タロット占いが大嫌いだった私。
占い学校に通い始めた頃は、命術と言われる生年月日から
運勢傾向を導き出す、統計学的な占い以外は信じないと言い切っていました。
その訳はこちら
「タロットは習った方がいい！データででないことがあるから」と、
タロットリーダーの仕事をしている占い学校で仲良くなった友達に
ずっと勧められていたのですが、頑なに拒否していました。
その場で引いたカードに運命を決められたくないと。
そんなの当たるはずないと思っていました。
占い学校が終了。
打ち上げの飲み会の席でタロット占いしてあげるから、やってみて。と言われ、
今日で最後だしと、受け容れてみることに。
そのときのお題は
これから占いで仕事ができますか？
結果のカードに隠者の逆位置。
※隠者の意味はこちら
このお爺さんはマスターと言われ師匠のような人。
それが逆に出てまだまだ君は修行不足だと言われ、
その時の、私にはストンと落ちたメッセージ。
じゃどうするか
修行が足りないというなら、
タロットやってやりましょう！お爺ちゃん！
その足で、恵比寿から渋谷の東急ハンズに飛んで行って、
「黄色い箱を買って来て！」という友達の約束通り、
黄色い箱のタロットを手にした私。
RIDER WAITE TAROTライダータロット
そこからタロットとの長いおつきあいが始まりました。
なんでもやってみること。
やってみて、なにが足りないのかを知ること。
そこから道は開けてきます。
私はタロットを教えるようになったことは、
あの日あの場所であの友人に合わなかったら、、、
まったく違った人生を歩んでいたと思います。
タロットを勉強している生徒さんたちがどんどん力をつけて、
まったく読めなかったカードを一所懸命リーディングをしているところを見ると、
毎度のことながら非常に感慨深いのです。
タロットカードはそんなに簡単に読めるようにはなりません。
私も、10年以上仕事としてやってきたから
様々な角度からカードを読めるようになったのであって、
最初は、みなさんと同じスタートライン。
好きと言うより、むしろ嫌いでしたから。
たくさん練習して、失敗を繰り返すこと。
だから対価をいただいてくださいといっています。
自信がないからお金がいただけないというのではなく、
自信を持つために、お金をいただく。
占う方も、占われる方も緊張感を持って、それに挑む。
だから、身についていくし、
相手にも喜んでいただける結果を出せるのです。
タロットリーダーの方々に伝えたいことは、
練習して失敗すること。
本番では失敗は許されません。
そして練習は、本番さながらのシチュエーションでないと上手くはなりません。
タロットリーダー協会ではモニターさんをお呼びして本番さながらの鑑定をしたり、
みんなの前で、鑑定をしていただく練習をしていただきます。
とにかく
実践あるのみ
一歩を踏み出さなければ、なにも始まりません。
今までタロットチームのみなさんのデビューパーティをしてきました
みさきのゑタロットチームデビューパーティ
7月の設立記念日にはデビューパーティを開催予定
みなさまお楽しみに！