皆様、お久しぶりです!
ブログ更新したのが…昨年の8月
一年以上放置してたんですねぇ。
さて、今回は社内でのお話がメインですが
登場人物は一体誰でしょうかねぇ。
(はっきり覚えてないから、とりあえずコメの色だけ変えときます)
とりあえず、なっがいのでわけました!
何話になるかは私でもわかっておりません(汗
書いてる間に新年明けたりして・・w
新年明ける前には書き終わることを目指してやってきます!
(あと二日しかないけれども)
さて、では始まりますよぉ
(どうでもいい話ですがお付き合いいただけると嬉しいです)
゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆
2016年1月1日
― 新年明けましておめでとうございます ―
― あけよろー! やっべ、俺今年も軽くね!? いや今年の方が略しすぎか ―
― 昨年は『あけおめ、ことよろ!』でしたよね ―
― 明けましておめでとうございます、今年もよろしくお願いします ―
― あけおめー! 今年もよろっ! ―
―お前、軽いなぁ。 ま、俺ほどじゃねぇけど。俺なんか『あけよろ』だもんね ―
― 今年もよろしくー!―
―はいはい、おめっとさん! あれ、これってバカ殿じゃね? ―
― ん? あぁ、今日って元旦だっけか。 おめでとっ! 今年もよろしく! ―
人によって挨拶はバラバラだ。
毎年のことだが同じ人でも挨拶は変わる。
そんな適当でも新年のあいさつを社内で交わしながら、新年が明けた
1年たった今だからこそ言える言葉だが
1年間であれほどのことが起きたのは後にも先にも
この一年間だけだろう。
゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆
1月上旬。外国から実習生としてこの会社にやってくることになった。
準備は昨年から行われていた為、受け入れの準備は出来ていた。
そう、受け入れは出来ていたのだが…。
事件は起きた。
来る予定だった外国実習生(1部)が時間になっても来ないのだ。
「おい、なんでお前の課には来てるのになんでうちの課には来ないんだ?」
「し、知りませんよ。そんなの…」
「おい、だれか通訳の人に連絡しろっ!」
「おい、これ、日付ずれてるんじゃねぇか!?」
「「「え」」」
「誰だ、この書類作成した奴は!?」
「あ、それ俺です」
「しっかりしてくれよ…」
゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆
その書類作成を目撃していた
部下二人がいた。そのやり取りを見て
二人は笑いを堪えるのに必死だった。
笑ってはいけない。疲れながら必死で書類を作成してた
上司を知ってるし責めるつもりはない。むしろ確認をしっかりしなかった
お前(上司の上司)のほうが悪いだろう。
自分のこと棚に上げて偉そうなこと言ってるよ。
二人は内心そう思ったが表に出さないよう必死に堪えた。
゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆
1月中旬、またもや事件が起きた。
外国実習生にセクハラした人がいたのだ。
監視カメラにその様子がしっかりと映されていた。
セクハラはいつものことだ。セクハラされてもいつもは特に気にせず
むしろ、逆にノッてしまう。とくに外人さんはノリがいい。
しかし、今回は相手が悪すぎた。外人は外人さんでも
実習として来ている人たちだ。セクハラされに来ているわけでもなければ
ましてや遊びに来ているわけでもない。当然ことだが
学びに来ているわけでもあり、仕事をしに来ているのだ
セクハラ事件はすぐに社内に広まった…かと思いきや
一部知らない人間もいた。知られるのも時間の問題だった。
゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆
―監視カメラ制御室にて―
男3人が集まって監視カメラの映像前で話をしていた。
「どーすんだよ、これ! まじでばっちり映ってんじゃねぇか。
あの人、ほんっとに何してくれてるんだ!? やべぇよこれ! 」
「だから、あれほど注意したのに。
作業場じゃ本社に直接映像流れてるし、
しかも実習生だろ? ごまかしなんかきかねぇぞ。」
「…みんなを集めてくれ。話がある」
゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆
―作業場―
いつもの巡回。いつもと変わらない作業場。
今回も危険は無し。そう思いながら巡回していた。
ふと、一人の女性に呼び止められた。
いつもの愚痴かなと思ったがそうではなかった。
内容はセクハラ問題を起こしたあの人のことだった。
「あの人、私と間違えて実習生にセクハラしちまったんだよ」
「え、そうなの?」
「そうだよ。 いつも私あの辺にいるからさ、それで間違えたんだと思うんだわ」
「でもさ、帽子の色違うじゃん。なんで間違えんだ」
「下しか見てなかったんじゃないかな。狭いとこだしね」
…セクハラ許してる人がいるから調子に乗ってしまったのだろう。
調子に乗った結果、こうなったわけか。
自業自得と言えるが、さて、困ったものだ。
謹慎とかで済めばいいけどな。そう思っていた。
゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆
1月下旬
辞令が下された。
もちろん、セクハラ問題を起こした本人にだ。
辞令の内容は転勤だった。
゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆
「正直、俺あの人今回こそ降格もしくはクビになると思ってたわ」
「俺も思った。転勤で済んでよかったと思うわ。ほんと」
「でも、あの人いなくなると作業的にきつくなるな」
作業場の人間はこんな会話をしつつ、決まってしまったものは仕方がないと
心の中で腹を決め。いなくなっても大丈夫だと己に言い聞かせた。
゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆
次回に続く!