脚本・演出 青木道弘
出演 桜井心平、青木道弘、今井つづる、加納礼子、川村和正、
浅田武雄、仲谷愛、冨安正義(Buddy!)、広川文、
岩川博侑(Buddy!)、吉岡択(Buddy!)、佐藤未鳥(イムズ)
ロクソドンタ ブラック 25日19:00開演 自由席(4列目で観劇)。
あらすじ
ど田舎にポツンとある、古旅館を改装して住んでいる田所家。
またいつもと同じように月一回のすき焼きを今か今かと待ちわびていた。
「大変だー!!!」
「い、1カ月後に地球上のありとあらゆるものが粉々になるって・・・」
次男、登の唐突過ぎる発言に最初は家族も笑っていたが、
次第に事態の深刻さに気付く。
「どうせ滅ぶならジタバタしてやろうじゃないかぁぁ!!!」
父親の開き直った一言で家族は結束、
「家族のために」を合言葉に残された一ヶ月を過ごすのだが・・・。
「えっ?地球は救われちゃったの!?・・・・・どっひゃーー!!!」
次々と明らかになる家族の暴挙!
降り注ぐ自業自得の災い!!
奇跡的に救われた地球の片隅で田所家滅亡の危機が、今、はじまる・・・。
(チラシより)
ARTIST UNIT IKASUKE 笑っていただければ我々幸いです公演 vol.02
「田所さん家のいんでぃぺんでんすでー!?」。
(ロクソドンタフェスティバル参加公演)
昼観劇後、まっすぐにロクソドンタへ。
途中、一心寺シアター倶楽を横目にして。
(移動距離が短くなる様に予定をなぜ組まなかったんだろう)(^_^;)
17時前に喫茶田園にイン。
昼観劇の感想を書き書き。
開場数分前にロクソへ。
開場となって中へ入ると・・・・
椅子席の半分くらいは関係者席、審査員席ってどないなん?
って感じですが、椅子席ゲット。
開演まで寝ているつもりでしたが、前説に石橋寛仁さん登場。
会場内は何とも言えない空気に・・・・。
さて、本題。
田所家の今日は月に一度のすきやきデー。
そして、すきやきの肉の配分を決める、「襖で大変だぁ!」ゲームの日である。
そこへ次男が帰宅。
「一か月後に地球は粉々になる!」と。
ジタバタしてもしょうがないが、ジタバタしよう。
「家族のため」に残された一か月を過ごそう。
父は退職し、お寺で祈願。
母はこれまで出来なかった海外旅行。
長男は家族を楽しませようと、パンダに整形。(演じても変わる)
次男は家族のために友人のはっちゃんとシェルター建設。
三男は家族のために家を大掃除。
長女はブ男でも構わないので、あこがれの結婚を果たそうと。
そうして一か月が経った。
地球は・・・・無事。
宇宙人の侵略から守った。
安堵するも束の間。
父は無職。
海外旅行のために大金を借金した母。
パンダに整形した長男は・・・・元に戻れる訳もなく。
建設したシェルターは・・・・まぁ、問題なし。
三男のした大掃除は・・・・。
長女は結婚を取りやめるがブ男が簡単には諦めてくれない。
そこへ借金取り、ドロボー、結婚式場の人々。
ただでさえ賑やかな田所家なのに、もうドタバタ三昧。
一体、どうなることやら・・・・。
ってな感じで、あらすじを補足。
観ることにしたきっかけは広川文さん、佐藤未鳥さん、Buddy!の方々が出演。
プラス青木道弘さん。
・・・・うぅ~ん、主催者サイドがおまけ的ポジションで申し訳ない。
広川文さん。
久しぶりに拝見。
「歯車のアルカ」以来。(もう1年以上かな?)
この間に1つ出演されているが、観れず。
そんな広川文さんは母親役・・・・。
ちょっと残念な役どころ。(-_-;)
別に強く「母親」ってところを押し出している感じでなかったけど、
「お母さん」ってセリフを広川文さんに向けられるのが、ちょっと。(^_^;)
役者的には幅広く色々とこなせるのが良いんでしょうが、
個人的には(未婚の)女性であって欲しかったです。
(まったくもって我儘な希望ですね)
まぁ、久しぶりに拝見できたんで良いんですけどね。
佐藤未鳥さん。
良くもなく悪くもなくと言うと聞こえが悪いですが、
期待を裏切らない姿を観れてご満悦。(^O^)
手足を縛られて、もぞもぞしている格好には妙にハマりました。
Buddy!の方々の中では岩川博侑さん。
前回出演作、「ルルドの森」では
ほとんど声だけ拝聴だったので今回期待してましたが・・・・、
立ち位置と言うか動く範囲としては舞台中央か上手側が多い。
まぁ、ロクソなんで問題ないんですが、もうちょっとガッツリと観たかった。
ラストのシーンは暗転後ってこともあり、
「これで終わりだな。」って気を抜いた後のシーンだったのが悔やまれる。
とはいっても、カテコではガッツリと観れたし、笑わしてもらいました。(^O^)
(お母さん、サイコー!)
みっけもんの仲谷愛さん。
(失礼な言い方で、すいません)
初見。
「艶めかしいってよりはキモイ。」って劇中のセリフであったと思うんですが、
その通りのキャラっぷりが楽しめました。(^O^)
地でもこんなキャラなのかな?(^_^;)
で、お話のほうは映画のあれが多大に盛り込まれているんですが、
それ以外にもあるんでしょうね、ちょこちょこと。
余談ですが、パンフを読むと、ラッパーで俳優として売れたってことで
ウィル・スミスの紹介がされてますが、
個人的には真っ先にアイス‐Tが浮かびます。(^_^;)
まぁ、「ここまで売れた人」となるとウィル・スミスが筆頭なんでしょうね。