ライターの先輩について、取材に行くようになったとき、取材相手にする質問の数は、「まず20個」と学びました。
取材時間にもよりますが、取材内容に対して、20個の質問なんて、すぐに出ます。

慣れてきたら、「質問は40個」と言われました。
40個は、けっこう大変だった気がします。
これで、知らない人に向けて、「何を質問するか」を鍛えられました。

次に言われたのが、「質問を一つだけ」でした。
私は、「?????」
ですが、私はこれのおかげで取材が好きになりました。

1つ質問をする。
相手がそれに答えてくださる。
その答えの中から、次の質問を見つけ、相手が楽しく答えられるように質問を続けていく。


もう、これが楽しくて楽しくて。
取材をうまく進める質問を一つだけ。
今も、私はこのスタイルです。

書籍のインタビューは、目次があるので、もっと楽ですね。
著者も、本を作るために真剣に話してくださいますから、話が途切れることは、ほとんどありません。

あー、こうやって書いてたら、次の取材が楽しみになってきた!(笑)


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ドキドキ


illustrated by AkihisaSawada