今日も暑いですね
昨日自宅にエアコンの取り付けに電気屋さんが来てくれたのですが、来たのが朝の8時前
早く来てくださってありがたかったですが、電気屋さんは大変ですね。
この暑さだと朝早くから回っても追いつかないくらい忙しいのでしょうね
さて、昨日体質についてお話したので、今日はそれぞれの体質がどんな要因で作られるのかをお話したいと思います。
体質は、両親からもらった先天的な遺伝の土台がありますが、以下のような生活習慣などの要素から徐々に形成されていきます。
◆食習慣◆
栄養過剰(食べすぎ)が長期間続くと痰湿、気虚の体質が形成されやすい
痰湿 →脾臓と胃の負担を増やすことによって機能を健全に果たせなくなり、身体に利用できない痰と湿が皮下、血中、肝臓など様々な場所に停滞するようになる。
気虚 →「水穀と元気は相互両立せず」という言葉があるように、食べて消化して吸収する過程は丹田の中にある「真陽」の推し進めるさようにより完成させるため、元気を消耗する。
わかりやすくいうと、食べ過ぎると消化に五臓六腑がフル回転するため、陽気(エネルギー)が使われて気虚を招く、ということです。
栄養不良(過度な少食、偏食)が長期間続くと、気虚、陽虚、血虚の体質が形成されやすい
長期間栄養不良が続くと、気と血の源になる物質が足りないため、まず、血虚、陰虚 を招く。
陰虚(陰が足りない状態)になれば陽虚 、気虚 も同時に起こる。
五味失調によってもたらす体質
塩辛い味を長期間過度に摂取すると、痰湿 ・陽虚 の体質が形成されやすい。
甘い味を長期間過度に摂取すると、脾臓に負担がかかり、痰湿 ・陽虚 の体質が形成されやすい。
辛く刺激の強いものを長期間過度に摂取すると、湿熱 ・陰虚 の体質が形成されやすい。
苦い味を長期間過度に摂取すると、陽虚 の体質が形成されやすい。
酸っぱい味を長期間過度に摂取すると、痰湿 ・陽虚 の体質が形成されやすい。
夜食
夜は陽気が身体の内面にある時間なのにもかかわらず夜食を摂ると、陽気が呼び起されて消耗することになるので、陽気を傷つけやすく、痰湿
の体質が形成されやすい。
朝食抜き
肝臓・胆嚢の疏泄機能に影響を与えるため、気滞の体質になりやすく、肝臓・胆嚢の機能が健全にならないと消化機能にも影響を与えるため痰湿 の体質が形成されやすい。
食べるスピード
食べるスピードが早すぎると、脾臓と胃を傷つけ、痰湿 の体質が形成されやすい。
◆身体の過労◆
長期にわたって肉体労働している人、プロのスポーツ選手は体力とエネルギーを過度に消耗しているため、気虚 ・陽虚 の体質になりやすい。
逆に運動量が少ないと、気滞 、瘀血 、痰湿 の体質になりやすい。
◆精神の過労・ストレス◆
精神の過労・ストレスは脾臓を傷つけ、気・血に影響を及ぼし、気虚
・血虚の体質になりやすい。
◆夜更かし◆
夜更かしを繰り返している人は、胆嚢の気の疏泄機能に影響を与え、脾臓を傷つけるので、湿気がたまりやすく、痰湿 の体質が形成されやすい。
また、陽気を消耗することにもなるので、陰虚 の体質にもなりやすい。
午後11時から午前3時までは血が作られる時間。
なるべく休むようにしましょう。
◆長期にわたる薬物の使用◆
長期にわたり清熱解毒の薬を服用すると、陽虚 の体質を作りやすい。
長期にわたり気のめぐりをよくする薬、痛み止めの薬を服用すると、燥の体質を作り陰虚 の体質になりやすい。
長期にわたり抗生物質を服用すると、陽気を傷つけ、陽虚 の体質になりやすい。
ざっとこんな感じですが、よくでてきた痰湿、陰虚、陽虚などの詳しい内容はそれぞれの解説ページを読んでくださいね。(リンクで飛べます)
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