映画「森の中の淑女たち」とフェミニスト上野千鶴子さんのトーク | ミンディのブログ

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元NHKニュースキャスター及び民放海外リポーター。鑑定歴7年、7000人以上を鑑定。(総合職OL、医師、弁護士、公務員、国際的な芸術家や音楽家、俳優など)。企業が開催するレクチャーやセミナーの講師も行う。タロットと聖書、古神道関連の学術研究発表は世界で初めて。

映画「森の中の淑女」が渋谷の小さなシエターを貸し切り上野千鶴子さんのトーク付きというサービスたっぷりのイベントがあり参加した。
この映画はカナダのケベック地方を舞台にした素晴らしい背景の中で老女7名の女子会風景だ。上野千鶴子さんはケベック現地での体験を語り、かなり厳しい自然環境の中過ごす老女たちのキャラクターと3日間の老女たちの変化や行動について分析する。会場にいる参加者たちに自分ならどの女性みたいな老人になるか想像させ意見交換する。因みに私は修道女生活をしていた女性みたいになれるかな?と考えたが会場にいた人たちや上野千鶴子さんの感想は全く違う視点だった。
クリスチャンなら危険な森の中をたった一人で二時間も歩いて自己犠牲になろうともみんなを助けるために故障したバスの修理をするだろう。なんてきれいごとは言わない。修理している途中楽しそうに讃美歌を歌っているしウォークマン聞きながら作業するんだけどやはり教会音楽を流して幸せそうだ。
もう絶体絶命みたいな状況下、天から水陸両用の小型機が現れみんなを救いにくるのは非常に聖書的だ。
上野千鶴子さんは私と同じ厳格なクリスチャン家庭で育った。そのせいか私は大学生の頃、共感するところが多く、上野千鶴子さんは怖い人だと世間から思われていたけど行動はクリスチャン的だった。
普通の人でもできる親切、例えばお年寄りが重い荷物を持って階段登っていたら荷物運ぶのを手伝うとか、自分の利益になる本はただであげる代わりに寄付になるような冊子は買い上げるようにするなど。簡単にできる親切や寄付金が私たちはできない事が多い。
この映画は年齢によって見方が変わるからぜひ年をとってからまた見てみて。と言って会は終了した。
こんな事を書いていいのか悪いのかわからないけど今日のイベントのギャラを先生は全額寄付していたのをみちゃいました。偉いなあ。
どの老女みたいになりたい?
定年退職した上野さんみたいになれるかな?なんて言ったらご本人は怒るかな!?