昨日に引き続きスーパーフード第二段。
アメリカの健康雑誌のブックレットを邦訳&要約&ちょっぴり私の感想も交えてお伝えしております。
今回は、何故出来るだけオーガニックを選ぶ必要があるのかについてです。
前回の記事はこちらをclick→ SUPERFOODS(1)スーパーフードって何?
ヨーロッパやアメリカは空前のオーガニックブーム。
オーガニック人口も多くヘルシーコンシャスな生活をおくっている人が年々増加しているそうです。
そして正しい知識を得て、オーガニックを選んでいる人も多いようです。
日本はというと、私の周りではオーガニックに関心がある人が多くなってきました。
そして、ここ数年の間に近所にオーガニックスーパーやオーガニック食品が買えるコンビニが出来、
有機食品が比較的安易に手に入るようになりました。 また、高級スーパーでは有機食品の種類が
以前より多くなりました。
でも、残念ながら東京以外の都市はまだまだとお伺いしておりますが。。。
私がマクロビオテックを実践していた4年前では考えられないことです。
青山のオーガニックスーパー「ナチュラルハウス」や当時伊勢丹の地下にあったマクロビとオーガニック
食品売り場へわざわざ買いに行って自宅へデリバリーしてもらっていたほどです。
話は戻りまして、数年前までは「有機食品は環境に優しいという利点はあるけれど、栄養価について
は非有機食品と同じだ」と言われていたようです。 しかし当時、栄養学的及び科学的な調査方法が
未熟であったための結果であって、抗酸化作用の効能、ポリフェノールやフラボノイドなどの含有量
については調査をしていなかったようでした。
アメリカのオーガニック機関オーガニックセンターと元農務省の研究者チャールズ・ベンブロック博士
の共同調査で、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、カリウム、リン、そして抗酸化作用のある栄養素
ポリフェノールなどの含有量を、236品目のオーガニック食物において調べたところ、非有機に
比べて実に61%が栄養上優っているとの検査結果がでました。
オーガニック食物は環境に優しく、健康に良く、栄養価も高いので、どのような時でも出来るだけ
可能な限りオーガニックを選んで、病気とは無縁のヘルシーライフをおくることを推奨しています。
といってもこれはアメリカのお話。
アメリカのような大型オーガニックスーパーもなく、オーガニックレストランが少ない日本では
「どのような時でも出来るだけ可能な限りオーガニックを選ぶ」といっても限度がありますよね。。。
しかも残念な事に、我が国は農産物の有機率が1%未満。
私は幸いな事に、なるべくオーガニックの生活が出来る場所に住んでおますが、住む地域によって
オーガニック選択可能率にかなり差があります。
日本は有機に関して他の先進国よりかなり後れをとっております。
皆様がオーガニックの正しい知識を理解してオーガニックを選択出来るような環境が
日本に浸透することを切に願っております。
次回はスーパーフードはどのような効能があるのかをお伝えします。
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