難しい文章は、格調高い文章か?

 

『常に丁寧な文章を心がけているのですが、どうしても難しい文章になって

しまうようで、時々「分かりにくい」と言われます。
多少難しくても、格調高い文章でありたいと思うのですが、私の考え方は

間違っていますでしょうか?』

 

 

こんな質問をいただきました。
考え方は人それぞれなので、間違っているとも思いません。

 

私の考え方を書くとするなら、私は、ブログ内でいつも、

「文章を書く時は、分かりやすく読みやすく

と書いています。


それは読み手のためであるのはもちろん、あなたのブログや、あなたの書く

文章のファンになってもらうためなので、結局は自分のためだと思っています。

 

 

「この人に会いたい」と思ってもらえる文章か?

 

少し話がそれますが、私はその人の書く文章が好きになって、

「この人に会いたい!」と思うようになり、実際に会いに行ってお友達になった

ことが何度もあります。


逆に、ブログの交流から「会いたい」と言ってもらえて、わざわざ関東から会いに

来てくださった方もいます。

あなたの文章からも、こんなことが実際に起こるんです!

 


話を戻しますが、私の好きな作家さんの一人に曽野 綾子さんという方がいます。
たくさんの本を出されていますが、最近ではこれが有名かな?



本物の大人になるヒント―知っておきたい「良識ある人間」の考え方/曽野 綾子

¥1,365 Amazon.co.jp


この方の言葉で、
『平易でない名文はない。難しい文章はつまり悪文』
というのがあります。

 

 

「格調高く丁寧な文章にしようと、難しい漢字や四字熟語を多様する。

しかし、あまり度が過ぎると硬いイメージばかり先行して、読みにくく

親しみにくい文章になる」

 

ということです。

私もそう思いますし、慣用句や四字熟語を使う時はある程度考えて、

‘技'として使っています。
簡単な分かりやすい表現の中に、格調高さを追い求める文章の方が、

ずっと素敵ではないでしょうか。

 

 

文章シリーズをまとめたものを読みたいかたは、PDFをどうぞ

 

一気に読みたい!というかたは、こちらのページからPDFを申請してくださいね。

感想は、こちらの記事をどうぞ。