久々のライターシリーズです。

ライターって、どんな媒体にしろ手抜きをしようと思えばどうにでもできてしまう仕事です。そして一般にはわかりにくい。(もちろんプロにはわかりますよ)
だからこそ自分に厳しくないと、というか、プロ意識が高くないとできない仕事です。

例を上げればキリがないですが、取材に行かなかくても適当に調べて取材記事を書いてしまうこともできるし、映画を観なくても映画評を書くこともできてしまうからです。

先輩ライターに、これが上手い人がいました。
ギャラがあまりにも安いからと、取材を電話とメールで済ませてしまうんです。
まぁ、これはある程度取材に慣れたライターでないと無理ですが。

人物取材なら、取材相手のことを調べる。
物の取材なら、その商品のことを調べる。


ライターの仕事はメインの「書く」ことよりも、「調べる」ことの方が大事な時が多々あるので、この「調べる」部分で手を抜くと後が大変なことになります。

「書く」技術は向上しても、「調べる」部分で手を抜いていたらライターとしての成長はないと、肝に銘じておく必要があります。
そうでないと、ライターとして生き残っていくことはできません。


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