過去記事
キャスト
古美門研介(堺雅人):人格破綻者だが勝率100%の敏腕弁護士。
黛真知子(新垣結衣):弱者救済の支援に燃える真面目な弁護士。
三木長一郎(生瀬勝久):三木弁護士事務所所長。元は検事だった。古美門と対立。
沢地君江(小池栄子):三木の秘書。古美門に執拗に嫌がらせをする。
服部(里見浩太郎):古美門事務所のお世話係。おおらかでお人よし。
加賀蘭丸(田口淳之介):古美門に小遣いをもらい、裁判が有利に運ぶように取り計らう。
井手孝雄(矢野聖人):三木の法律事務所に所属する若手弁護士。優秀でプライド高い。
4話 ストーリー
4話 感想
相変わらず古美門と黛のバトルっぷりが面白いこと!
一緒に仕事してるはずなのにね(笑)
しかも最後の最後に、黛が古美門に宣戦布告したー(ノ゚ο゚)ノ
古美門の事務所に来た理由が、古美門を倒すためだってことに気付いたんだって。
なーるほど、最後は2人の対決になるっていう展開か!
ちょっと楽しみになってきたぞー♪
黛はとある主婦・桑田久美子(村井美樹)から、近くに高層マンションが建設されることになり、日陰になる事で相談を受ける。
高層マンションを建設している島津エステートは、ロクに住民説明会をしないで工事を強行に進める手口から、悪徳建設業者である事は明らか。
引き受けようと思ってたんだけど、町内会で弁護士をたてることに決まったという理由で久美子から断りの電話があった。
翌日、古美門が金になる仕事があると大喜びしていて、なんと久美子たち住民を苦しめる建設業者からの依頼だった!
古美門と対決する弁護士・大貫善三(大和田伸也)は、この手の訴訟のプロで、たびたび多額の和解金を建設業者からぶんだくっていた。
というわけで、古美門と大貫のバトルは激しいものとなった。
最初はお互い言い争った結果「裁判だ!」となり、大貫の提案で示談の方向で話が進むも「古美門は一世帯当たり5千円」「大貫は500万円」と金額の差は歴然。
どちらの提案金額に近い金額で決着するかで、勝負が決まるというわけ。
大貫は反対住民を増やすぞー!と号令をかけ、町内会長は「参加すればお金もらえます」と言ってガンガン参加者を増やし、マスコミにリークして反対運動を盛り上げる。
それに対して古美門は、住民が集まった説明会の場で反対住民たちを切り崩す行動にでる!
マンションができてもほとんど日陰にならない人が参加してる事を指摘し、これからそういう人を見つけ次第逆に訴えるぞと反対住民を威嚇。
さらに事前に住民として潜入させていた蘭丸に、お金をちらつかされて反対運動に参加した事を暴露させ、反対運動をやめます宣言をさせ、反対住民たちに大きな動揺を与えた。
これで大貫ピンチかと思いきや、大貫は切り札となる極秘情報を使って建設会社をけん制。
極秘情報ってのが、現在建設中のマンションの近くに別のマンションを建てる計画があり、それが公になるとマンションが売れなくなるため、建設会社は大貫の要求を飲むと言い出す。
負けてたまるか!と古美門は反対住民の結束をバラバラにさせる作戦にでる。
「和解金をあなただけに2倍支払います」と個別に住民にアプローチし、町内会長には町内会費を流用してる事をつきつけて脅して和解に応じるように迫った。
古美門の勝利が見え始めたその時、黛は久美子に示談金を受け取らなければ後で個人として建設会社を訴える事ができるかもしれないとアドバイスしてしまう。
和解金ではなく日当たりのよさを求めてた久美子を思っての行動なんだけど、依頼人(島津エステート)に不利益となる行動は弁護士としてはやってはいけない事。
古美門は通りすがりの「寺田工務店」を島津エステートの下請けだという作り話を披露して、島津エステートがつぶれることで被害を被る人々も存在することを説明。
「正義」にこだわる黛に、古美門は弁護士とは依頼人の利益を第一に考えるべきだと教えた。
結局、久美子も含め住民全員が和解に応じる事になり、大貫は完全に置いてけぼりになった。
「ゼネコンの悪の根源を倒せ!社会正義だ!」とそれでも食いさがろうとする大貫に、町内会長はそれはただの自己満足だと一撃を与えたのでした・・・。
大貫は大貫で、社会正義の自己満足のために弁護をし、古美門は古美門で、お金のために弁護をし、三木は三木で、古美門を蹴落とすことばかりを考え・・・。
弁護士ってほんとこんな人ばっかなの?!って見てて不安になるドラマだわ(笑)