おはようございます。
今日も暑くなりそうですね。
お空に雲の姿が見えません。
夜になってもせみが鳴き、こおろぎの声を掻き消す勢いです。
ふつうなら、キリギリスが家の中に飛来して、そろそろ秋の気配を感じる頃なのに。
今年は虫が少ない、って言ってた友の言葉は本当かもしれない。
さて、今日は古代小麦の話しをしましょう。
先月、遊びに来てくれた東京方面のお友達が、スペルト小麦をお土産に持ってきてくれました。
スペルト小麦ってなに？
私はこの小麦のことをまったく知らなかったので、さっそくネットで調べてみると、古代小麦の事でした。
私達が現在、普通に使っている小麦の原種にあたる古代穀物で、９０００年以上前から栽培されていそうですよ。
９０００年って、すごいよね。
旧約聖書にも、この小麦がヨーロッパの各地で使われていた事が記されているらしいです。
最高の穀物と書いてありました。
「スペルト小麦の驚異」と題してこんな記事が出ています。
結構すごい事があいてあるので、
そのまま抜粋させていただきます、次の通りです。
「古代小麦であるスペルトは、人為的な加工が全く加えられていませんので、完璧な自然食品といえま
す。スペルトは普通小麦とは構造が違うので、栄養上重要なふすまや胚芽が製粉工程の間で除去される
ことはありません。スペルト小麦に含まれている重要な栄養は製粉作業スペルト麦畑中に除去される
ことなく小麦粉へと加工されます。また、スペルト小麦の高い水溶性によって、含まれている栄養は、
身体へと素早く吸収されます。つまり、それらの栄養素はわずかな消化作業によって、体のすみずみの
組織に利用されます。
スペルト小麦は最良の食物繊維の供給源であり、大量のＢ17(抗癌物質)や多くのポリ不飽和脂肪を含ん
でいます。このような理由から、スペルト小麦は病気の治療にも評価され使用されています。ドイツの
Knostanz地方にある大手の病院では、スペルト小麦を多くの病気治療の補助手段として使用していま
す。特に、疱疹とAIDS(エイズ)のような慢性の感染症、また神経の病気(例えばパーキンソン病やアルツ
ハイマー病)、骨の病気、関節炎、癌の治療薬剤および抗生物質の副作用に良い治療効果を示していると
のことです。スペルト小麦は身体を保温し滑らかにする効果があり、栄養価の高い驚くべき穀物なので
す。さらに、スペルト小麦はこのような身体に対する効果だけでなく、独特のナッツ風味があり大変おいしいのが大きな特長です。」
w川・o・川w
こいつはすごい。
○○ちゃん、こんなにすごいものを教えてくれてありがとうね。
ちょうどつれ合いが、小麦粉をとらないダイエットを始めていたので、なかなか使えずに居たのですが、スペルト小麦に関する情報をえて、使ってみる機会がやっと訪れました。
今朝、初めて３００ｇの粉で捏ねてみましたが、普通の小麦粉より、手にべたつく感じです。
グルテンフリーではないとありますが、普通の粉よりグルテンは少なめなのかな、
２０世紀初頭の頃より、「多収」「安定」「良質」の目的で、スペルト小麦は人為的に品質改良され、
現在の小麦粉になったのだそうですが、それゆえに「小麦アレルギー」を発症する人が出てきたという
のですから、不思議といえば不思議ですね。
品質改良されたはずなのに、アレルギーを生み出すなんて。
改良と言われていますが、実は「多収」や「安定」と言うコンセプトは、どちらかと言うと生産者の立場から見て良いのではないでしょうか。
人間の体の組織のため、とかエネルギー源としての観点から考えていなかったのでしょうかね。
２０世紀初頭といえば、資本主義が大いに台頭していた時代ですから、
産業革命以降の生産拡大、資本増強の時代の流れには、人間性の消失と言う盲点があったのですが、
小麦もその流れに飲まれていったと言う事なのでしょうか。
なにはともあれ、
現在でもこの古代小麦が、絶えることなく栽培され、
むしろ健康の為の食材である事が、調査研究によって判明し、
改めてその良さが見直されているのは大変結構な事です。
興味のある方は、スペルト小麦で検索してみてくださいね。
いろいろと、すごい情報がいっぱい出てきますよ。
今朝、捏ねた生地は今冷蔵庫で休んでいます。
明日の朝焼くつもりです。
どんなパンが出来るか、明日の報告をお楽しみに・・・・・・・
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