろ!3人で!』。

9-0。絶望的な点差がついていて、いまさら何点取られたって試合の結果には変わらないのに、ずっとチームを鼓舞しつづける渡辺選手。

そして3者凡退になり『よっしゃー!!』と大声で咆哮。ピッチャーとハイタッチ。

素直に感動しました。

そんな渡辺選手の打席。

青松がデカイのか渡辺選手が小さいのか・・・。

ただバッターボックスの渡辺選手、人間が変わります。

静かです。

そしてじっくりボールを選びます。気合いが凄いので初球から振りにいくのかな?って思っていたんですが・・・、別人でした。

フォアボールを選び、静かに1塁ベースに走る渡辺選手。この浦和マリーンズ対ENEOS、およそ2時間半の試合のうち、唯一、渡辺選手の声がグランドに響かない時間でした。

存在感だけなら明らかにプロを超えています。

この試合、渡辺選手にヒットはなし。守備では好プレーをみせていたのですが、バッティングでは目立てませんでしたね。

また渡辺選手以外のENEOSのバッターも目立てませんでした。ヒットは少しは出るのですが、あと一本が出ない。

タイムリーヒット性の当たりが1本あったのですが、

浦和マリーンズには角がいます。角のファインプレーで得点を与えません。

浦和マリーンズ3番手ピッチャーは・・・。

橋本。堂々とENEOS打線を抑えていました。力の差をみせつけます。

4番手は中後。

登板していきなりストライクがまったく入らずフォアボールを与えたのですが、次のバッターをゲッツー。

コントロールはいまひとつかもしれませんが、球威がENEOSのピッチャーとは違います

クローザーは内。

9回の表、ENEOSの攻撃は4番バッターからでした。

最後まで吠えまくる渡辺選手とENEOSベンチ。

ただ内が簡単にフォークボールで4番バッターから空振り三振を奪うと、そこからENEOSベンチのかけ声がなくなりました。

チームの4番打者がまったく何もできずに三振。

ENEOSの選手は都市対抗野球の昨年の優勝チームです。アマチュアの頂点にいるチームですが、常に前向きで貪欲でした。

グラウンド整備の時間、浦和マリーンズがベンチで休んでいる時も必死にバットを振っていました。

ここまで無得点です。そして9回の表、この試合でヒットを打っていた4番が簡単に三振を奪われるのをみて、初めて心が折れたのでしょうか。静かになったロッテ浦和球場はビックリするぐらい寂しく思えました。

最後まで吠え続けて欲しかった。

結果は10-0。

ロッテ完勝です。プロとして当然の結果かもしれませんが、ここまでの実力の差があるとは思わなかった。

静かにハイタッチ。

試合後のENEOSベンチは静かでした。コーチが恐そうな顔でミーティングをしていました。

あんなに騒がしかったのに静かになるんですね。

負けたら大騒ぎにはならないか・・・。

ただ負けたとはいえ、よく戦いましたよ。立派でした。自分たちの戦い方、そして吠えまくるスタイルを崩さずに力のある相手と堂々と向き合った。変に逃げることもなく、最後まで戦いました。

渡辺選手がボクのこの試合のMVPですが、もうひとりENEOSの選手でいい選手がいました。

別の記事で書きます。




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