【マネーゲームからの脱出】⑨本当は信頼したかった | あなたの人生が一瞬で変わる田仲真治のブレイン・アップデート・キネシオロジー

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こうして花のアーチのワークは終わりました。

しっかりと、自分でゴール設定をして、花のアーチをくぐるワークをすることで、参加者一人一人の顔つきが見違えるように輝き、本来の自分を取り戻したようでした。

そこで、マリオットホテルの1Fのカフェに移動し、みんなでシェアをし合うことにしました。

ここでも、最初は8名の席はとれずに別々になったのですが、すぐに隣が空いて、全員の顔が見える形で座ることができました。

エネルギーが正常回路で循環し、「今ここ」にいる状態だと、シンクロにシティがどんどん起きて、全ての巡りがよくなっていくのです。


さて、一人一人感動のシェアがありましたが、Aさんだけは、何か脱け切っていない様子でした。

アーチをくぐった後も、他の参加者の皆さんは、「エネルギーの変化」をハッキリ感じられたようですが、
Aさんは、「私、お祈りをしながら通ったので、あまりエネルギーは感じませんでした」とのことでした。

そういえば、Aさんは最初の自己紹介の時に、
私は、「ホ・オポノポノの実践者」なのですが、
「全ての問題は、自分の内側にあるものが投影されているのであり、自分の内側をクリーニングすれば外側の問題も一緒に解決する」
ということは頭では十分理解し、実践しているのですが、今一つ、ハッキリとした実感が持てない…
ということを言っておられたことを思い出しました。


Aさんは言いました。
「今回のセミナーでCさんのアトピーが治ったのにはとても感動しました。
でも実は、今頭が凄く痛いんです!
マリオットホテルのあのラウンジは私は最初から好きではなかったんです。

あそこで以前にイヤな経験をしたことがあったんです。」

そこで私はAさんの個人セッションをすることにしました。

痛みや悩み、トラブルは全てエネルギーが過剰に集まっていることから生じます。
そこで、どこにエネルギーが集まっているのかを筋肉反射テストでしらべたところ、「左脳の後部」でした。
ここは「サバイバル・モード」によって、血流が左脳後部に集中した状態です。

その状態になると、「いい/悪い」という世界にとらわれてしまい、
なんとか「脱け出そう」とすればするほど、ハツカネズミの回し車のように無限ループにハマってしまいます。




どんな感情がチャージされているのかを特定したところ、
「本当は、どんな物事にも対等に対処し、自分でなんでも選んでいきたいと思っている。
にも関わらず、いつも選択権、主導権は相手側にあって、自分はいつも相手に翻弄され、自分の大切にしていることはいつもないがしろにされてしまう。
そのことをどんなに理不尽と感じていたとしても、どうしようもできない。内側になにか罪悪感があって、こんな仕打ちを受けるのも当然の報いのように感じて、それに甘んじてしまう」
というものでした。

これはちょうど、オセロのように、過去の未解決な問題(黒)が残っていると、いくら現在で解決して(白)を置いても、何かちょっとしたストレス(黒)が起きた瞬間に、全て黒に戻ってしまうようなものだといえます。



そこで、まず 以前にこのマリオットホテルで起きたイヤ体験を思い出してもらい、身体の中にどんな反応パターンがプログラムされているかを調べてみました。
すると、「アドレナリン過剰」でした。
アドレナリンは危機的状況において「闘うか/逃げるか」という為に分泌されるホルモンで、血流が体表面から引き、大きな骨格筋に集中させます。
これによって「火事場の馬鹿力」を発揮することができるのです。

動物たちは、実際に危機的状況でアドレナリンが分泌されることで、「闘うか/逃げる」という行動をします。
普段はノンビリ寝ているライオンも、どこまでも追いかけることができますし、狙われたシマウマもどこまでも逃げることができます。
途中に何かにぶつかっても、体表面から血流が引いているので、感覚がマヒし、痛みを感じないし、ケガをしても血が吹き出ず、致命傷にならないで済むのです。

しかし、人間の場合はどうでしょう?

イヤなことがあっても大抵ガマンします。
するとアドレナリンは消費されないまま残ってしまいます。
そこに次のストレスがかかることで、またアドレナリンが分泌されます。
これによって、ストレスの第1段階~第3段階まで進んでしまうのです。







そこで、Cさんの「アドレナリン過剰」のスイッチを切りました。
これによって、ネガティブな感情エネルギーのチャージが50%まで下がりました。

次に出たのが、「敵対刺激」というものでした。
Cさんの場合は、その時以来、「男性を敵」とみなして、男性を見ると自動的にアドレナリンのスイッチが入ってしまう」という引き金が作られていました。
これを解除して、ネガティブな感情が10%位まで下がりました。

しかし、それ以上はなかなか下がりませんでした。

そこで更に調べてみると、もっと過去の原因を解消することが必要だということが判明しました。
オセロの黒がもっと下にあったということです。

原因の年齢を調べてみると3歳、その時の父親との関係での問題が未解決のままになっていました。

お父さんは、3歳の彼女にとっては、とても支配的だと感じたようです。

3歳のCさんの感情を解放したところ、「笑っているお父さん」のイメージに変わりました。
そして、「本当はお父さんや男性を信頼できるようになりたい」ということが本当に望んでいたことだったんだ」
ということがわかりました。


Cさんは、とても穏やかな顔になりました。

そして、私も、朝から続いていたCさんとの課題が解決し、信頼を回復することができたようです。

奇跡はまだまだ続きます。

つづきは、「⑩フェロモンのスイッチを入れる」
http://ameblo.jp/mindupdate/entry-11240951769.html
≪つづく≫