倦怠感と咳 | While there is life there is hope ~肺腺がんと母と家族の歩み~

While there is life there is hope ~肺腺がんと母と家族の歩み~

2008年8月、肺腺がんステージⅣと診断された母と、家族の歩みの記録です。

昨日まで、高校時代からの友人が日本から遊びに来ていて、楽しい時間をしばらく一緒に過ごしていました。



今日電話をしたら、父が出て、電話を待っていた模様。きっと母も父も大変だったのかも。すごく申し訳ない気持ちになりました。



6月に日本に帰国したときに、震災による被害や母の病状への自分の認識が、実際のものとかなりずれていたことを感じました。イギリスでは日本の情報は気が向いたときに気が向いたものにだけ目や耳を傾けるからなのかな?日本で日本のニュースを常に目や耳にしていたり、両親と一緒に生活している認識とは随分異なってきてしまいます。母や父の闘病の大変さに対する認識も、すごくずれているのかもしれません。



母は、2回目になるイレッサの服用を続けながら月に1回のゾメタの点滴をしています。先週電話で話した後も、だるさがなかなか治まらず、ずっと横になって過ごしていたようです。咳も出ることがあり、出ている間は辛い様子。食欲は少し戻ってきたと話していました。



倦怠感は、ゾメタによる副作用なのかしら?アリムタからイレッサに切り替えたら、アリムタによる副作用がなくなり少しは楽になるものかと思っていました。そう思うようにはいかないものですね。体力がなかなか戻らないようです。



(16日と思っていましたが)18日に受診があるようです。イレッサが効いていないと判定されたら、ドキタキセルかジェムサールを選べるようで、母は「ジェムサールをお願いしようと思っている」と言っていました。



子供たちが遠方にいたり赤ちゃんが生まれたばかりで、日常的にはサポートが難しく、父が仕事の合間に買い物に行ったり、叔母が遠方からよく差し入れを届けてくれたりしているようです。



少しでも状況がいい方向に向かうように願うばかりです。母や父の力になれる方法、自分にできることも考えたいです。