難しい文章は、格調高い文章か?
『常に丁寧な文章を心がけているのですが、どうしても難しい文章になって
しまうようで、時々「分かりにくい」と言われます。
多少難しくても、格調高い文章でありたいと思うのですが、私の考え方は
間違っていますでしょうか?』
こんな質問をいただきました。
考え方は人それぞれなので、間違っているとも思いません。
私の考え方を書くとするなら、私は、ブログ内でいつも、
「文章を書く時は、分かりやすく、読みやすく」
と書いています。
それは読み手のためであるのはもちろん、あなたのブログや、あなたの書く
文章のファンになってもらうためなので、結局は自分のためだと思っています。
「この人に会いたい」と思ってもらえる文章か?
少し話がそれますが、私はその人の書く文章が好きになって、
「この人に会いたい!」と思うようになり、実際に会いに行ってお友達になった
ことが何度もあります。
逆に、ブログの交流から「会いたい」と言ってもらえて、わざわざ関東から会いに
来てくださった方もいます。
あなたの文章からも、こんなことが実際に起こるんです!
話を戻しますが、私の好きな作家さんの一人に曽野 綾子さんという方がいます。
たくさんの本を出されていますが、最近ではこれが有名かな?
本物の大人になるヒント―知っておきたい「良識ある人間」の考え方/曽野 綾子
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この方の言葉で、
『平易でない名文はない。難しい文章はつまり悪文』
というのがあります。
「格調高く丁寧な文章にしようと、難しい漢字や四字熟語を多様する。
しかし、あまり度が過ぎると硬いイメージばかり先行して、読みにくく
親しみにくい文章になる」
ということです。
私もそう思いますし、慣用句や四字熟語を使う時はある程度考えて、
‘技'として使っています。
簡単な分かりやすい表現の中に、格調高さを追い求める文章の方が、
ずっと素敵ではないでしょうか。
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