センター数ⅡB 問2 解説 | 東大カリスマ塾長 浜田一志公式ブログ -9割が伸びる”文武両道”勉強法-

東大カリスマ塾長 浜田一志公式ブログ -9割が伸びる”文武両道”勉強法-

『部活しながら東大に受かる勉強法』著者。東大野球部・伝説の4番打者!6,000人を指導!成績アップ率90%以上の人気塾長が教える勉強法のコツ

2010年センター試験

数ⅡB 問2の解説です。


問題はこちら


〔1〕

y=-x^3+9x^2+kx

点Q(t,-t^3+9t^2+kt)における接線の傾きは

y’=-3x^2+18x+k より

-3t^2+18t+k

接線の式は

y=(-3t^2+18t+k)(x-t)+(-t^3+9t^2+kt)

y=(-3t^2+18t+k)x+(2t^3-9t^2)

これがP(1,0)を通るので

0=(-3t^2+18t+k)1+(2t^3-9t^2)

k=-2t^3+12t^2-18t


p(t)=-2t^3+12t^2-18t とおくと

p’(t)=-6t^2+24t-18

   =-6(t^2-4t+3)

   =-6(t-1)(t-3)

増減表を書いて

 t=1 のとき 極小値-8 

 t=3 のとき 極大値0

をとる。


k=-2t^3+12t^2-18t

を満たす,実数解tの個数が接線の本数に対応するので

ちょうど2本になるのは

 kがp(t)の極値と一致するときなので

 k=0,-8のときである。


-8<k<0 のとき3本

k<-8,0<k のとき1本なので

 

k=5のときは 1本

k=-2のときは 3本

k=-12のときは 1本

である。


〔2〕

y=-x^3+9x^2

y=-x^3+6x^2+7x

の交点は

 -x^3+9x^2=-x^3+6x^2+7x

3x^2-7x=0

 x=0,7/3



東大野球部スカウト部長が教える勉強の裏ワザ-センター微積分2
-1≦x≦0のとき

∫[-1→0]((-x^3+9x^2)-(-x^3+6x^2+7x))dx

=∫[-1→0](3x^2-7x)dx

=[x^3-7/2x^2](-1,0)

=0-(-1-7/2)=9/2

0≦x≦2のとき

∫[0→2](-3x^2+7x)dx

=[-x^3+7/2x^2](0,2)

=(-8+14)-0

=6


9/2+6=21/2