作・演出 盛井雅司
出演 片岡結衣、野中朋子、盛井雅司、南綾郁(劇団ひこひこ)、
倉増哲州(南森町グラスホッパーズ)、田村K-1、
松田陽子、辻野加奈恵(チャイカ) 、後藤篤哉(camp.06) 、
西山ともか、石丸絢菜、おかだまるひ(Charat ShoU)、
小野木咲雪
映像出演 坂本さやか、高津智子、北斗(だったかな?)
ライブハウス地下一階 24日13:00/18:00開演
共に3列目で観劇。
あらすじ
「もし、1度だけ過去に戻れるとしたら・・・
あなたは人生をやりなおしますか?」
突然現れた 謎の女
記憶を失ったその女を助けた8人の男女
見知らぬ街に戸惑う彼女と次第に心通わしていく
フラッシュバックするかつて見た風景
「私は知っている・・・何のためにここに来たのか」
失われた記憶が戻る時、すべてが始まり
・・・そして終わる
そこに待ち受けているのは美しいラブストーリーか、
もしくは無情の殺戮か・・・
2つのストーリーが
美しくも儚く・・・時を超える
(チラシより)
REAL PLAY THE EDGE R-18 presents、「地下7階の人々」。
久しぶりです。
エッジさんを観るのも、この会場に来るのも。(^_^;)
約2年半前に「地下1階の人々」を観て以来。
・・・・となると、大体半年に1つ潜ってる計算かな?
この際だから白状しますが、一過性で終わるか、
年に1回もやれば良いところかなと思ってました。
すいません、盛井さん。
こうなったらもう、3桁くらいまで潜って欲しいですね。
(それは言い過ぎやろ)
久しぶりに倉増哲州さんが参戦ということでチョイス。
あとは野中朋子さん、辻野加奈恵さん、
かすかに記憶にある南綾郁さん。
今回、2バージョンということで、
昼に未来への希望バージョン、夜に過去への清算バージョンを。
倉増哲州さん目当てだという方には、
過去への清算バージョンは観なくてもという感じです。
なんせ、片手で足るくらいのシーンにしか出てません。
逆に未来への希望のほうは、がっつり出てます。
野中朋子さん目当てという方には、
過去への清算のほうがおススメです。
セーラー服姿が観れます。
途中、その姿で静止する(動きが止まる)シーンがあります。
最大の見所です。(^_^;)
辻野加奈恵さん目当てだという方には、
・・・・両方観たほうが良いのかな?
どちらか一方を挙げるとすれば、未来への希望のほうをススメます。
で、作品面では、両バージョン観るべきかどうかは、
観た方々で意見が分かれること大だと思います。
片岡結衣さん演じる「イズミ」役は大きく設定が
変わっているので、片岡結衣さんファンなら
両バージョン観るべきですが、
そのほかの設定となると、個人的には残念感が大きいので、
どちらか一方で良いでしょう。
過去への清算のほうが、未来への希望のほうの数年後の設定なので、
(正確には9年後だったかな?)
未来への希望→過去への清算の順で観ると、
過去への清算のほうで新鮮味があまり感じない。
逆の順で観ても、同じことが言えるのではないだろうか?
そこがねぇ・・・・。(-_-;)
大きく変えたほうが面白かったなぁ、と思う。
過去に一度だけ戻れるという設定(アイデア?)の
活かし方というか見せ方というか、
そこはすごく良かったんだけど、両バージョンにおいて
同じパターンとなると、ちょっとねぇ・・・・。
残念ついでに、2点指摘。
オープニングの役者紹介の映像。
役者名がローマ字表記となっているが、
「姓 名」、「名 姓」と入り乱れてましたね。
どちらかに統一しましょうよ。
あと、時計の文字。
「よん」のところ。
「IIII」はないですから。
「Ⅳ」ですよね。
倉増哲州さん。
バカさが良かったですね。(^_^;)
確か・・・・「楊貴妃の漢方薬」でもバカでしたよね。
馬鹿な奴ほど、どこかものすごく純粋で真っ直ぐなところがあるもので。
それゆえの首相殺害という行動があって、
それをしてまでもの「イズミ」への想いを貫いた「テツオ」。
良かったです。
辻野加奈恵さん。
これといった見せ場という見せ場のないポジションでしたが、
ここ2年ほどはジャムコントでしか拝見しておらずで、
しっかりと役者として拝見できたことに満足してます。
野中朋子さん。
前回拝見時は「トウシンダイ」。
その時はダンスは良かったけど、衣装が地味だなぁ、という印象。
今回それを挽回するにあまりあるセーラー服姿。(^_^;)
しっかりと記憶に残しておきます。
南綾郁さん。
かすかに残る(5年半前の)記憶の中の姿と今回の姿。
・・・・歳をとったのか?と思うほどに変わってない気が。
まぁ、人の記憶なんていい加減なものですが。
片岡結衣さん。
今公演の予告とスピンオフ映像を見ても思い出せず、
生で声を聞いて思い出しました。
レトルト内閣さんの公演に出てましたよね。
その時は良い女優さんだなぁという印象があったのに、
すっかり忘れていました。
もう忘れないようにします。