今年最後の『割烹 喜作』 | 週刊よしみ

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主に港区界隈の美味しいスポットについて書いています。

近所のモダンなビルに今年春にオープンした『割烹 喜作』。

『菊乃井』をはじめとする名店出身の37歳の若主人と31歳の同志二人で切り盛りする情熱的な割烹。
京の味覚をしっかりと感じさせる正当派の料理と
若主人の気取りのない純な姿勢が虜になった。
私はとにかくダシに惚れた。

先月発売の『ミシュランガイド東京・横浜・鎌倉2011』でオープンから半年というのにも関わらず一つ星を獲得。
予約が取りづらくなるのかな、と心配だったが、運良く空いていた。
おそらくここに来るのは年内最後だろう。

「ミシュランに出てたじゃないですか!おめでとうございます」と伝えると、
「いやー、たまたまです!」とお二人。
なんて謙虚なんだ(涙)!
このお二人の姿勢がまさにこのお店の魅力を表している。


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先付。すっぽんの茶碗蒸し。
こんなに濃厚な茶碗蒸しは初めて!

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八寸。
自家製からすみ、ふぐの煮こごり...
これだけで日本酒何杯も飲める。
おまかせコースの中でこれが一番個人的に好み。

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今日はワイン。
オーストリアのリースリング。

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大きな牛蒡に海老つみれ。
こんな大きな牛蒡初めて!

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鯛と本まぐろの刺身。

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柿のナマスが絶妙。

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鯛のかぶら煮。わさびが効いていた。

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うなぎの土鍋ごはん。
うなぎがボコボコ入っていて幸せ。

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牛蒡同様、これだけ大きな梅干しは初!
一つ食べきるのに時間がかかった。

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デザートは焼きリンゴとブランデーで煮た大納言に蜂蜜をかけたもの。

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ご飯は一杯のみいただいて、
残りはおにぎりにしてお土産にしてもらうのが恒例。
おにぎりを翌日食べるのも最高!

やはり、お客さんが増えてきたということで
一人お弟子さんが入っていました。
来春からはもう一人ハタチのお弟子さんが入るそう。
二人だけではさすがに電話出たりお迎えしたりできないからな。
来年もどうぞよろしくお願いします。
今後の発展を楽しみにしています。


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このビルは一年前に『エレネスク』がオープン、その後今年春に『喜作』が登場。
しばらくこの2店だけだったが
やっと今月12/18にイタリアン『ラパルタメント ディ ナオキ』が仲間入りする。
喜作はもちろん、フレンチのエレネスクも素晴らしいお店だから
イタリアンの新店にも期待!
ということでさっそくオープン当日ランチで試してみることにした。
今から楽しみ。
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2Fのエレネスクはこの長い階段を登って右手のドア、
喜作は階段の影になっている奥のエレベーターで5Fまで。


割烹 喜作
03-5419-7332
東京都港区麻布十番3-3-9 COMS AZABUJYUBAN 5F

~同ビル2F~
Bistaurant R.N.S.Q. (ビストラン エレネスク)
http://www.rnsq74.com/
03-6459-4629
東京都港区麻布十番3-3-9 COMS AZABUJYUBAN 2F

~同ビル4F 12/18オープン※~
L'appartamento di NAOKI (ラパルタメント ディ ナオキ)
http://www.naokiyokoe.com/
03-5765-7360
東京都港区麻布十番3-3-9 COMS AZABUJYUBAN 4F




割烹 喜作 懐石・会席料理 / 麻布十番駅赤羽橋駅

夜総合点★★★★ 4.5