「かなり、多いんです」
「かなり、すごいんです」
「かなり、大きいんです」

「かなり」って、どれくらいでしょう?
お友達との会話でニュアンスは伝わっても、文章の読み手には伝わりません。

数字で表すことができればベターですが、正確な数字を出すことができなければ、軽い感じでも良いので、何かしら例えを入れるようにしましょう。
そうすることで、読み手はイメージすることができます。

「両手に持ちきれないほど、多いんです」
「そこにいた全員が声をあげて驚くくらい、すごいんです」
「大人が見上げるくらい、大きいんです」


何が、ということはわからなくても、ニュアンスは伝わりますよね。
簡単な「かなり」で済まさず、なるべく具体的に書く練習をしましょう。


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illustrated by AkihisaSawada