【1923年9月1日午前11時58分、
関東大震災発生 】
90年前の、9月1日午前11時58分
あの、関東大震災が発生した。
映画「風立ちぬ」で描かれている
1923年(大正12年)の
関東大震災と、世界的な大恐慌は、
2011年の東日本大震災と
デフレ不況とが重なるところがある。
関東大震災の後には、
大きな混乱と、戦争があった。
東日本大震災の後には、
”原発災害”と”デフレ不況”から
今だ脱出できないでいる。
9月1日、午前11時58分
相模湾沖を震源とする関東大震災
マグニチュード7.9の巨大地震が
もたらした激しい揺れで、
首都圏では多くの家屋が倒壊した。
発生時刻の午前11時58分は、
多くの家庭では昼食の準備を
している時間帯のため、
いたるところから火の手が上がった。
次々と燃え上がる炎が、
激しい上昇気流を生じさせ、
これが炎渦巻く巨大な竜巻
「火災旋風」を発生させていった。
約10万5000人の犠牲者の9割近くが
焼死だったとされている。
この日本国に今、
関東大震災なみの地震が起きたら・・・。
首都東京を地震が直撃したときを考えたら
面積でなく、体積で複雑に構築された東京
自分の生死は、運命に従うしかないだろう
その時、どんなに時代進歩していようと、
スマホメールや、コンビニが機能し、
オスプレイが救助に飛来しようとも
そんな時、最も恐れるべきものは、
やはり、恐怖にかられた人間の、
常軌を逸した行動ではないだろうか。
関東大震災当時では、朝鮮人が
暴動を起こしたというデマが飛び交い、
自警団によって関東各地の朝鮮人が
数千人と中国人数百人が殺害された
という恥ずべき事件があった。
3・11の際にも、
数々の流言や風評が巷にネット上に溢れ、
どんどんとデフォルメされ
大きな恐怖となった。
目に見えぬ風説の流布が最もコワイ!
東京は過去に
”震災”と”空襲”という
2度にわたる首都崩壊を経験してきが、
3度目の首都圏直下型地震が来ようとも
この国の民が持つ、類まれな忍耐力と
柔軟な復興力とで、
何度でも、復興・復旧を果たすし、
また、果たすしかない。
いつかやって来る地震の日の
リスクを少しでも超える為の
”防災訓練”が又、今年も全国で、
明日の9月1日に開催する。
【 TOKYO MEGA QUAKE 1923 】
1923年9月1日午前11時58分、関東大震災発生