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↑類似商品がいくつかあり、どれも集魚力は高いと思いますが、アミノ酸の表示をしてあり、濃度がとても濃いのは他商品ではあまり無いのでオススメです。
基本編 http://ameblo.jp/missione/entry-12242957152.html
実釣編 http://ameblo.jp/missione/entry-12252346286.html
前回、撒き餌の作り方を書きましたが、今回は応用編です。
まず、基本レシピというのは一旦忘れて下さい。
アレはこれくらい安価に出来ますよ!というだけの物ですのでグラム数なんかに特に根拠がありません。
そもそもグラム数を測るのは面倒ですよね。
なので適当に100均のタッパーとか水撒き柄杓とか適当な入れ物でヌカ5杯に対して牡蠣殻1杯という感じにご自分の好きな割合を出して下さい。
今回はそのベースに入れる物を考えて行きましょう。
小麦粉
価格 ★★★★★
まとまり ★★★★★
粘り ★★★★★
使いやすさ ★★★★☆
集魚力 ★☆☆☆☆
まず小麦粉です。
イメージしやすいと思いますが、めちゃくちゃ粘るしまとまりが出ます。
遠投性能が飛躍的に向上します。
流れが早いけど底狙いたい時なんかに下手に比重上げるより粘りを出して底まで届ける方が早いです。
一箇所へ集めるには最適ですし、金額も20円とかでおさまるんじゃないでしょうか。
欠点はバラケさせにくい。入れる量ミスるとまとまりすぎて使い物にならないです。
小麦粉なので作った直後と時間が経った時で粘りが違ってきます(より粘る様になる)。
ただ小麦粉の入った集魚剤はマルキューなどの大手製品でも多少あるので少量ずつ試していけばイメージした硬さに出来ると思いますが慣れるまでは多少扱いにくいと思われます。
パン粉
価格 ★★★☆☆
まとまり ★★★★☆
粘り ★★★☆☆
使いやすさ ★★★★★
集魚力 ★☆☆☆☆
言わずと知れたパン粉です。
ヌカの変わりにパン粉を入れる人もいるぐらいメジャーですね。
使いやすいし量も増えるしまとまるし文句ないですが値段が多少します。
安いパン粉でもまとまり増やしたいとかパン粉を使うからには200円分くらい必要なのでは無いでしょうか?
まぁ、200円なんて本来安すぎるレベルなんですがベースがオキアミ抜いたら38円なもんで一気に6倍くらいになってしまうのも気が引けませんか?
僕はこれをセルフうどん効果と呼びます。
普段700~800円くらいの昼食の価格が普通と思ってもセルフうどんに行くと500円行くかどうかなのに200円のエビ天を取るのは非常に勇気がいる。
あ、僕だけですか。貧乏性ですみません。
バニラエッセンス
価格 ★★★★☆
集魚力 ★★☆☆☆
使いやすさ ★★★★★
快適度 ★★★★★
よく白色系の集魚剤に入ってますよね。
使うなら仕上げに上から10振りくらいすれば良いのではないかと思います。
集魚力もあるのかどうかは検証してないので不明ですが、良い匂いになるんですよね。
さぁ!釣るか!とバッカンを開けた時に甘いバニラの香りがすると良い気分になれます。
そんだけかい!と言われそうですがさなぎ粉の匂いが染み付いたバッカンとバニラの香りが染み付いたバッカンのどちらが家族が乗る車や倉庫なんかに置かせて貰いやすくなるか
これは人によっては死活問題です!
メーカーも使っているので集魚力もあるのかも知れませんが、学者さんたちが言うには魚はグルタミンなんかのナトリウムの味を匂いの様に認識しているとかだそうで、空気中で感じる匂いと違うのでは無いか?と思ってます。
まぁ使用量からすると安いし良い匂いで釣りたい!という方はとりあえず入れといても良いのではないでしょうか?
集魚剤を開けた時の匂いがたまらなく好き!
という方はマルキュー製品をお使いの方に多いと思いますが、良い匂いはやる気にさせてくれます。
さなぎ粉
価格 ★★★★☆
集魚力 ★★★★★
まとまり ★★★☆☆~★★★★★
粘り ★★★☆☆
使いやすさ ★★★★★
こちらも言わずと知れたさなぎ粉です。
細挽きの物を加えるとまとまりも良くなり粘りも出ます。
逆に粗挽きのものだとバラけやすくなりますので、お好みで。
集魚力だけで行くとアミエビの方が高いと思いますが、アミエビは表層のエサ取りが狂喜乱舞します。
さなぎ粉の場合はボラが狂喜乱舞する事がありますがボラって案外オキアミつついて来ないので挿し餌をボラの層突破するのはフグや小魚系のエサ取り突破より容易いと思いますのでお好みで。
激荒から挿し餌をある程度取って残りを混ぜ込むのも良いですが3時間釣行くらいの量だと一袋も要らないしあれを専用じゃない冷凍庫入れると家族から釣り禁止令が出そうです。
なので常温保存出来るさなぎ粉の方が使いやすいんじゃないでしょうか?
以上、ある程度メジャーな所をまとめてみましたが、使いこなせばの前提で言うのならば一番良いのはトータルでは小麦粉じゃないかと思います。
粘りの出方が淡水と海水、前日作成と当日作成、夏と冬で全く違うので慣れるまでは研究が必要だと思いますが、粘りをコントロールするというのはクロダイみたいに底に集める魚の場合や浮かせる場合、上から下まで万遍なく攻めて行く場合など、普段は集魚剤の比重なんかの組み合わせで行っている事が粘りの調節で出来ます。
極端な例を言うと練り餌ぐらいに固めたら底までほとんど濁りを出さずに沈みますよね?
要するに牡蠣殻みたいな重たい粒子にヌカみたいな軽い粒子が粘りによって引っ張られる訳です。
粘りが少ないとヌカなどが分離してすぐ浮いてしまいます。
ただこれも煙幕を出しながら沈むので有効です。
これらのバランスをいかに作るか。
あとは遠投性能も練りこめばヌカの脂分でベトつきにくいのでどこまででも向上します。
ただ遠投性上げすぎて煙幕が出ない練り方になると釣果を上げたくての遠投なのに釣果が落ちるという本末転倒な事になってしまいます。
また、釣り場や季節によって遠投する必要があったりとかエサ取り多くてバラけさせる必要があったりとか底にある程度溜めたいとか、年中どこででも使える絶対的な配合というのは無いと思います。
なのでほとんどの皆さんは集魚剤も複数混ぜて煙幕出しつつ比重高めつつ遠投するとか研究されている訳です。
それらのバランスを追い求めるのも釣りの技術向上だったりで楽しさの一つでは無いでしょうか?
こう格好良く言っとけば下手にケチるだけの貧乏性と思われなくて済みますよw