ポールサイモンのThe Sound of Silenceに、ガーファンクルは要らない! | 横沢洋!おそうじ片付け長野県松本市より

横沢洋!おそうじ片付け長野県松本市より

はじめまして
おそうじ片付け隊ホームサービス松本店の横沢洋と申します。
長野県松本市でハウスクリーニング・片付け・リフォーム業をしております。
趣味はJAZZ音楽鑑賞です。以後、宜しくお願い致します!!


【ポールサイモンの
”The Sound of Silence”に
 ガーファンクルは要らない!】


中学・高校時代の、
人生の最も多感な時期に
出会った音楽は、
生涯のココロの宝物になりますね。

良質な音楽であれ、
低俗な音楽であれ、
若きこの時代は、質より量!

何でも受け入れて、
何でも吸収することで

それはそれで、
時代背景も含めて人間の陰影を深め
興味や好奇心の幅や、
価値判断の識別力を拡げてくれます。



たまたま、今年最初の日曜の今日、
FMでサイモン&ガーファンクルの
曲を耳にしました。

S&G!
私は、彼らのデュオ・アルバムより
ポール・サイモンのソロが好きです

とりわけ、あの
”The Sound of Silence”は
ガーファンクル無しが最高!




この”サウンド・オブ・・”は

S&Gの最初のアルバムが
売れずに結局、解散。

ガーファンクルは、大学院に戻り、
ポール・サイモンは、
ヨーロッパに放浪の旅に。

彼は、ヨーロッパ・イギリスの
コーヒー・ハウスやクラブで、
弾き語りをして生活。

イギリスのコーヒーハウスで
歌っているときに恋人ができる。

”キャシーの歌 Kathy's Song”
で歌われる、キャシーがその人。





失意の中、
イギリスに渡ったポール。
そこでの出会い!

貧しいが才能あふれる
ミュージシャンを愛したキャシー!
これが青春!




その霧の街ロンドンで吹き込んだ
”The Sound of Silence”

この録音は、全くのソロ・アルバム
ギター1丁で、マイクも1本だけ!

しかし、録音を聞いたポール自身は
余りにも赤裸々なアルバムと感じて
暫くは発売にOKを出さなかった。

OKを出さない程の赤裸々な盤は
私にとっては(歴史にとっても)

ポールの青春時代を
理想の形で残したことになる。





その頃、米国にいるプロデューサー
トム・ウィルソンは
「サウンド・オブ・サイレンス」の
マスターテープで、
ロック・バージョンをリミックス。


イギリスのサイモンにも、
米国のガーファンクルにも、
無断で制作され、発売される。

このロック盤が、
後の歴史的ヒットへと
繋がることになる。




今も、ポール・サイモンは、
ライブでのこの曲を
ギター1丁でプレイする!

作者ポール・サイモンに
無断でつくられた
ロック・バージョンがなければ、

サイモン&ガーファンクルの
今日の栄光はなかったのだから
この世は、皮肉なものです。




ポール・サイモンが、ひとり、
床を鳴らしながらギターを奏でる
”サウンド・オブ・”を聴くたびに



私は、瞬時に、あの頃へと
ワープ出来るのです。







【Paul Simon - The Sound of Silence - 1965 original first record】 



The very first recording of the legendary Sound of Silence.
On the 1965 album; "The Paul Simon Song Book"

『ポールサイモン・ソングブック(Paul Simon Song Book)』
このジャケ写が、若かりし頃のポールとキャシー。

イギリス・サセックスのコーヒーハウスで歌っているときに出来た恋人。
キャシー・シティー Kathy Chitty 。
「キャシーの歌 Kathy's Song 」で歌われる、キャシーだ。
このとき、キャシー17才、ポール・サイモン22才。