石けんに海塩をたくさん配合しているのはなぜ?って思う方もいらっしゃるかもしれません。
石けんに使っている海塩は、海の豊富なミネラル分、カリウム、カルシウム、マグネシウム等のなどをそのまま含む、まさに生命の源です。
ミネラルを豊富に含む海の塩は、タラソテラピー(海洋療法)として、ちょうど日本の温泉療法さながらに、ヨーロッパの人たちは、美と健康のために活用してきました。
タラソテラピーで認知されている海塩のはたらきは、代謝促進効果、血行促進、美容効果などがあります。
今では、海塩の入った入浴剤や石けん、洗顔等の化粧品もたくさんあります。
では、なぜ海塩が、入浴剤や化粧品に使われているのでしょうか。
◆一つは、温める効果。
塩のお風呂は、身体が温まる、湯冷めしない、抹消血管の血流が良くなる、などの効用があります。
冷え性、肩こり、腰痛などに効果があります。
◆次に美容効果。
塩は角質が軟化して、余分な角質や老廃物を取り除き、隅々まできれいにする効果があります。
皮膚表面はツルツルになります。
◆さらに塩のマッサージ。
塩のマッサージは、塩の温熱効果と美容効果の両方の効果を発揮します。
抹消血管の血流が良くなる、角質が軟化して、余分な角質を取り、隅々まできれいにする効果があります。
ただ、固い塩の結晶は、スクラブ剤と同じように皮膚を痛める場合がありますので、使う時には優しくマッサージしてくださいね。
◆次に、やっぱり海塩に含まれている豊富なミネラルが魅力がありますね。
地球の70%は海水に囲まれています。人間の体も70%が水分です。
私達の血液や羊水の成分は、海水と非常に似ていると言われています。
この海水には、私達のからだに欠かせないナトリウム、カルシウム、マグネシウム、カリウム等のミネラルが含まれています。
ミネラルは、私達のからだの中では、からだの機能の維持や調整という重要な働きをしています。
このミネラルが不足すると私たちのからだのバランスも崩れます。
ミネラルは人間の体では作ることができないため、食物などから摂取する必要があります。
海塩を料理等に使うことによって、ミネラルを体内に補給することができますね。
また、そういうミネラル成分は、化粧品に配合することによって、私たちの肌にハリとうるおいを与えてくれます。
このように、お肌にさまざまな効果を与えてくれる海塩だからこそ、化粧品に使われているんですね。
ただ、一つだけ気を付けていただきたいこと、
※最後に、塩はきちんと肌に残らないように洗い流してくださいね!※
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