タイ美食旅(10)人生最高クラスの仰天美味!バンコクのレストラン「Sra Bua」(スラブア) | 世界を旅するラブレター

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「アラサー・独身・彼氏ナシ」現代女性の三重苦を背負ったバックパッカーが、さらに「住所不定・休職」をステータスに加え、世界一周に旅立ちます。

お元気ですか?

 

朝はぜんぜんやる気が出ないのに、夜になると作業が捗る

ミギー(夜行性)です。

 

朝型人間のほうが真人間という風潮なのですが

どうしても朝ガッツリ仕事する!というのがしっくりこないダラ属性です。

(締め切り前だけは早朝から仕事できます。なぜなら間に合わないから・・・)

 

いつしか年齢を重ねれば、そのうち祖父母のように

強制的に朝型になるんじゃないかと期待して日々を暮らしております。

 

夜型から朝型に、劇的な変化を遂げることに成功した方がいればご連絡ください。

 

 

 

さてさて、タイ美食旅の記事も10本目です。長!

 

プーケットの朝の風景をちょいちょい撮って1本にまとめましたので

こちらの動画をご覧いただけるとうれしいわけでして。

 

Osmo mobileで撮影・編集した初作品。

DJIのアプリ、編集簡単すぎてありがたい。

 

 

 

朝食たべたあとに、ローカルマーケットを歩きました。

 

市場は活気があって最高ですなー。

どの国にいっても、かならず地元の市場にいくようにしている自分は大興奮でした。

 

 

 

そして、本日はいよいよ旅の終着地、バンコクへ。

 

今回もエアアジアのホットシート(前列シートで足元広め)です。ありがたい!!

 

毎回たのしみにしている機内食は・・・

 

チキンライスと、マンゴースティッキーライス!(いずれも2回目)

 

もちろん完食であります。

 

次はなに食べようかなーと

機内の機内食パンフレット見るのが習慣になりつつあるレベル。

 

何度も言うけど、本当にアツアツのごはんってありがたいですよ。

飛行機のなかでこのクオリティのものが、

コンビニ弁当価格で食べられるってすごいことだと思います。

 

コンビニでなにか買って搭乗するのもいいですが

長距離移動(タイー日本とか)のときは、

事前に機内食オーダーしとくのもおすすめですよ。

 

 

そして、バンコクに着陸したわたしたち。

 

いよいよ最後のホテルにチェックインです。

 

「Siam Kempinski Hotel Bangkok」

(サイアムケンピンスキーホテル)

 

え?

 

これ?

 

このホテル?

 

す・・・すんげぇ・・・・・

 

 

なかにいるひとが全員落ち着いている。

 

バックパッカーの宿みたいに「ひゃっはー!」みたいなノリの欧米人とかいない。

(そういうひとたち好きだけど)

 

子どもたちでさえTPOをわきまえて、品よく振舞っています。

 

むしろTPOにいちばん反しているのは、

自分の存在なのではないかと思うレベルです。

(全体的にボロ布系の服、いわゆる「たびびとのふく」を身にまとっているため)

 

ウェルカムドリンクで、レモングラスティーいただきました。

すっきりしたおいしさで夏にぴったり!と思ったので、

のちほどレモングラスティーを隣のデパートで自分用に買いました。

 

そう、このホテルはデパートの隣だからお買い物も便利なのであります。

 

 

 

PRマネージャーの女性(美しい英語…)に案内されてお部屋に。

 

OH!!!!!!

 

なんということでしょう・・・・

 

中庭には大きなプール。

 

本当、これは、盛ってるとかそういうのは抜きにして

さすがな空間で「ひゃー!」と言いまくりですわ。

 

デスクのうえには、マネージャー直筆のお手紙。

(と、このホテルの画像入りのUSBメモリまでいただきました。ブログに使ってね!とのこと)

 

そして・・・なにやらいい匂いがすると思ったら。

 

このトゥクトゥク!

チョコレートでできてるじゃないですかーーーー!

座席のうえに、一口大のチョコレートがいくつかのってるんですが

このトゥクトゥク自体が全部チョコレートでつくられています。

 

ためしにタイヤガードの端っこを食べてみたら

・・・おいしい・・・本物だわ・・・・。

 

どうにかして日本に持って帰れないか考えたのですが、

きっと自宅に帰る頃にはスクラップになっていることまちがいなしなので諦めることに。

 

 

ソファの前のテーブルには、ウェルカムフルーツとウェルカムスイーツ(マカロン)

 

あぁ・・・もう部屋から一歩も出ないまま数日すごしたい・・・

と思うレベルに、すんばらしいお部屋です。

 

なのに!

それなのに!

夕飯の時間だから外に出なくてはいけないのです。

 

名残惜しい・・・昼寝したい・・・

と思いながらレストランに向かうと・・・

 

そこはさらに言葉で形容しがたい食の世界があったのであります。

「Sra Bua By Kiin Kiin」

(スラブア レストラン バイ キンキン)
 

ミシュラン ガイドの星を獲得している

コペンハーゲンのタイ料理レストラン「Kiin Kiin」のシェフが監修しているレストランです。

 

シーズンに1回以上はこのバンコクのレストランにも訪れており

そのシーズンごとのメニューを開発・監修しているのだそうですよ。

 

ちなみに、そのシェフがこちら。

ヘンリク・イゥデ・アンデルセン

 

男前ですねぇ。

 

料理の上手な男性の魅力って、本当にすさまじいものがあります。

 

はるか昔には、この場所にはきれいな蓮の池があったそう。

なので、レストランのなかには、いたるところに蓮の池がデザインされています。

 

たしか「スラブア」という名前も「蓮の池」みたいな意味合いだったはず。

 

 

内装の洗練されっぷりも度肝を抜くレベルなわけですが、

このレストラン・・・料理が本当に驚きの連続でした。

 

海外の料理で驚きというと、おいしい!のほうではなく

むしろ逆の方面でびっくりさせられることのほうが多いわけですが。

 

たとえば、20分噛んでいても噛みきれない得体の知れない肉@モロッコとか。

ヤギ臭さを濃縮還元したような焼きそば with ひからびた人参@モンゴルとか。

 

おいしさ × クリエイティビティのすさまじさで感動したのは

海外でここのレストランが人生で初めてかもしれない。

 

 

先に言っておきますが、めちゃくちゃ高価なわけではないです。

(タイのなかでは超高級な部類ですが)

 

いまからご紹介するコース、

おひとりディナー8品、12,000円くらいで食べられます。

※お酒代、サービス料は別。

 

なので、わたしのような貧乏性な人間でも

「このクオリティだったら、1シーズンに1回食べにいきたい!」と思うわけで。

 

今度からバンコクに寄った際には必ずここで食事したいと思ってます。

そのくらい、おいしくて、おもしろくて、刺激的な時間でした。

 

 

では、本題。

 

スラブアのディナーのテーマは「食の旅」

 

前菜から、デザートに到るまでタイのいろんな地方の料理を食べ

ここにいながらにしてタイ全土を味わいながら旅できる。

 

そんな思いでつくられているそうです。

 

↓メニュー

 

最初の前菜が始まるまでにも、いろんな料理を出してくれます。

 

ワサビソースをつけて食べる「ムラン」

 

ライスクラッカー withマヨネーズ

 

おやっと思ったのは、この料理。

 

見た目にも「これ完全にタイ料理じゃないでしょ」と思ったのですが

食べてみて、アラびっくり。

 

知ってるぞ、この味。

 

サテという、よく屋台で売られているタイ風の焼き鳥があるんですが

そのサテをスラブア流にアレンジしたものなんだそう。

 

鳥の皮を平べったくしたものに、ソースを固めたものを乗せて。

ソースは冷たく、皮はパリッとしていて、まろやかな味わいのなかに香ばしさがあります。

 

でもちゃんとタイ料理!の味なのです。

 

 

 

グラスの器に浮かべられた蓮の花に、ツナを入れたもの。

どの料理もかなりのこだわりを感じる演出です。

 

フォアグラに、ジンジャーとプラムで作ったソースを泡状にして添えてます。

 

そして・・・次の料理なんて・・・

煙すんごく出ちゃってるんですよー!

フローズン・レッドカレー(ロブスター入り)です。

 

器の下側に、ドライアイスが入っていて、そこに水を加えることで

ぐわーーーっとこんな感じになるわけです。

 

もうテーブルのうえが、

美輪明宏さまのコンサート会場みたいになってます。

 

どこからか美輪明宏さまが登場されても、もはや驚かない

むしろそれが自然とすら思えるレベルの体験が続きます。

 

 

もちろん、味も申し分ないどころか

料理の世界でクリエイティビティを発揮したらどうなるのか、というのを

目と口と、なにより体全体で感じることができるレストランでございました。

 

ちなみに、デザートも2皿出るんですが

これはバナナケーキ。

 

もうひとつのが

写真なくて申し訳ないことに・・・

 

レゴブロックが出されたんです。

 

レゴですよ。

レゴ。

 

幼少のころ、みなさんが遊んだレゴ。

 

ちょっと待ちなさいよ、と。

レゴは口に入れて遊んではいけません、って言われたじゃない?

 

と思っていたら、

レゴブロックが並べられたシートのうえに

実はレゴじゃなくて、レゴと同じカタチをしたゼリーが紛れているんだそう。

 

いや・・・もう・・・お酒入ってるし、お店暗いし

どれがレゴで、どれがレゴ型デザートなのかわからんじゃないですか。

 

 

目を凝らして、レゴなのか、レゴ型のデザートなのかを判別して口に運ぶ。

「ガリッ」といわなければ正解です。

 

最後の最後にロシアンルーレットみたいな遊び心。

 

 

ぜひ、みなさまもレゴデザート食べてみてください。

(シーズンごとに変更されるらしいので、もしかしたらもうないかも?ですが)

 

 

全8品(+いろんなお皿が出ます)で

ディナーの時間は4時間くらいかかりました。いろんな演出があるしね。

 

なので、時間に余裕のあるときにお出かけになるといいですね。

タイ国内外の食通たちが集うお店らしいですよ(納得)

 

タイ国内でつくられている珍しいワインもあるので、

それらをたのしんでみるのもおすすめです!(4本くらい開けた)

 

 

そんなわけで、最後の夜は驚きとおいしさでふけていったのでありました。

 

 

「Sra Bua By Kiin Kiin」

(スラブア レストラン バイ キンキン)

営業時間:

0:00 PM ~ 3:00 PM、6:00 PM ~ 11:00 PM (年中無休) 

住所:

991 Rama 1 Road, Bangkok, Thailand

電話番号:

+66 (0) 2 162 9000

 

 

長々続いてきたブログも次回でラストですー!

タイのおすすめのお土産をご紹介します。

 

 

読んでくれてありがとう!またねー。

 

 

I’m still alive , and i love u.

 

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