まずDTP(Desktop publishing)とは、書籍や雑誌、新聞などの商業印刷物の編集に際して、デザインやレイアウトなど、印刷の前段階までの作業をパソコンを使って行うことをいいます。(Wikipediaより)

ライターが必ずしもDTPの知識を持っていなくてはいけないということはありませんが、「あるにこしたことはない」と言うライターの先輩もいます。ちなみに私はかじった程度で戦力にはなりません。

それでも知識はないよりあった方が、自分の書いた原稿が今どういう工程にあるのか、媒体になった時にどんな感じに仕上がるのかを予測できます。
それにデザインやレイアウトが変更になった時に、自分の原稿はどのように書きなおせばいいかも容易に想像がつきますし、書き直しもスムーズにいきます。

あと、何かの作品が完成するまでは自分も含めてチームプレイなので、自分の作業範囲だけではなくて、他のスタッフの作業内容についても知っていることで、お互いに配慮しながら作業を進めることができると考えています。

まぁ、ライターが口を挟む領域ではないので、あくまで気持ちです、気持ち。自分が書いた文章が表に出るまでにはたくさんの人の手を通るということを忘れないでいたいです。


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