「ライターになるために、何を勉強したらいいですか?」

という質問もよくいただくんですが、これもまた私にとっては難しい質問で^^;
私自身はライターになることを目標にしてこなかったので、特別な勉強はしていません。
他のライターさんはライター養成学校などを卒業されている方もいるので、そういう方に聞かれる方が参考になると思います。

随分昔に出版社でアルバイトをする機会があり、その時に編集、校正、テープ起こしの勉強をしました。実際やりながら学んだものもあるし、テープ起こしは通信教育で200時間ほどの課題をこなしました。
今は私がテープ起こしをすることはほとんどありません。外注ライターさんにお願いしています。私が出した課題、200時間をこなしたベテランさんばかりです。

私のところに、

「テープ起こしの仕事をください」
「テープ起こしを教えてください」

と、時々言ってくる人がいますが、

「200時間分、練習してもらいますよ」

と言うと、ほとんどお返事がありません(笑)
まぁ、本当に200時間も必要かどうかはその人の資質もあるので何とも言えませんが、私の言葉に対する反応でやる気を見ている部分もあります。

ライターの仕事をしていく上で、テープ起こしができて得することはあっても損することはないです。特に取材時には役に立ちます。
その辺りは次に書きたいと思います。


illustrated by AkihisaSawada