珪素はこの宇宙に存在する元素の1つで、別名シリコン。
地球上では酸素についで2番目に多い元素で、自然界では土や岩などに含まれる鉱物(ミネラル)の一種です。
ちなみに宇宙全体では一番多いのが水素、地球の大気中に最も多く含まれるのが酸素、地殻に最も多く含まれるのがケイ素です。
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内海 聡さんのblogより
ケイ素
近年、健康や美を保つ成分として、「シリカ」(=ケイ素)に注目が集まっています。実はアマービレにもシリカに関係したお風呂があります。とても気持ちいいわけですが、シリカは化学的には二酸化ケイ素であり、最も安定した化学物質の一つとして、石英(水晶)、砂や珪砂(ガラス)などのなっています。また、我々のとっているミネラルにも人体にもシリカは存在しており、特に毛髪や爪や骨などに多いとされています。
アメリカの「フラミンガム研究」によると、ケイ素(シリカ)の摂取量と骨密度 (BMD) に密接な関係があります。骨密度が高ければ骨の痛みも出にくいですし、なにより姿勢にも関係します。研究では2846人の食生活を調べ、ケイ素摂取量が多いほど、大腿骨頚部のBMDが高いという結果が報告されています。シリカの骨粗鬆症予防に対する効果が期待されているわけです。
シリカは歯のエナメル質を固くすることで虫歯を予防する効果もあります。シリカはコレステロールが血管に付着することを防ぎ、動脈硬化を予防する効果もあるといわれています。放射能等のセシウムはミネラルに属しますが、ケイ素はミネラルを吸着します。脂溶性の毒でないですがセシウムも脂肪に蓄積するので、脂溶性毒の排泄にも役立ちますし放射能の解毒にも役立ちます。
ケイ素やシリカは昆布やハマグリ、ゴマ、パセリ、玄米、大豆などに多く含まれています。サプリも売られているがやはり自然物からとったほうが、他の意味でも都合いいことは間違いないでしょう。ただ現在の食品にはほかの栄養素同様ケイ素も少ない傾向があるようです。ケイ素はこの世界の中ではかなり重要なミネラルであり、なくてはいけないものですがまたありすぎても困ります。
シリカを多く含む食品としては植物性が多いようです。
(100g中に含まれているシリカの含有量、ネットより抜粋)
・キビ 500mg
・小麦 160mg
・トウモロコシ 20mg
・玄米 5mg
・ジャガイモ 200mg
・あお海苔 62mg
・ワカメ(茎) 6.2mg
シリカは微少元素ですので多くとりすぎる必要はありません。しかし現代人は昔と比べても、シリカが足りないかもしれません。だからうちでもシリカ製剤は扱っているわけですね。ケイ素系の水溶性剤はあまり使わないので、高いですが長持ちするのが特徴です。うちでもいろんな料理に少しずつ使います。
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ケイ素をまだ知らない方もいらっしゃるかなとおもうので参考までに
楽しく自分らしく生きる源になりますように