竹中平蔵「罪と罰」 | 「国家戦略特区」blog

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ポスト・グローバリズムの社会を考察。日本を貧しくする移民=外国人労働者受入れ政策に警鐘を鳴らしています。

「派遣法改正と外国人メイド規制緩和のパブリックコメントが15日に公示され9月17日僅か三日で締め切られました。安倍政権の闇を追求します」

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『安保法制に呆れ果てる』

国会では安保法制の採決を巡って大揉めに揉めていますが、それ以上に揉めて欲しい法律は、何の波風も立たず成立しました。「派遣法」の改正と、国家戦略特区での「外国人メイド」の就労規制緩和です。そして、この二つの法律に深く関与するのが、人材派遣会社パソナ会長の竹中平蔵氏です。

『三日間ではパブコメを出す暇も無い』

本ブログはメインテーマは、国民を貧しくする移民政策への反対です。外国人労働者の規制緩和では、必ず読者の皆様に、パブリックコメントの例文を掲載し、反対の声を政府に届けるように求めて参りましたが、周知期間がたった三日では、その余裕すらありませんでした。余程、国民に知られたく無い法律なのです。

『そもそも人材派遣とは何か?』

お笑い芸人のマネジメントをする吉本興業という会社がありますが吉本は芸人の派遣会社とも捉えられます。芸人の場合、今日は
TV番組、明日は舞台と、毎日、違う職場に派遣されます。仕事の売込みや、報酬の交渉、スケジュール管理など、芸人さんが一人では無理な業務を代理する訳で、これは意味のある仕事です。

『これではビンパネと同じ』

ところが現在の派遣会社の場合は、ある会社に派遣されて、そこで何年も普通に仕事をする訳です。一体何をマネジメントしているのでしょうか?調べると三割以上、派遣会社が派遣先から懐に入れている例も珍しく無い様です。仮に非正規雇用であっても、雇用先と従業員が直接契約すべき事柄だと思います。

『ナゼ接待が必要なのか?』

人材派遣会社の最大手パソナで昨年話題になったのは、
ASKA容疑者の薬物事件でしょう。そこで浮かび上がったのは、パソナが豪華な接待用の施設を持ち、与野党の政治家や各界名士を接待していた事です。普通にビジネスをして利益が出る業態なら、無駄な経費を掛けてサロンを作り接待する必要も無いでしょう。

『創業者でない竹中平蔵氏が会長なのか?』

産業競争力会議の民間議員である竹中平蔵氏はパソナ会長です。しかし人材派遣会社を起業したのは社長の
南部靖之氏であり、小泉構造改革で辣腕を振るったとは云え、経営の素人である竹中氏をトップに据える意味が不明です。ネオリベ(新自由主義)グローバリズム的な規制緩和が、大きな利益となるからでしょう。


『米国のエージェント竹中平蔵』

今では構造改革路線の先頭に立つイメージの竹中氏は、80年代末のバブル時代は、米国の意向に沿って公共事業を倍に増やせ!と主張していたそうです。竹中平蔵氏は学者というよりは、米国のエージェントとする見方が正しく、パソナが竹中氏をトップに据えるのは、米国に睨まれないようにしている気もします。

『サヨクが外国の悪口ばかりいう国』

自分の国を棚に挙げて他国を批判するのは中韓が知られますが、米国も負けてはいません。国務省などは勝手に他国の人権状況を査定してランキングを発表しているくらいです。貧富の格差や、人種対立など深刻な国なのですから、米国内の人権問題を解決すべきなのですが自国のサヨクの目を海外に向けて誤摩化します。

『フィリピン・ダンサーはナゼ消えたか?』

一昔は日本中どの街角にもフィリピンパブがありましたが、米国の人権報告で指摘を受けた結果、一気に無くなりました。イラク戦争にフィリピンが反対した嫌がらせだと考えていますが、現在、米国は日本の外国人技能実習生を問題にしています。もちろん米国に言われる前に、日本政府が厳しく規制すべき事柄です。

『ナゼ外国人に家事や育児を任せられる』

日本人で外国人家政婦に家事や育児を任せたい方は誰もいないと思いますが、外国人はそうでも無いのです。都内の外国人の多い高級住宅地では、西欧人の子供を乳母車に乗せて散歩するフィリピン人女性を見掛けます。西洋人は子供を人間未満の存在だと思っているのでしょう。だから外国人に預けられるのです。

『本来は派遣そのモノを禁止すべき』

恐らく安倍政権が外国人メイドの規制緩和に踏み切ったのは、これら西洋人をもっと増やそうとの思惑でしよう。日本人の安寧など何も考えていないのです。そもそも、ピンハネの手配主に過ぎない人材派遣業は、原則禁止すべきです。人材派遣会社とは、本来この世にあってはならない会社なのです。

『安倍政権は一体どこの政府なのか?』

しかし不思議で仕方なのは、国民無視の安倍総理の目線です。安保法制では米軍との一体化、金融緩和の一環として外債と外国株式を年金機構に買わせ、自然災害が増える中で公共事業を増やさず、消費税は庶民には増税し輸出企業に還付、成長戦略では外国人や外国企業の優遇です。一体どこの政府かと疑います。

『規制強化以外はすべきで無い』

今の日本に必要なのは、国民生活を守る規制強化以外は有り得ないのですが、パソナ会長の竹中平蔵氏の所業は、仮に政治家であれば、利益誘導として逮捕されるレベルです。彼の「罪と罰」は大き過ぎますが、竹中氏を寵愛し重用しているのは総理自身です。その意味で安倍晋三首相の「罪と罰」は大き過ぎるのです。


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「椎名林檎/罪と罰」


言論ポータルサイト『進撃の庶民のブログ』は行き過ぎたグローバリズムなどに警鐘を鳴らすブロガー支援目的のサイト。毎週水曜日にコラム寄稿。



  



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