以前、私が日教組さながらに反体制的なことをしたので、
日教組のせんせ(担任の腹先生)が怒ったことがあります。
私はけして譲れないことであったので
一歩も引かず激突をしました。
両者けして引かぬ接戦。
いや、文才豊かで、饒舌な私が有利か。
そんなとき、先生はふとこう言ったのです。
「ワシはおまえを結構評価してたんだよ!」
「え?どういうこと?」
先生はこう心のうちを明かしてくれました。
「政経の教員として、
安斉がGIDなのに、またたくまに女子高生として生活できるガッツを
ワシは評価してたんだよ!!」
知らなかった。
そんなこといつも思っててくれてたんだ。
負けず嫌いの私はそんな先生の内情にもめげず、
まくるようにこう言いました。
「先生、ごめんなさい」