今夜は中秋の名月ですね。
広い範囲でお天気はいいみたい。
山から昇るお月様を見る事が出来そうです。
子供の頃、私の実家では母がお月見団子を作りました。
ゴルフボールほども有る大きなまん丸のお団子を三角に重ねて盛って、
すすきの穂や梨,柿、りんご、ブドウや栗。サツマイモなどの秋の味覚をお供えします。
普通の日には一度に食べられないいろいろな果物がテーブルにいっぱい乗りました。
それが嬉しかった。
ごちそうの並ぶ日は特別の日でしたね。
そう云う意味でお節句は楽しい行事でした。
私の母は昔の人らしく節句の御祝いは忘れずしていましたよ。
そして、
翌朝になると、
母は少し固くなったお月見のお団子を5ミリほどにスライスして、
炊きたてのご飯の上に並べます。
蓋をしておくとご飯の湯気で団子が柔らかくなるのです。
団子が混じったご飯に少し醤油をかけて食べるのが大好きでした。
なつかしいな、
お団子ご飯。
大人になってからうちもお団子そうやって食べたよと云う人に会った事が有りません。
こんな事をするのは私の実家だけだったのでしょうか。
あんなに美味しい物を皆さん知らないのだったら可愛そうヾ(@^(∞)^@)ノ
なんちゃって、
今の人はいろいろ美味しい物にあふれている世界にいるから、
只のお米だけのご飯はご馳走とも思わないのでしょう。
団子も上新粉で作ってあるので米でしょ、
米の中に米の団子を入れただけの事。
でもそれが美味しいのです。
私にとったらおふくろの味の一つかもしれませんね。
お月見の夜にはいつも翌朝の団子ご飯を思い出します。
写真は今朝の太陽です。
少し霧がかかっていたのでこんな色になりました。
ミステリアス・サン
ですね、( ̄▽+ ̄*)
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