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適切な関係

 

昨日は1日「めくる、くる、くる。」の稽古でした。

通し稽古も7回目くらいかな。
初めてキャスト以外のスタッフ、
つじさんに通しを見てもらいました。
 
 
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ステンドグラス風にしてみた・:*+.\(( °ω° ))/.:+
 
 
初見のひとにみてもらうこと、
インプロをしないひとにみてもらうことは
とても価値のあることです。
 
Platformの作品が
舞台やインプロを初めて観るひとにやさしいのは
舞台の常識を知らないつじさんが
率直な意見をくれるからです。
 
 
通し稽古は1ヶ月前にして70点くらいの完成度です。
これってかなり早い。
つまり、今作品は伸び代がとても大きいです。
期待していてくださいね。
 
ただ、つじさんに
 
ひとつだけ構成に大きな問題がある
 
と言われてしまいました。
 
こういう話を聞くと
こわくて頑なになりそうになります。
 
聞かなければ、
「面白い、完成は近い、楽勝!」
って気持ちでいられるのに
 
聞くと、また深い推敲の地獄に
落っこちてしまうかもしれないから。
 
恐怖が強いと、人は攻撃的になります。
わたしは、時々
つじさんのアドバイスに
反抗してしまうことがあります。
 
「つじさんは、わかってないから言えるんだよ」
 
せっかくアドバイスしようとしているのに
そんな風に言われたら
いう気がなくなりますよね。
 
わたしは、メンバーにフィードバックするとき
キレられると良く言う気をなくしてやめてしまいます。
 
でもつじさんは
そう言う時に折れないし
わたしも聞かなくては望まない結果に
なることがわかっているので
 
最終的になんとか聞きます。
 
最近は、その速度がはやくなってきているように感じます。
 
わたしの聴き方
「否定されている、バカにされている」
というような防御反応を捨てて
「良くするために言ってくれていて、否定じゃない」
と信じる努力
 
つじさんの言い方
「良いところを言ってから指摘する、
問題だけでなく解決案も一緒に言う」
などの歩み寄りで
だいぶん、スムーズになりました。
 
 
元夫婦であるわたしたちの関わり方も
日々進化しています。
 
 
おかげで、来週からの稽古も有意義なものになりそうです。
 
 
ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ
 
稽古のあとに、
作品についてさらなる議論をするため
つじさんとお好み焼き屋さんにいきました。
 
(ここで!!ここで!!!
彼がかわいそう、と思わないでください!)
 
 
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きのこバター。
 
シチューもんじゃというのを注文したのですが
シチューでした!!
 
 
ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ
 
 
つじさんから
 
「最近のみくのblogはとてもいい感じだね」
 
と言われました。
 
昨日の記事では
恋人が、かわいそうじゃないんだ!
というお話をしました。
 
 
おそらく今後、
ふたりレッスンやパートナーシップについて書くにあたり
結構つじさんの話もしていきます。
 
「つじさんといた時はこれがつらかったけど
いまは、このようにうまくできている星
 
という文脈も多くなると思います。
 
それはまた、
「つじさんかわいそう」
と言うひとも生んでしまいそうなので
つじさんも、かわいそうじゃないよ
というお話を書いておきます。
 
言い訳みたいでいやなのですが
誤解を受けるのはもっといやなんです。
今後スムーズに発信していくために
しばらく、こういうことを書くことが
増えると思います。
 
ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ
 
 
まず、第一に言われるのが
 
「切り替え早!」
というお話なのですが
 
離婚をオープンにしたのは年末ですが
別れることになったのは昨年の5月。
もう1年も前になります。
理解されづらいかも知れないけれど
「離婚をする」というのと
「別れる」というのもまた
全然別物という感覚がわたしたちにはありました。
 
 
よく
「反省してない」(なにを?)
という人がいるのですが
一体どれくらいあければ満足するの?
と思います。
 
 
そして、なにより不愉快だーって感じるのは
 
「なんだ。どうせ不倫だったんでしょう」
 
とニヤニヤするひとの存在!!!
 
踏みにじってる!!むかっ
 
わたしとつじさんと、そして彼の
お互いにたいする誠意を本当に踏みにじってる!!
 
 
「否定するとますます怪しいよ」
とも言われました。
 
うるせえ、どうしろって言うんだ!!!
 
ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ
 
別件ではありますが
 
だからといって、わたしは
圧倒的な不倫叩きの風潮にも
いろいろと思うところはある。
 
ひとには様々な事情があって
本人たちにしかわからないこともあるよな、
って思っています。
 
周囲からそういった
相談を受けることも時々あります。
 
ふたりレッスンをしていくにあたり
今後もさらにそうしたデリケートな問題と
向き合うことになると思います。
一概に善悪を決め付けたくないのです。
 
 
ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ
 
 
でも、ちがうものはちがうから
ちがう、っていうね。
今後そんなに言わないから、今日は超言うね!!
 
わたし、不倫なら不倫って言うよ。正直。
 
まわりから
「わざわざ言った方が損するんじゃないの?」
って言われたし
 
わたしにとって大切なひとにも
「不倫なのね、最低ね」
 
と決め付けられてしまい、
それを周囲にも言いふらされ
いろんなひとに責められる
という目にもあい
 
ビビってるし迷ってるけど
 
言っても、言わなくても疑う人が存在するなら
届くひとにはきちんと自分の言葉で言いたい。
 
 
ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ
 
 
彼とは付き合いの長い友人で、
遊びにいくととても楽しいひとで
久々に一緒に遊びに出かけることがあり
最初に感じたのは
 
「どうやったらつじさんと、
これくらい楽しく遊べるだろう?」
でした。
そして、わたしは彼本人にその相談をしました。
 
「つじさんと遊びにいく時は、
綿密な計画を立ててすべて決めているからダメなのかな
友達と遊ぶ感じで行き当たりばったりで
無責任でいれば楽しいのかも」
 
とか
 
「つじさんといる時は、
疲れると甘えてすぐカフェに入って
携帯を見はじめて時間をつぶしてしまう
友人だと、たくさん話をしようとするから
それがいいのかな?」
 
実際につじさんとたくさんそれを試したし
彼も応援してくれました。
 
 
楽しいからこの人と不倫しよう、
なんて発想微塵も起きないくらい
わたしはつじさんとの関係を良くすることに
全力だったんです。当時。
 
 
離婚しようといわれた時も
友人たちは
「そうなんだ。」
と承知するひともいれば
ぐずぐず悩んで落ち込んでるわたしに
「さっさと忘れなよ」
と怒るひともいれば、
だったのですが
 
彼は友人の誰よりもショックを受けて
「なるべく、寄りが戻ってほしい」
と言い出し
本当は納得いかないのにそれを言えないわたしのことを
なんども励まして話し合いに向かわせてくれたり
つじさんに考え直さないかと言ってくれたりしました。
 
わたしが、つじさんに言葉届かずで諦めた後もガッカリしていたし
 
その後さまざまな話し合いの中で
わたしがつじさんを恨んで離婚してしまいそうになったり
つじさんにPlatformを辞めてもらおうと考えたりしたときに
つじさんの大切さを思い出してと教えたり
つじさんと話し合う場を設けてくれたのが彼でした。
 
彼がいたからつじさんと別れたどころか
彼がいたから、
いまもつじさんと仲良くいられるのです。
 
 
ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ
 
 
つじさん以外のひとと
お付き合いするのは、とても怖いことでした。
 
恋愛ってなんだ?
結婚ってなんだ?
なにもわからなくなっていました。
今後誰ともお付き合いしない人生も
ありかなと思っていました。
 
けれど、つじさんと約束したのは
 
85点の僕らのパートナーシップではなく
100点の人生を目指そう。
そのために別れよう。
 
ということ。
 
 
そういえば、この人は
つじさんと生み出せない楽しさが
生み出せたひとだ。
 
それだけを頼りに、
この人とお付き合いしてみたら
どうなるだろうと思いました。
 
 
この人とお付き合いしてもいいかな
と、1番最初に相談したのは
 
実はつじさんでした。
 
変でしょう。
 
変なんです。わたしたちの関係。
 
その時はね
 
(すこしは、寂しいと思ってもらえるかもしれない)
 
って正直思いましたよ。
 
つじさんから返ってきた答えは
全力の笑顔で
 
「彼なら、みくと合ってる。
   絶対に間違いないとおもう。」
 
でした。
 
 
 
ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ
 
 
そうそう、これもいつか書いておかなきゃ。
 
「あー、つまり
彼はずっとみくみんが好きで
最初から彼の策略だったんじゃないの?」
 
って言う人がいるのね。
 
もー
なにがなんでも、誰かを悪者にしたいひとがいるの。
 
ぷんすかむかっ
 
ざんねんですが
その後
彼が簡単に付き合ってくれたかと言うと
全然そんなことなかったです笑
 
でもまたそれは別の機会に。
 
ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ
 
 
つじさんとの関係は
変わり続けています。
きっとこれからも変わっていく。
 
夫婦になれなかった
でも、いなくなれなかった
家族でも恋人でも、友人でも多分ない。
 
つじさんは、わたしにとって
「つじさん」
 
 
そうだ、
 
女の子ふたりの応募がありました。
 
 
夫婦でも、友人でも、仕事仲間でも
名前のつけられない関係でも
どんなふたりもお待ちしてます💕
 

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「かわいそう」という感情の厄介さ

こんにちは

春らしい陽気が続いていますね。

昨日は横浜まで観劇に行ったのですが

横浜市内は緑化計画が進んでいて

道や公園が植物園のようにきれいでした。

 

横浜公園のチューリップが見事だったのでおすすめですチューリップ

 

ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ

 

様々な感情の中で

 

「かわいそう」

 

は結構上位でやっかいだなあと思います。

その主語は自分ではないからです。

 

「〇〇さんがかわいそう」に起因する怒りは

〇〇さん自身の感情とは関係のないところで独り歩きします。

 

本当は怒りを生まれるのは

自分の琴線に何かが触れているからなのに

責任の所在を他所にするからそこと向き合う必要がなくなります。

人間は楽なほうにとどまりたいので

怒りはずっと消えないわけです。

しかも、「誰かを守る」という正義の名のもとに

その怒りは暴走しやすいものです。

 

犯罪のニュースなどでよく出てくる

「被害者の気持ちを考えて厳罰化を望む」

という論調もわたしは苦手です。

この話は何時間もできてしまいますが、今回は本題へ。

 

ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ

 

わたしのパートナーシップの話に戻します。

 

わたしにパートナーいることについて

ときどき、わたしたちのことを心配してくれる人がいます。

 

その内容は主に

 

「パートナーがいるのに、つじさんといっしょに劇団を続けていて、

パートナーがかわいそうなんじゃないの?」

「ツイッターにつじさんのこと書きすぎててかわいそう

「男の子の劇団員と夜に一緒にごはん食べてるとかかわいそう

「恋人ができるの早すぎない?

そんなに早く乗り換えたらつじさんがかわいそうなんじゃないの?」

 

といったものです。

ご心配ありがたい・・・ですが、

そのあとに続くのは、大抵わたしへの怒り・否定だったりします。

 

「そんなことをしている住吉さんはひどい」

「別れるべき」

「離婚をした人間は幸せになる権利なんてない」

「本当は不倫なんでしょ?」

「本当はまだ辻さんと切れていないんでしょ?」

 

すべて実際に言われたことです汗

 

そんなひとたちは、わたしがいくら否定しても

聞いてはくれません。

彼らは「かわいそう」という感情の本体である

つじさんやわたしのパートナーを盾にして

自分の価値観に合わないことを否定・攻撃したいだけなのです。

 

ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ

 

とはいえ、わたしもわりといわゆる「常識的」な

かわいそう感覚の持ち主なので

勝手に

「新しいパートナーができたら、辻さんのことは一切言わないでいるべき」

「だって、未練があると思われたくないし、そんなの彼がかわいそう

 

と思っていました。

 

それでも、辻さんと別れた直後は

落ち込むこと・悲しいこと・納得できないこと・寂しさ

たくさんの感情に飲み込まれて、つい泣いてしまうこともありました。

 

「ごめんね。もうあなたとお付き合いしているのに、

辻さんのことで落ち込んでいられたら、嫌だよね。」

 

と謝りながら泣いていると

 

「え?どうして?」

 

と驚かれました。

 

「離婚は人生においてとても大きな出来事なんだから、

苦しむのは当たり前だし

みくちゃんはつじさんのことが大好きなんだから

一緒にいられなくなるのが寂しいのは当たり前なんだよ。

当たり前の気持ちになることに、どうして謝るの?」

 

わたしは、そのときに気づいたんです。

 

自分を許せないのを、彼のせいにしてるだけだったんだ、って。

 「彼がかわいそう」かどうかなんて彼が決めること。

 

 

ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ

 

 

「僕は、僕だけを見てくれる恋人だから

みくちゃんが好きなのではなく

 

みくちゃんという人が、

これまでちゃんと考えて感じて選択して

生きてきた物語が好きなんだよ。

 

僕のために何かを感じることを

やめる必要はないし、

僕はそれを知りたいし助けたい。

 

みくちゃんの人生において

つじさんはとても大切な存在で、

それは恋人とお父さんがどちらも大切なように

恋人ができたから

つじさんを手放さなくてはならないような、

そういう存在ではないと思ってる。

 

みくちゃんにとって大切なつじさんという人は、

僕にとっても大切な人なんだよ。」

 

ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ

 

 

彼のかわいそうでないという説明。

 

わたしは自分の価値観にないことだから信じられなかったし

 

わたしは、こういうことを時々

「相手に気に入られるための建前」

として言ってしまうこともあるから、そうなのかなあと思いました。

 

友人には

「つまり、みくが絶対につじさんのところに

戻らないって自信があるのよ、彼。」

 

とも言われました。

 

 

だから、思い切ってさらに突っ込んで聞いてみました。

 

「それは、その過程でわたしが

つじさんとやっぱり再婚したい

と言ったとしても同じことが言えるの?」

 

 

ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ

 

「もちろんみくちゃんが、

つじさんに限らず他の人のところに行ってしまったらさびしい。

 

けれど、みくちゃんがきちんと考えて

【この選択が1番しあわせになる】

と何かを決断できたときは応援したいし、

それは僕にとって喜びなんだよ。

それは矛盾するけど両立する気持ちなんだ。

 

そして、もしそうなった時も謝る必要はないんだ。

ひとときでもみくちゃんの人生の

登場人物になれたことは

僕にとってしあわせなことなんだよ。」

 

 

ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ

 

ここまで聞いてやっと理解したのが

 

彼は「恋人であること」を、

権利だと思って居ないのだなということ。

 

かわいそう、という感覚は

「彼が当然のものを与えられていないから」

という発想から生まれていたので

 

「当然」の定義が変われば変わるものなのだなと理解しました。

 

ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ

 

わたしが、彼をかわいそうだと思っていたのは

自分の価値観。

 

ひとつは

自分自身がしあわせになることを許せないというとらわれ

ひとつは

これまで持ってきた常識に頼って、目の前の彼の価値観を見ていなかったから

 

だから

もしわたしのブログをみて

「そんなの彼がかわいそうだ」

「許せない」

という気持ちがもし湧いてきたら

ぜひ

「このかわいそうという気持ちはどこからきてるのだろう」

と探ってみてください  ^ - ^

わたしもそれ以来、

誰かをかわいそうに感じる時はそうしています。

 

 

 

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離婚のご報告と感想文

【ご報告】

本日2016年12月20日
わたし住吉美紅は、
旦那さんの辻さんと
離婚届けを提出いたしました。
驚かせてしまい申し訳ありません。
互いの人生を見守り合いながら、良き親友、
作品づくりのパートナーとして歩んで行こうと決めました。
どうぞこれからもよろしくお願いいたします。
 
本当に本当に、驚かせてしまったり
残念な気持ちにしてしまった方には申し訳ありません。

すべてをわたしの心そのままにお伝えすることは
きっとできないのですが、すこし長くお話しさせてください。
 
すべてを書くことができないのなら
書かないほうがいいのかもしれないと悩みました。
書けることは書くというスタンスが誠実なのでは、とも悩みました。
だらだら書くのはカッコ悪いな、とも思いました。
正直に書くのがわたしらしいな、とも思いました。
今も何が正解なのかわからないし
傷つくようなコメントをもらうのはやっぱり怖いです。
何を書いても書かなくても、悪く言う人は言うし
何を言っても語らなくても、味方をしてくれる人たちは寄り添ってくれて。

きっとこれはただの「感想文」です。
主義主張でもなければ批判でもなく
エンタメでもなく説明ですらないのかもしれません。
 
【どうして離婚するのか】

一言でいうと「大切な存在だけれど、夫婦になれなかった」
ということなんだと思います。
具体的に言うと、わたしとつじさんは2人とも仕事と作品がだいすき。
休日でも旅行先でもついつい作品のことを話し合ってしまいます。
それはとても楽しく幸せな時間です。
けれど「こんなの夫婦らしくない」という焦りがすこしずつ募って
「自分の人生のパートナーはこの人でいいのだろうか」とお互いに考えるようになり
「名実ともに仕事のパートナーになろう。
夫婦になる人はきっと他にいる」と合意しました

信じられない理由だと言われます。
すごくすごく仲が良いのに
けれど、ちがうと感じたのです。
そして、このまま夫婦でいたらお互いのことを苦しめ続けて
いつか嫌いになってしまうかもしれないと思いました。
自分たちでも変だと思いました。
それでも自分の人生は一度だから仕方ないと思いました。
恋人としては春に別れることにしましたが、
「せっかくだから誰よりも楽しく変で面白い離婚にしよう、
だってわたしたちは、面白がってもらうのがすきだから」と、
結婚記念日の12/20に離婚届を出すことに決め、
ゆっくり離婚することにしました。
 

【離婚を決めてわかったこと】

問題提起はわたしのほうがずっとして来たのですが
「じゃあ離婚しよう」というのは辻さんの提案で、
とても納得できる部分もあり
その後の人生にもわくわくしたのに、
謎の抵抗感が心を襲う時期が2ヶ月くらいありました。
それは「自分が人生の失敗者だ」という気持ちです。
「離婚はネガティヴなこと」という理屈で説明できない
「感覚」「価値観」
「わたしが駄目な人間だから結婚に失敗したのだ、死んだほうがいい」
という自分の中の自分に責められ続け
「『離婚した人』になりたくないから離婚できない」と言いだした時期すらありました。
自分の中にこんな「偏見」や
「(わたしの培った)常識へ固執」があるとは知りませんでした。
そして、自分がそこから抜け出すというのは
人生においてとても尊い経験だったと感じます。
 
別れて、離れて暮らしてみてから、
「別れて正解だった」と発見したこともたくさんあります。

例えば結婚してからわたしは料理というものを一切しておらず、
それはわたしの中で大きな罪悪感でした。
しかし現在は頻繁に料理をしており、わりと好きだったのだと気付きます。

結婚中に料理ができなかった理由が
辻さんが「美味しい」とか「ありがとう」を言わない、
むしろ作るたびに「外食してきたから…少しなら食べるけど…」
と少し迷惑がるタイプの人だったからなのだなとわかりました。
長年培われた「料理を作ると迷惑がられて傷つく」という感覚で
いつしか料理が嫌になっていたのだなと。

ちなみに、これは辻さんが悪いわけではなくて、
相性の問題なのだと思います。
わたしは笑顔で美味しいって言ってくれる人がいいし、
辻さんには其れ位で傷つかない人が合ってたんです。
恐ろしいのはそれをわたしが長年「合わない」ではなく
「自分が料理をさぼる駄目な人間」と完全に思い込んでいたことです。
別れて気づくそういうちいさなものがたくさんありました。

12年間も一緒にいて「当たり前」となっていたものが、
いざ離れてみると歪なことも随分多かったようです。

結婚しなければわからなかったことで
離婚しなければわからなかったことです。
ぜんぶ経験できて本当に良かった、しあわせだっておもいます。
 
【周囲の反応】

離婚を決めてまず苦しかったのは、
祝ってくれた方々への裏切り感でした。
怒らせたり傷つけたりするかもしれない
「ご祝儀返せ」って思われてもおかしくない、と本気で思いました。

式の出席者のひとだけでなく、すべてのひとにとても申し訳なかったです。
 
Platformのみんなからの理解はとても心強いものでした。

特にえこはわたしが上記の「自分の常識」にとらわれて
「やっぱり離婚やめたい」と言いだした時に、
世間ではなく自分の感性を大切に、離婚を完遂するように励ましてくれたし

ののかは知人にもそういうポジティブな離婚をした夫婦がいると教えてくれたし

あと誰よりもわたしと辻との付き合いの長いHTBがとてもやさしく励ましてくれました。

「正義のみかた。」明石公演の時が、ちょうど別れた直後で、
芝居をしている時間以外は心が自己否定でいっぱいになってしまって、
でも遠征中明るくしていなくてはと無理をし続けていたのだけど、
らいふがきちんと全員で話す場を作ろうと提案してくれて、
プレイヤーのみんなが話をする時間を持ってくれました。
その時にわたしは離婚の話が持ち上がってから初めて泣くことができました。
話した、というか「わたしはダメじゃない」と何回も言っていました。
ずっと自分の中の自分が「お前はダメだ」って言ってた時期だったけど、
初めてそれに反論できたしみんなが味方になってくれました。
そのあと迎えた正義のみかた。本番は、
信頼感とグッドサプライズに溢れるすごく良い回になりました。

Platformには、わたしもつじも所属し続けることになります。
が、以前と変わらず楽しくやってます。

変わったことといえば
「つじさんはなんでもできるなあ」
というお馴染みのやり取りに
「わたしを幸せにすることはできなかったけどね」
というブラックジョークが挟まったりして
それを言える自分も爆笑してくれるみんなもすごくすき。
隠さない、でも特別扱いもしない、普通の日常。
結婚を祝ってくれた方々、本公演の共演者のみんなにも、
お会いできたタイミングでなるべくお話ししてきましたが、
いろんな人の集まる業界柄もあってか、みなさん広い心でご理解くださり、
最も信頼するわたしのたいせつな先生は「おめでとう」と言ってくれて、
心の底から嬉しかったです。
 
そうはいかない人もいました。

「なぜ結婚前に合わないことに気付かなかったのか」
「離婚するつもりで結婚したのか」
と責められたり
「そんなのは離婚の理由にならない」と決断を否定されたり。

わたしたちが明るく前向きだからこそ
ふざけているのかとか、不謹慎だとか
許せないという感情をぶつけるひともいました。

「金銭的に苦労するから不幸になるに決まってるよ」
だの
わかっていて覚悟した未来を否定され不安をあおられたり

「離婚した人間は周りに迷惑をかけたからもう次の恋愛をする資格はない」
と、
わたしがやっと乗り越えたとらわれをぶつけられたり

また「どうせどちらかの不倫なのでは」とか、
どうにかして「一般論として納得できる離婚のかたち」
に当てはめようとする人もいました。
 
確かに、こんな理由で離婚するのはおかしいのかもしれません。
これくらいの違和感があっても我慢して努力して夫婦を続ける人のほうが
多いだろうと思います。
一般的がなんなのかわからないけれど、
幸せな夫婦に分類されるほうだとも自覚があります。

ですが、さらに幸せを目指すために離婚をすることにしました。
離婚をしたらみんな不幸にならなきゃいけないの?
離婚したら、仲が悪くならなきゃいけないの?
離婚は人生における失敗?
わたしも最初はそう思っていました。
だから、言いたくなる気持ちもわかる。
けれどだからこそ、そういう事を押し付けてくる人たちとは
この機会に距離を置くことにしました。
その人たちは甘えててワガママに写るのかもしれないけれど、
もう、いいかなと思いました。
 
逆に自分にとってたいせつなひとが
これでもかというくらいに
わかった一年でもありました。

一番大きかったのは、辻さんのご両親です。
12年間お世話になって、
2年間同居させてもらって、
自分の親以上に近く、大好きだった。
辻さんとは別れるけれど、
お義父さんお義母さんの娘でいつまでもいたいとおもってしまうくらいに、
大好きだった。

離婚に際してこれまでできなかった話をたくさんしました。
嫁だし、嫌われないようになんて遠慮して、
あまり本音を言わずに来ました。
「この先何十年で親孝行していこう」と思っていました。
でも、できなくなってしまって
だからこの数ヶ月でたくさん感謝と大好きだっていうことを伝えたし、
どれだけ大切に想ってもらえていたかも知りました。
寂しい気持ち、残念な気持ちにさせてしまったことを
とても不甲斐なく思っています。
 
もしかしたら、離婚せずにずっと一緒にいたら
ここまで大切だなんて伝えられなかったし、知らなかったかもしれません。
失う時に大切さを知るなんてとても悲しいけれど
知ることができてよかった。通じ合えてよかった。

【本当のこと】

この半年間どんなかたちで
なるべくみなさんを悲しませないように
ご報告するかを
辻ともPlatformのみんなとも話し合って来て
上記までを、あらかた11月頃までに推敲して書き終えていました。
けれど離婚を目の前にして痛いほど思い知ったことがありました。
 

それでも、わたしは離婚したくなかった、ということ。
 

ここまでの前向きに捉える発想たちは
すべて辻さんの受け売りで追従で迎合でしかなかったこと。
強がっていたこと。

だって、わたしはふたりの性格に合わないところもあることなんて
結婚前にわかっていて
何年も悩んで悩んで他の可能性もたくさんあって
そんななか
つじさんと人生を歩んで行くことを覚悟のもとに「選んだ」のです。
 
いろんな離婚があっていいとおもう。
結婚してから違ったと気づいて、やり直しが許されないなんてことないとおもう。
それは自分のことになる前からそう思ってた。
 
でも、「わたしの」結婚については

「仕事好きな夫婦の形があるのもいいじゃない

「至らないことがあるのはみんな同じ、
だからこそ何十年かけてふたりで成長していきたい。」

そう思って結婚しました。

離婚しよう、と言われたその日のきっかけも
わたしから
「どうしたら、もっと良い関係が築けるか、何か新しく取り組みたい」
と持ちかけたのです。
つじさんは、新たなチャレンジをやめよう、と。
それなら他の人を探そうと言いました。
 
端的にいうと、わたしは振られてしまったのだと思います。
 

まだまだ頑張れた。
頑張りたかった。
けれど、つじさんはそうじゃなかった。
それを認めたくないから、
振られたことを事実にしたくないから

「わたしも、ちょうど離婚したほうがいいと思ってたよ!」
「この離婚はとてもポジティブ」
と、つじさんと同じ考え方をしているのだと
自己暗示をかけて
ここまで半年間駆け抜けて来たんだと思います。

自分にも、まわりにも、つじさんにも強がって。
 
もちろんそれだけが要素というわけではなく
様々なことを感じ取ってわたしも選択的だったとも思います。

つじさんはとても頑固な人だから
わたしが離婚しないと言ったところで
対立関係になってしまうだけで
それよりは、つじさんがもう無理だと感じたことに寄り添いたかった。
わたしにはまだ頑張る余地があることであっても、
つじさんにはそう思えない、そしてわたしの言葉は届かない。
それを無理やり縛り付けても、わたしの目指したしあわせはもうない。
 
思い出しました。
離婚を切り出された瞬間にわたしは抵抗して
でもダメで。
…これまでわたしたちの間で
意見が割れたときはつじさんの意見が通るのが当たり前だったから
当然のようにダメだと思い込んで
落ち込んでいっしーとらいふとザワ(タバカル)に話したら
「納得してないなら話すべきだよ、もう一回考え直してもらいなよ。」
と言ってもらえて目からうろこで
張り切って再度話したけれど、どうしたって言葉が届かなくて
何度も、離婚しなきゃいけない理由を言われるの、苦しくて
抵抗をやめたこと。
あたかも、説得されたように。
離婚を最初から望んでいたように。
結婚記念日に離婚予定日を定めて、
その日をまるでクリスマスのように盛り上げようと、毎日準備をしてきたこと。

つじさんが大好きで、一生寄り添う覚悟でいました。
たくさんのものをもらって、つじさんがいたからここまで生きてこられました。
そのつじさんのためにできることをずっとずっと探して来て、
でもなんでもできるひとだから力になれることがずっとなくて
そのつじさんが唯一わたしに望んでくれたことが、
別れたい、で
それを叶えてあげない理由はわたしにはありませんでした。
 
唯一してあげられることが「居なくなること」なんて悲しすぎて
その事実を忘れようとしていました。いつしか本当に忘れていました。

この気持ちに気付けたのは
つじさんのお母さんにご報告したとき。
きっと、すごく信頼しているひとだから
わたしが心から誠実でいたいひとだから
そして、半年近く経って
やっとわたしの傷が癒えたから気付けたんだとおもう。
お義母さんが、つじさんの説明をひとしきり聞いた後
「みくちゃんはそれでいいの?」
と問いかけてくれたときに
自分でも半年間押し殺して来た「NO」がきちんと出てきた。

つじさんは驚いていました。
だって、半年間一緒に「ポジティブな離婚」を作ってきたはずのパートナーに
裏切られたようなものなのだから。
(わたしは抵抗していたんだけど、それが耳に届いていなかったので)
わたし自身も、ここまで自分が完全に自己暗示をかけて走ってきたことに驚いたし
とても戸惑いました。
なにもかもが今更だったから。
 
その日を境に
すべてがひっくり返ったみたいに
なりました。
まず、つじさんが初めてわたしの話を聞いてくれるようになりました。
本当は別れたくなかったこと、頑張ろうとしたさまざまな取り組みを
いつも忙しさで協力してもらえなかったこと
チャンスを与えられずに「別れる」という結論が提示され
それもまた絶対に覆らずに絶望したこと
たくさん泣きました。たくさん怒りました。たくさん謝られました。
でも、その関係性を築いたのは、ふたりでやってきたことです。
どちらのせいではなく、わたしたちふたりの未熟さです。
それを一緒に乗り越えて行きたかった。永遠に。
結婚すること、夫婦というものをわたしは、人生の戦友だとおもっているから。
それが今月に入って初めてできた気がします。皮肉なものです。
つじさんは「離婚をやめてもいい」と言ってくれました。
つじさんのご両親も、考え直してみてはと何度も何度も言ってくれました。
わたしも迷いました。
伝えてしまった友人や両親には平謝りするとして
またここからやり直すことも選ぶことができました。
しかし、ここに書いた前半の部分もまた事実です。
スタート地点では納得がいっていなかった離婚。
けれど、その道中でわたしが知ったことは本物です。
得たものだけを持って戻ること、も
もちろんできた。
つじさんとの関係はこの半年で格段に良くなりました。
はっきり言って大親友です。
わたしは、親友みたいな夫婦って素敵だと思います。
今やり直せば確実に以前より良い関係が築ける。
離婚届を出すための待合室で、最後の最後まで悩みました。
けれど、と思ったから
わたしの意志で。きちんとわたしの意志で離婚をしました。
それがどうしてなのか
すこし自分でも説明できないところがあります。
もしかしたら、何年か後にはわかるのかもしれないし
もしかしたら、後悔をするのかもしれない
もしかしたら、
「ここに書いてあることも全部自己暗示の思い込みで…」
なんてことを言い出す日が来るのかもしれない。

自分のことも、辻さんのことも、結婚のことも、恋愛のことも
正直言ってなにひとつわからないことだらけだなと
今は思っています。
ただ、この半年間ずっとずっと心に持ち続けてきた言葉があります。
大好きな赤毛のアンの1シーンです。

「人生は遠くまで見通せるまっすぐな道のようだと思っていた。
けれど、いま思いもよらぬ曲がり角に差し掛かって
その道の向こうは何も見えなくてどんなことが待っているかわからない。
けれど、きっと一番良いものに違いないと思う」(意訳)

願いの台詞で
希望の台詞で
そして強がりの台詞。
「曲がり角の向こうを一番良いものにしていく」
という決意。

不安で、怖くて、寂しくて、泣きそうになる瞬間もあるけれど
確かなことは、どんな状況がこの先待っていても
わたしはその場所で楽しく、正直に、生き続けるということです。
幸い素晴らしい仲間がいます。
この1年は、これまで生きてきてもっとも素晴らしい1年でした。
どうぞ、これからもよろしくお願いいたします。
 
住吉美紅
 
 

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シーン31

のんべさんの劇的世界vol.012「LIFE」終了しました!
まだわたしにとって未開拓のひとり芝居、ひとりインプロの世界
とても刺激的で、勉強になりました!

プロローグ
シアトル出身さるのイチローによる全部英語のプロローグ。
わたしにもわかる優しい英語でよかったです。
パペットにこんなに表現力があるなんてびっくり。
特に「LIFE is long」のときの動きが細かくてすごいなと思いました。

戦う男
シャドーボクシング中心のマイム。
通勤電車から戦場へと繰り出す男の一日。
初めて観たときは気付かなかったのだけど
切符を出して、改札を通って、階段を昇って…
と、あたりまえだけど細かい!
フィクションを作るということは、ノンフィクションとはちがって
ゼロから細かい動き…わたしたちが何気なく見て、過ごしてしまう動作までも作らなくてはならないのですよね。
ドキュメント畑の人間としては、この気配りに感服です。
アルツハイマーの歌がすごく印象にのこりました。

人生にBGMを
日常の何気ない動作を、即興でBGMに乗せてドラマチックに描く。
サウンドトラックのゲームに近いかな。
山口百恵の「絶体絶命」で贈る「着替え」
ターミネーターのBGMで贈る「コンビニで買い物」など。
即興なのに、しっかりと曲の緩急に合わせてオチがついて、完成度の高さは流石のんべさんと思いました。
今回の現場では、何度も世代差の話が話題に上ったのだけど
リアルタイムでは知らない映画も、こうしてBGMだけでもイメージができているのって、すごい。
で、話に出たのですが、日本の映画でそういう代表的なBGMってあまりないですね。
ジブリ以外。
でもありそうな気もする。
聴いたら「あー」ってなりそう。

犬と散歩
マイム作品。
以前さくパンを観た時も思いましたが、ひとつのマイム作品を作るためには、
壁とか、歩き方とか、ボールとか、いくつものマイムの技術が必要で
ひとつを習っていっぱいいっぱいのわたしにはとてもまねできないことだなと思います。
基本は同じなのかもしれませんが…それにしても。
観客がみて「いまこうしているんだ」と思うのと、演者がみせようとしているものが言葉を介さずに通じてるってすごいなと思うのです。
台詞がないというのは、やっぱり呼吸一つ一つが大事で
普段台詞を言っていて/聴いていて気付かないけれど、
息はこんなにも物を言うんですね。気をつけたいです。

即興ひとり芝居
お客さんから一文字の漢字をもらって、そこからインスピレーションで出てきた世界から物語をつむぐ。
いや、自分もやっているのですが、即興ってすごいなと思いました。
まず、漢字からイメージを作れるのがすごい。
「秋→木が傾いて落ち葉が落ち、それに火をつける→焼き芋」
とか、瞬時に作っていけるのがすごい!
マイムとは打って変わっていっぱいしゃべるコーナーなのですが
複数人のインプロとはちがって、互いの勘違いで起こる偶然の産物が面白さにつながるということがないわけで
全部ひとりで作っていかないといけないんですね。
それがもう、すさまじいことだなと思うんです。

涙鬼
「泣いた赤鬼」がマイムになったかんじ。
あれって、結構地味なというか、勧善懲悪ではない繊細なストーリーだと思うんですね。
それを、言葉を封じて、仮面で表情まで封じて伝えきるというのが信じられないことでした。
でも、仮面が楽しそうにも、悲しそうにも、さびしそうにも見えて
これは仮面じゃないのではと思う瞬間が多々ありました。
赤鬼と青鬼ふたりの人物が出てくるのですが、片方ずつの動きをクロスフェードさせた構成もとても良かったです。


お客さんから「物」をもらって、そこからでてくる思い出から個性を見つけ出してその「物」になって歌うという。
まず、「文鎮」とか「信号機」とか言われて
そこから面白いエピソードがちゃんとでてくるというのがすごい。
「ごきげんよう」だって、サイコロどの目が出ても大丈夫な用意の仕方してると思うのに。
やっぱりこれは経験の差と、それに気付ける感受性と、もちろん話力と。
そしてそれを歌にする、自分の中のストックと。
学ぶところがいっぱいありました。

極悪非道衛門 見参!
日本一の極悪人、極悪非道衛門が、宣教師を助けてやる話。
わたしは時代物が得意ではないのでよく知らないのですが
殺陣がものすごく決まっててかっこよかったです。
トリともあって、台詞回しも動きも大迫力でした。
特に、日本刀を「刺す」という動作は初めて見ました。
かっこいいです!!

エピローグ
プロローグの和訳から。
昨日も書きましたが、わたしこれを聴くたびに
「ああ、仕事がんばろう」って思いました。
人生は舞台。
主役は、自分。
さあ、幕が開く。
そのタイトルは「LIFE」。

ほんとうに感動しました。
何度観てもすばらしかったです。観るたびに発見がありました。
このような素敵な機会を与えてくださったのんべさん、ありがとうございました。

シーン28

夜はひさびさにモーティブ行ってきました。
わたしのリクエストで、エモリプに向けたトレーニングをミカミさんにしてもらいました。
いろいろなWSで感情を使うことの重要性を感じることが多かっったので、すごくためになった。
わたし自身も今日はものすごく感情を出せた気がする。
だいすきな仲間との稽古なので、変に気取らずに感情が爆発できた。
何処へ行ってもこんな風に弾けられたらまた脱皮できそう。
がんばりたいな。

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